二次創作
コメントでリクエストお願いします!「カラピチ空想物語(短編)」
[紫亜様リクエスト]ゆあん✕なおきり✕恋愛
主人公|なおきり
最近、ゆあん君の様子がおかしい。ずっと僕に着いてくるんだ。僕は別に気にしてないんだけど・・・。ゆあん君の身体が心配だ。なんか病気かな?でも、別に悪いところは無いって言ってたから、ストレスの関係かもしれない。ゆあん君は19歳だから、色々ある歳かもしれない。
なおきり:「ねぇゆあん君、ストレスあるの?」
ゆあん君が漫画を読んでいるところを質問すると、ゆあん君が勢いよく漫画を閉じて、顔を赤くして質問を返してきた。
ゆあん:「[小文字]なお兄が心配してくれた![/小文字]いっいや、ストレスはないよ。あっでっでも、最近なな◯きが食べられないのがちょっと不安・・・。」
あぁそっか。近所にあったコンビニが潰れちゃったし、最近みんな忙しくて外に行けないことが多くなったから、それで様子がおかしかったんだ。
なおきり:「そっか。じゃあ今度一緒になな◯き買ってくる?」
ゆあん :「いっ一緒に・・・買う!今行く?」
今とは言ってないけど・・・そんなに食べたいなら一緒に行ってもいいな。今なら丁度用事もないし。
なおきり:「今から支度するから、ゆあん君も支度して待っててね。」
ゆあん :「わかった!!」
ガタッと立ち上がって、一瞬で図書室から出て行ったゆあん君。そんなに楽しみなのかな・・・?
もふ :「うるさーい!」
あっもふ君いたんだ。てっきりトイレにいるのかと思った・・・。
なおきり:「ゆあん君お待たせ〜。」
ゆあん :「ぜんっっぜん待ってない!行こ!!」
わーゆあん君の目がなな◯きとポピー・・・ん?なんでポピーなんだろう。はっもしかして、ゆあん君もポピーが好きになったとか!?(んなわけ。)
なおきり:「僕はポ◯チ買おっかな。」
ゆあん :「俺もなな◯きとポ◯チ買う!!」
なんで?なんでゆあん君もポ◯チ買うの?別にいいけど・・・。
店員さん:「ありがとうございました〜。」
店から出てすぐにゆあん君はなな◯きを食べた。そしたら、近くにいた女性達が、こっちをチラチラ見てきた。
女性C :「ねぇ、あの人ゆあん君に似てるね。なな◯き食べてるし。」
女性D :「わかる。隣りにいる人誰?」
まずい。ゆあん君の赤い目が目立ってしまった。帽子を被って下を向いてなな◯きを食べているからギリギリ良かったが、少しでも前を見ていればゆあん君だとバレていただろう。
なおきり:「[小文字]ゆあん君、もうちょいなな◯き食べるの我慢して。[/小文字]」
ゆあん :「なんで?」
よかった、ゆあん君の地声が低くて。
なおきり:「[小文字]カラピチだってバレちゃうから、家の近くで食べよう。[/小文字]」
ゆあん :「っっっ!!わかった。」
どうしたのかな?っていうか、ゆあん君の耳に近過ぎた。それで驚いたのかな。
心のなかでごめん、と謝り、早足で帰った。
いつもより遠い道のりだけど、早く帰ることをずっと思っていたら、短い道に見えた。
ゆあん :「たっただいま!」
なおきり:「はああ。」
じゃぱぱ:「どったの?」
あっじゃぱぱさんだ。帰ってきてたんだ。昨日と一昨日は、泊まりで、スタッフと撮影の準備をしていたけど、今日は帰ってきたんだ。
なおきり:「からぴちリスナーさんに出くわしちゃって、バレるところだった。」
じゃぱぱ:「えっマジで!?大丈夫だった?」
ゆあん :「うん。なお兄が言ってくれたから大丈夫。」
うっそれはそうだけど・・・なんだか恥ずかしい。
じゃぱぱ:「そっか、良かった。あっお風呂入る?今は誰も入らないって。」
そうなんだ。じゃあ入ろっかな。
ゆあん :「俺もなお兄と一緒に行く!」
なおきり:「いいよ。支度終わったら先に入ってるね。ゆあん君の方が早いと思うけど。」
ゆあん :「[小文字]一緒に入りたかった・・・[/小文字]分かった。」
ゆあん君、さっきから小言が多いな。本当に大丈夫かな?まぁ、本人は大丈夫だって言ってたから、いっか。
お風呂の支度をして、浴場に向かうとすでにゆあん君がいた。
なおきり:「えっ先入ってて良かったのに。」
ゆあん :「ひっ一人は寂しいから。」
・・・ゆあん君、19歳だよね?
なおきり:「あったまるうう。」
ゆあん :「久しぶりの湯うううう。」
あっそっか。ゆあん君、最近撮影とかで忙しくて、2日に1回位しかシャワー浴びれない時が多かったから、お湯に浸かるのは久しぶりなのか。
風呂から上がり、自分の部屋に戻ろうとすると、ゆあん君が僕の部屋に入りたいと言った。いいよ、と言いゆあん君を部屋に入れた。
ゆあん :「あっありがとう。」
なおきり:「答えられなかったらいいんだけど、どうして僕の部屋なの?」
ゆあん君は、少し顔を赤らめた。
ゆあん :「なお兄に話があるんだ。」
話?話ってなんだろう。
ゆあん :「ダメなのは分かってるんだけど・・・あのね・・・俺、[太字]なお兄のことが好きなんだ。[/太字]」
なおきり:「・・・え?」
好・・・き?僕の、ことが?ゆあん君が?どうしてだろう・・・。あぁ、だから最近様子がおかしかったんだ。
ゆあん :「もちろん、なお兄があんまり理解できないのはわかってるんだけど、一応言っておきたくて。ごめんね、突然。」
なおきり:「いっいや別に。大丈夫だよ。」
ゆあん :「お願いなんだけど・・・これからも、カラピチのメンバーとして、俺のこと[漢字]思[/漢字][ふりがな]想[/ふりがな]ってくれる?」
・・・きっと、ゆあん君の「思う」は、「想う」と一緒なんだろう。
なおきり:「わかった。僕も今まで気付けなくてごめんね。」
ゆあん :「なお兄が謝ることじゃないもん!」
ゆあん君は、僕のことを気にかけてくれているんだと思う。自分を責めないようにって。
ゆあん君は問題児だけど、やっぱり優しいんだ。
あれから数週間が経った。ゆあん君は、いつも通り接してくれている。時々、子供みたいにわがままになることがあるけど、シェアハウスではこんな感じだ。
そして、今僕は固まっています。色々な感情が身体全体に広まってます。
のあ :「うーん誰が壊したんだろう・・・。」
たっつん:「えーと・・・なお兄、元気出せよ。」
えと :「バカなの?これ、結構貴重なんだよ?戻るわけないじゃん。」
たっつん:「たっ確かに。」
るな :「そういえば、さっきからじゃぱぱさんとゆあん君、見かけてませんね!」
のあ&たっつん&えと:「え?」
・・・もしかして、じゃぱぱさんとゆあん君が?
ゆあん :「ねぇ、これバレない?」
じゃぱぱ:「バレないバレない。あっ、あっち行く?」
ゆあん :「行けるかな・・・先行ってよ。」
じゃぱぱ:「分かった・・・えい!」
ゆあん :「あっ!」
ドンッ!
じゃぱぱ:「いてて・・・。」
ガチャ
たっつん:「なんや!!」
のあ :「え!?じゃぱぱさん、ゆあん君!?どうしたのその格好!」
じゃぱぱ:「あっ・・・えっと。」
うり :「土付いてるけど・・・やっぱりもしかして・・・」
のあ :「二人が・・・」
るな :「なおきりさんの花瓶を思いっきり割ったんですね!!」
えと :「るなさん、そんな大きい声は・・・。」
るな :「あっ。」
もふ :「じゃっぴとゆあん君は、なおきりさんの花瓶を直すのと花瓶のお金を払ったらいいじゃん。」
たっつん:「花瓶、いくらだったん?」
何円だったっけ・・・確か・・・
なおきり:「2つ2万位だったから、1つ1万位かな。」
じゃぱぱ:「1万・・・うーん・・・。」
ゆあん :「・・・分かった。なお兄、本当にごめんなさい。」
もふ :「はぁ・・・で、なんで壊したの?」
じゃぱぱ:「花瓶の近くでじゃれ合ってたら、体制崩して花瓶にあたって。それで割っちゃったんだ。」
のあ :「そもそも、玄関でじゃれ合うこと自体おかしいんですけどね。」
じゃぱぱ:「う・・・。」
確かに玄関でじゃれ合うことはおかしいけど、わざとではないと思う。しかも、玄関なら大丈夫だと思った僕にも責任がある。僕の注意が足りなかったんだ。
なおきり:「お金は大丈夫だよ。」
ゆあん :「っでも・・・なお兄の割っちゃったし。もう完全には直らないじゃん・・・。」
ゆあん君の瞳がうるうるしている。自分のせいだと責めているのだろう。それは、僕にとっても嫌だ。
なおきり:「本当に大丈夫。通販でも買えるものだし。」
のあ :「なおきりさんが言ってるから、なおきりさんの言う通りにした方がいいんじゃない?」
どぬく :「壊しちゃったんだから、本人が言ったことは聞いたほうがいいと思う。」
ゆあん :「うっ・・・ぅぅっ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・!」
なおきり:「分かった、分かったから。泣かないで。」
じゃぱぱ:「ごめんねなお兄!本当にごめん!!」
なおきり:「本当に大丈夫。ね?」
ゆあん :「・・・頑張って直す・・・。」
ん・・・僕の花瓶って複雑だから、直せるかな?それなら自分で買った方がいいけど・・・。
えと :「直せないと思うから、お金出し合って買えばいいじゃん。」
うり :「確かに。なお兄は?」
なおきり:「僕は大丈夫だけど・・・。」
たっつん:「5000円出し合って買うなら、ええんちゃう?」
なおきり:「そうだね。そうすれば手間もかからないし。」
あれからは色々と話し合って、じゃぱぱさんとゆあん君がお金を出し合って花瓶を買い直してくれた。その花瓶は少し大きくて、ポピーが沢山入れる。
ゆあん君は毎日のように謝ってきたけど、流石に僕も申し訳なくなってきたからもう大丈夫だと言い、仲直りをした。
まだまだゆあん君は問題児だけど、いつもお世話になっている。たまにゆあん君のお母さんが、料理の食材を持ってきてくれて、その野菜がとても美味しい。
まだまだ、カラピチは続いてゆく。ゆあん君という問題児と、個性豊かなメンバーと共に。
主人公|なおきり
最近、ゆあん君の様子がおかしい。ずっと僕に着いてくるんだ。僕は別に気にしてないんだけど・・・。ゆあん君の身体が心配だ。なんか病気かな?でも、別に悪いところは無いって言ってたから、ストレスの関係かもしれない。ゆあん君は19歳だから、色々ある歳かもしれない。
なおきり:「ねぇゆあん君、ストレスあるの?」
ゆあん君が漫画を読んでいるところを質問すると、ゆあん君が勢いよく漫画を閉じて、顔を赤くして質問を返してきた。
ゆあん:「[小文字]なお兄が心配してくれた![/小文字]いっいや、ストレスはないよ。あっでっでも、最近なな◯きが食べられないのがちょっと不安・・・。」
あぁそっか。近所にあったコンビニが潰れちゃったし、最近みんな忙しくて外に行けないことが多くなったから、それで様子がおかしかったんだ。
なおきり:「そっか。じゃあ今度一緒になな◯き買ってくる?」
ゆあん :「いっ一緒に・・・買う!今行く?」
今とは言ってないけど・・・そんなに食べたいなら一緒に行ってもいいな。今なら丁度用事もないし。
なおきり:「今から支度するから、ゆあん君も支度して待っててね。」
ゆあん :「わかった!!」
ガタッと立ち上がって、一瞬で図書室から出て行ったゆあん君。そんなに楽しみなのかな・・・?
もふ :「うるさーい!」
あっもふ君いたんだ。てっきりトイレにいるのかと思った・・・。
なおきり:「ゆあん君お待たせ〜。」
ゆあん :「ぜんっっぜん待ってない!行こ!!」
わーゆあん君の目がなな◯きとポピー・・・ん?なんでポピーなんだろう。はっもしかして、ゆあん君もポピーが好きになったとか!?(んなわけ。)
なおきり:「僕はポ◯チ買おっかな。」
ゆあん :「俺もなな◯きとポ◯チ買う!!」
なんで?なんでゆあん君もポ◯チ買うの?別にいいけど・・・。
店員さん:「ありがとうございました〜。」
店から出てすぐにゆあん君はなな◯きを食べた。そしたら、近くにいた女性達が、こっちをチラチラ見てきた。
女性C :「ねぇ、あの人ゆあん君に似てるね。なな◯き食べてるし。」
女性D :「わかる。隣りにいる人誰?」
まずい。ゆあん君の赤い目が目立ってしまった。帽子を被って下を向いてなな◯きを食べているからギリギリ良かったが、少しでも前を見ていればゆあん君だとバレていただろう。
なおきり:「[小文字]ゆあん君、もうちょいなな◯き食べるの我慢して。[/小文字]」
ゆあん :「なんで?」
よかった、ゆあん君の地声が低くて。
なおきり:「[小文字]カラピチだってバレちゃうから、家の近くで食べよう。[/小文字]」
ゆあん :「っっっ!!わかった。」
どうしたのかな?っていうか、ゆあん君の耳に近過ぎた。それで驚いたのかな。
心のなかでごめん、と謝り、早足で帰った。
いつもより遠い道のりだけど、早く帰ることをずっと思っていたら、短い道に見えた。
ゆあん :「たっただいま!」
なおきり:「はああ。」
じゃぱぱ:「どったの?」
あっじゃぱぱさんだ。帰ってきてたんだ。昨日と一昨日は、泊まりで、スタッフと撮影の準備をしていたけど、今日は帰ってきたんだ。
なおきり:「からぴちリスナーさんに出くわしちゃって、バレるところだった。」
じゃぱぱ:「えっマジで!?大丈夫だった?」
ゆあん :「うん。なお兄が言ってくれたから大丈夫。」
うっそれはそうだけど・・・なんだか恥ずかしい。
じゃぱぱ:「そっか、良かった。あっお風呂入る?今は誰も入らないって。」
そうなんだ。じゃあ入ろっかな。
ゆあん :「俺もなお兄と一緒に行く!」
なおきり:「いいよ。支度終わったら先に入ってるね。ゆあん君の方が早いと思うけど。」
ゆあん :「[小文字]一緒に入りたかった・・・[/小文字]分かった。」
ゆあん君、さっきから小言が多いな。本当に大丈夫かな?まぁ、本人は大丈夫だって言ってたから、いっか。
お風呂の支度をして、浴場に向かうとすでにゆあん君がいた。
なおきり:「えっ先入ってて良かったのに。」
ゆあん :「ひっ一人は寂しいから。」
・・・ゆあん君、19歳だよね?
なおきり:「あったまるうう。」
ゆあん :「久しぶりの湯うううう。」
あっそっか。ゆあん君、最近撮影とかで忙しくて、2日に1回位しかシャワー浴びれない時が多かったから、お湯に浸かるのは久しぶりなのか。
風呂から上がり、自分の部屋に戻ろうとすると、ゆあん君が僕の部屋に入りたいと言った。いいよ、と言いゆあん君を部屋に入れた。
ゆあん :「あっありがとう。」
なおきり:「答えられなかったらいいんだけど、どうして僕の部屋なの?」
ゆあん君は、少し顔を赤らめた。
ゆあん :「なお兄に話があるんだ。」
話?話ってなんだろう。
ゆあん :「ダメなのは分かってるんだけど・・・あのね・・・俺、[太字]なお兄のことが好きなんだ。[/太字]」
なおきり:「・・・え?」
好・・・き?僕の、ことが?ゆあん君が?どうしてだろう・・・。あぁ、だから最近様子がおかしかったんだ。
ゆあん :「もちろん、なお兄があんまり理解できないのはわかってるんだけど、一応言っておきたくて。ごめんね、突然。」
なおきり:「いっいや別に。大丈夫だよ。」
ゆあん :「お願いなんだけど・・・これからも、カラピチのメンバーとして、俺のこと[漢字]思[/漢字][ふりがな]想[/ふりがな]ってくれる?」
・・・きっと、ゆあん君の「思う」は、「想う」と一緒なんだろう。
なおきり:「わかった。僕も今まで気付けなくてごめんね。」
ゆあん :「なお兄が謝ることじゃないもん!」
ゆあん君は、僕のことを気にかけてくれているんだと思う。自分を責めないようにって。
ゆあん君は問題児だけど、やっぱり優しいんだ。
あれから数週間が経った。ゆあん君は、いつも通り接してくれている。時々、子供みたいにわがままになることがあるけど、シェアハウスではこんな感じだ。
そして、今僕は固まっています。色々な感情が身体全体に広まってます。
のあ :「うーん誰が壊したんだろう・・・。」
たっつん:「えーと・・・なお兄、元気出せよ。」
えと :「バカなの?これ、結構貴重なんだよ?戻るわけないじゃん。」
たっつん:「たっ確かに。」
るな :「そういえば、さっきからじゃぱぱさんとゆあん君、見かけてませんね!」
のあ&たっつん&えと:「え?」
・・・もしかして、じゃぱぱさんとゆあん君が?
ゆあん :「ねぇ、これバレない?」
じゃぱぱ:「バレないバレない。あっ、あっち行く?」
ゆあん :「行けるかな・・・先行ってよ。」
じゃぱぱ:「分かった・・・えい!」
ゆあん :「あっ!」
ドンッ!
じゃぱぱ:「いてて・・・。」
ガチャ
たっつん:「なんや!!」
のあ :「え!?じゃぱぱさん、ゆあん君!?どうしたのその格好!」
じゃぱぱ:「あっ・・・えっと。」
うり :「土付いてるけど・・・やっぱりもしかして・・・」
のあ :「二人が・・・」
るな :「なおきりさんの花瓶を思いっきり割ったんですね!!」
えと :「るなさん、そんな大きい声は・・・。」
るな :「あっ。」
もふ :「じゃっぴとゆあん君は、なおきりさんの花瓶を直すのと花瓶のお金を払ったらいいじゃん。」
たっつん:「花瓶、いくらだったん?」
何円だったっけ・・・確か・・・
なおきり:「2つ2万位だったから、1つ1万位かな。」
じゃぱぱ:「1万・・・うーん・・・。」
ゆあん :「・・・分かった。なお兄、本当にごめんなさい。」
もふ :「はぁ・・・で、なんで壊したの?」
じゃぱぱ:「花瓶の近くでじゃれ合ってたら、体制崩して花瓶にあたって。それで割っちゃったんだ。」
のあ :「そもそも、玄関でじゃれ合うこと自体おかしいんですけどね。」
じゃぱぱ:「う・・・。」
確かに玄関でじゃれ合うことはおかしいけど、わざとではないと思う。しかも、玄関なら大丈夫だと思った僕にも責任がある。僕の注意が足りなかったんだ。
なおきり:「お金は大丈夫だよ。」
ゆあん :「っでも・・・なお兄の割っちゃったし。もう完全には直らないじゃん・・・。」
ゆあん君の瞳がうるうるしている。自分のせいだと責めているのだろう。それは、僕にとっても嫌だ。
なおきり:「本当に大丈夫。通販でも買えるものだし。」
のあ :「なおきりさんが言ってるから、なおきりさんの言う通りにした方がいいんじゃない?」
どぬく :「壊しちゃったんだから、本人が言ったことは聞いたほうがいいと思う。」
ゆあん :「うっ・・・ぅぅっ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・!」
なおきり:「分かった、分かったから。泣かないで。」
じゃぱぱ:「ごめんねなお兄!本当にごめん!!」
なおきり:「本当に大丈夫。ね?」
ゆあん :「・・・頑張って直す・・・。」
ん・・・僕の花瓶って複雑だから、直せるかな?それなら自分で買った方がいいけど・・・。
えと :「直せないと思うから、お金出し合って買えばいいじゃん。」
うり :「確かに。なお兄は?」
なおきり:「僕は大丈夫だけど・・・。」
たっつん:「5000円出し合って買うなら、ええんちゃう?」
なおきり:「そうだね。そうすれば手間もかからないし。」
あれからは色々と話し合って、じゃぱぱさんとゆあん君がお金を出し合って花瓶を買い直してくれた。その花瓶は少し大きくて、ポピーが沢山入れる。
ゆあん君は毎日のように謝ってきたけど、流石に僕も申し訳なくなってきたからもう大丈夫だと言い、仲直りをした。
まだまだゆあん君は問題児だけど、いつもお世話になっている。たまにゆあん君のお母さんが、料理の食材を持ってきてくれて、その野菜がとても美味しい。
まだまだ、カラピチは続いてゆく。ゆあん君という問題児と、個性豊かなメンバーと共に。