- 閲覧前にご確認ください -

この作品はBL(ボーイズラブ)要素を含みます。苦手な方はご注意ください。
また、登場するレシピはフィクションであり、実際に作ることを推奨しているわけではありません。このレシピを真似して食べたことによる責任は一切負いませんので、ご了承ください。

文字サイズ変更

卵、チョコ、カレールー、爆発、そして恋

#1


「まず、この卵をレンジで加熱します!」
アオイは自信満々に言いながら卵をレンジに入れる。その顔に浮かぶ笑顔が眩しくて、ユウキは一瞬、視線をそらしてしまう。アオイの明るさが、どうしても心の中に響いてくる。

「それ爆発しない?」
ユウキが心配そうに言うと、アオイはにっこりと笑って答える。
「大丈夫だよ、ユウちゃん。心配しすぎだって!」
その笑顔に、ユウキは思わず胸が高鳴るのを感じた。でも、どうしてもその気持ちに正直になれなくて、無理に冷静を装う。

「でも、君のやることって、毎回予測できないし…」
ユウキは苦笑しながら言うが、心の中ではアオイのことをもっと深く信じたいという気持ちが渦巻いていた。

レンジがチンと鳴る音とともに、アオイが卵を取り出す。「次に、この板チョコを入れます!」
「え、それカレールーじゃないの?」
ユウキが驚いた顔で言うと、アオイはやや挑戦的な笑みを浮かべて、チョコを手に取る。
「カレールーじゃなくてチョコだよ!ユウちゃんも、僕の料理を信じてみてよ。」
その言葉に、ユウキは心の中で少しドキドキしてしまう。アオイの無邪気さに、どうしても心が揺れるのだ。

アオイは楽しそうにチョコを砕きながら、時折ユウキに向けてにこやかに微笑む。その顔を見るたび、ユウキの胸が熱くなっていくのを感じていた。
「ほら、もうすぐ完成だよ!」
アオイが満面の笑顔で言ったその瞬間、ユウキはもう言葉を失った。目の前に広がったのは、卵とチョコ、そしてカレールーがごちゃ混ぜになった、奇妙でカオスな料理だった。

「何このモザイクかかった料理…」
ユウキは思わず呆れて言ったが、アオイは顔を真剣にして、ユウキに料理を差し出す。
「ユウちゃん、食べてみて!きっと美味しいから!」
その言葉に、ユウキは少し驚いて目を見開く。
「いや、無理だろ…」
「だめだよ、食べないと!」
アオイはあまりにも楽しそうに言いながら、無理にユウキの手を取る。ユウキはその手の温もりに、ちょっとだけ心が動いた。

「一緒に食べようよ…僕が作った料理、君にも食べてもらいたいんだ。」
アオイの声が、少し甘く響く。その言葉にユウキは、どうしても断れない気がした。
「だから、無理だって…」
ユウキは顔を赤くしながらも、結局その料理を一口食べてしまう。

一口食べた瞬間、ユウキはしばらく固まった。
「こ、これは…」
アオイはその顔にニコニコと笑いながら言った。
「どう?意外に美味しいでしょ?」
その無邪気な笑顔が、ユウキの心に突き刺さる。

ユウキは顔を赤くし、もう一口食べてみる。「…うん、意外に美味しいな。」
その言葉をアオイは嬉しそうに受け取った。
「でしょ?ユウちゃん、気に入った?」
「う、うるさいな…気に入ったよ。」
ユウキは照れ隠しにふるまうが、アオイの嬉しそうな顔を見ると、胸の中で何かがこみ上げてきた。

「でもさ、君って本当に素直だよな。」ユウキは少し照れくさそうに言う。
アオイはその言葉に思わず顔を赤くして、ちょっと目をそらした。「僕、君に褒められたの、初めてだよ。」
その言葉に、ユウキは胸がきゅっと締めつけられるような気持ちになった。

「そ、そんなことないだろ。」ユウキは慌てて顔を背けるが、アオイはそんなユウキをじっと見つめる。その瞳が、どこか少し真剣で、ユウキの胸に不安定な感情を引き起こす。

「ユウちゃん…僕、君ともっといろんなことを一緒にしたいな。」
アオイのその一言が、ユウキの心を揺さぶった。
「だから、次は一緒に別の料理も作ろう?君と一緒なら、きっと楽しいだろうから。」
アオイは少し照れながら言うが、その顔にはやっぱり真剣な色があった。

ユウキはその言葉を受け止め、少しだけ頷いた。「…ああ、次も一緒に作ろうな。」
その一言に、アオイは嬉しそうに微笑んだ。その笑顔に、ユウキは自分でも気づかないうちに、もう心を奪われていた。

作者メッセージ

ご覧いただき、誠にありがとうございます。この物語を執筆する際、少しユーモアを交えたシーンを描きたくなり、実際に私自身が経験した出来事を元にしました。実は、私もかつて「卵をレンジで温めてみよう」と思い立ち、実際に試した結果、卵が爆発し、レンジが故障してしまいました。その際、卵の中身がレンジの壁に張り付くという予想外の事態が発生しました。

そのため、こちらのレシピを真似して実際に試すことは、絶対にお勧めいたしません。加熱時間や温度に十分ご注意いただき、万が一試される場合は、全て自己責任でお願い申し上げます。私のようにキッチンを破壊しても責任は一切負いかねますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

それでは、引き続き本作をお楽しみいただけましたら幸いです。

月影

2025/03/24 21:36

月影 ID:≫ 5iUgeXQ3Vbsck
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 1

コメント
[2]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL