心を失った少女 年明けのニューイヤーゲーム編
[大文字]おまけ 撮影終了! 打ち上げに焼肉いこうぜ![/大文字]
《本編とは一切関係ありません! キャラたちのメタ茶番をお楽しみください!》
「あ゙〜、撮影終わった〜、雅〜飯食いに行こうぜ?」
蘭はウ〜ンと大きな伸びをしながら雅に話しかけた。雅も乗り気で、意気揚々と答える。
「いいねそれ! 瑠璃もどう?」
雅は友達の瑠璃に話しかける。実は、撮影ではサイコパスとして振る舞っていた瑠璃は割とおとなしめな性格なのだ。瑠璃は少し控えめに答えた。
「え、いいの? やったぁ、ありがと、雅。蘭さん、私焼肉行きたい」
瑠璃は大好きな焼肉を提案した。蘭も、特にどこで打ち上げするかは決めていなかったため、即その案を採用する。
「焼肉いいな! 美空と闇男も来るかー?」
忘れかけていた残りのメンバーにも声を掛ける。するとまぁ、お約束どうりお怒りの答えが返ってくるわけで。美空と闇男は二人して声を揃えて
「「当たり前だろうが!」」
と、大声で怒鳴るその様子を見て雅はカラカラと、陽気な声で笑った。
「あっはは、ふたりとも相変わらずだね〜w 美空、もうちょっと口調よくしたほうがいいよ?」
美空に口の悪さを指摘すると、
「あたしはこれでいいんだよ、もともとヒロインなんて性に合わねぇし」
と、作者も驚きの返答をした。
「おいおい、俳優が廃れるぞw」
すかさず闇男が突っ込む。
「ホントはサイコパス役に回りたかったんだよ」
またもや爆弾発言。
「あ゙〜あ、私と役が逆だったら良かったのに……」
瑠璃は人材ミスを嘆く。
「「まじそれなw」」
蘭と闇男は口を揃えて共感した。
「お腹すいた〜、早く焼き肉いこ〜?」
雅はタイミングよくお腹を鳴らす。蘭はその様子に苦笑する。
「分かったってw 相変わらず食い意地貼ってるよなぁ、なんで心を失ったってゆう設定のキャラ演じられるんだかw」
そして、彼ら五人はその後もくだらない雑談をしながら、楽しく焼肉しましたとさ、ベンベン(W)
「さぁ〜て、こっからはNG集でも見返すかぁ〜!」「「「「お〜!」」」」
〜NG集〜
(こっからはAIが書いてます☆ 今のAIはすごいね! これはちょっとって思ったやつは改変してあります)
正しいシーン
(やべぇ……!)
息が辛い。心臓の鼓動が耳の中で響いている。
──このままではダメだ。他のなにかで相手の意表を突かなければ。だが、どうすれば。
蘭は心のなかで頭を抱える。表情も苦々しい。じんわりと汗が滲み出る。
迷シーン(現場ver.)
(やべぇ……!)
息が辛い。心臓の鼓動が耳の中で響いている。
蘭は心のなかで頭を抱える。表情も苦々しい。じんわりと汗が滲み出る。
(このあとの展開なんだっけーーー!!!!!!???)
監督(即カット!)
「カットカット! 蘭くん、心の声が完全に素になってるよ! “このあとの展開なんだっけ”って現場の声だよ!」
美空「蘭さん、緊迫感ゼロになってる〜!」
雅「“やべぇ……! ”からの“展開なんだっけ”は反則でしょ!」
闇男「蘭、台本忘れ芸が板についてきたな!」
『溺れ死ぬ』「現場で一番素直なの蘭だからな!」
『毒のある』「俺も今度、心の声で“セリフ忘れた”って言ってみるか?」
正しいシーン
『反射』「キャァァァァァ!!!??目が、目がぁぁぁ!!!」
『反対』「ぐおぉ、げっほごっほ、けむりがごほっごほ、うぎぎ〜許せなごっほごほっ!」
雨によって煙は濃くなりやすい状況だった。更に閃光玉も雨粒や煙に反射し、なおのこと輝いていたため、中にいた二人は災難だろう。
迷シーン(現場ver.)
『反射』(完全に棒読み)「キャァァァァァ目が、目がぁぁぁ(棒)」
『反対』(同じく棒読み)「ぐおぉ、げっほごっほ、けむりがごほっごほ、うぎぎ〜許せなごっほごほっ(棒)」
雨によって煙は濃くなりやすい状況だった。更に閃光玉も雨粒や煙に反射し、なおのこと輝いていたため、中にいた二人は災難だろう。
監督(即カット!)
「カットカット! 二人とも感情ゼロ!パニックシーンが完全に棒読みコントになってるよ!」
雅「やる気どこいったの!? 受ける〜w」
瑠璃「迷シーンどころか、NG集の名物だよ!」
ホントのシーン
(雨が降ると煙のたぐいは普段より濃くなる。前は煙の量が多すぎて動けなかったが、今回は好都合! 足元に投げようとすれば、自動的に、遠くに投げるって行動に置き換えられる!!)
良し、これなら行けそうだと推測した蘭は闇男に向かって話しかけた。
蘭「おい! 火水度さん! 作戦AKS!」
闇男「っ了解! AKSだな!」
迷シーン(現場ver.)
(雨が降ると煙のたぐいは普段より濃くなる。前は煙の量が多すぎて動けなかったが、今回は好都合!)
蘭(勢いよく)「おい! 火水度さん! 作戦[大文字]AKB[/大文字]!」
闇男(即ツッコミ)「っ了解! AKSな!」
監督(爆笑しながら)「カットカット!蘭くん、作戦名アイドルグループになってるよ!AKBじゃなくてAKS!」
美空(手を叩いて笑う)「作戦名が急にアイドルフェスになってる〜!」
雅(涙目で爆笑)「“AKB”って、どんな作戦!? 踊るの!?」
正しい状況
蘭は、辛い表情を見せ始める。
迂闊に火でも放てば魔法を使われ雅たちに当たってしまう。
パンチも蹴りも効かない。ハッタリしか方法はないが、そんな事ができるほど蘭に技量はない。
そんな中、止んでいた雨がまた降り出してきてしまった。
迷シーン(現場ver.)
蘭は、辛い表情を見せ始める。
迂闊に火でも放てば魔法を使われ雅たちに当たってしまう。
パンチも蹴りも効かない。ハッタリしか方法はないが、そんな事ができるほど蘭に技量はない。
そんな中、止んでいた雨がまた降り出して………………こなかった。
蘭(戸惑いながら)「あ、あれ? なんで??」
監督(即カット!)「カットカット! 雨、降ってないよ! スタッフさん、天候演出どうなってるの!?」
美空(爆笑しながら)「蘭さん、めっちゃシリアスなのに“あれ? なんで? ”って素すぎる〜!」
雅(手を叩いて笑う)「雨待ちの蘭さん、可愛すぎるよ!」
本来の台本
アポジット(高笑いしながら)「あっはは、《アポジット》! そんなの効かないよ〜だ!」
(蘭の動きが逆転し、拳で殴ろうとしたはずが、自分の顔面を殴ってしまう)
迷シーン(現場ver.)
アポジット(同じく高笑い)
「あっはは、《アポジット》! そんなの効かないよ〜だ!」
(蘭、逆転のはずが…なぜかアポジットの顔面を思い切り殴る)
アポジット(素で驚く)「え、ちょっ…!?」
監督(即カット!)「カットカット! 蘭くん、逆転してるのに普通にアポジット殴っちゃダメだよ!ルール無視しすぎ!」
蘭(手を押さえながら)「ごめん、逆転の逆転ってどういうことだっけ!? 勢いで殴っちゃった!」
美空(爆笑しながら)「蘭さん、逆転ギミック全部無視してる〜!」
雅(手を叩いて笑う)「“自分を殴る”はずが“相手を殴る”って、逆転しすぎでしょ!」
闇男(肩を揺らして)「蘭、アクションだけは本気だな!」
本来の台本
蘭は思考を巡らせる。相手の名前から、予測される反撃を導き出す。
『反射』なら、こちらの攻撃を跳ね返す能力か?
それに対して、『反対』はなんだ? 反対……。行動が逆になる? わかんねぇな。
蘭は、試行錯誤をするのが得意な方ではない。凡人より少しマシぐらいの予測しかできない。それに、基本即断即決。なんとこの間たったの三秒で──
迷シーン(現場ver.)
蘭(真剣な顔で思考中)
「……逃げるに越したことはねぇ! (やべぇセリフ完全に忘れたーー!!)」
監督(即カット!)「カットカット! 蘭くん、完全に素が出てるよ! “やべぇセリフ忘れた”って思いっきり声に出てるから!」
美空(爆笑しながら)「蘭さん、即断即決すぎるでしょ! 頭脳戦どこいったの!?」
雅(手を叩いて笑う)「“やべぇセリフ完全に忘れた”って、台本に書いとこうか?」
闇男(肩を揺らして)「蘭、アドリブ力だけは天才級だな!」
瑠璃(くすくす)「次は“セリフ忘れ担当”って役職作ろうか?」
通常シーン
そんな中、止んでいた雨がまた降り出してきてしまった。特に大したことのない、普通の雨だったが、蘭は目を見開く。
(…………!! あれはっ!!)
おそらく、常に魔法を行使しているのだろう。『反対』たちに向かっていくはずの雨粒が、すべて跳ね除けられている。
迷シーン(現場ver.)
そんな中、止んでいた雨がまた降り出してきてしまった。特に大したことのない、普通の雨だったが、蘭は目を見開く。
(…………あれは………………)
おそらく、常に魔法を行使しているのだろう。『反対』たちに向かっていくはずの雨粒が、[大文字]傘によって[/大文字]すべて跳ね除けられている。
監督(即カット!)「カットカット! 傘って! 魔法感ゼロだよ! 現場に普通のビニール傘出てきてる!」
蘭(吹き出しながら)「いや、魔法で雨粒弾くって聞いてたのに、傘で物理的に防いでるだけじゃん!」
美空(爆笑)「“すべて跳ね除けられている”って、ただの傘じゃん!」
雅(手を叩いて笑う)「現代っ子の魔法使い、装備がリアルすぎるよ〜!」
闇男(肩を揺らして)「魔法の傘、最強説!」
瑠璃(くすくす)「次は“魔法のレインコート”も出してみようか?」
その様子を見て、蘭は「ふっ」と微笑んだ。
たとえ、血がつながっていなくとも、雅は蘭の娘。この景色を、守って見せる。蘭の中で、勇気が湧き出す。
蘭(決意を込めて)「っし、やってやらァ!」
蘭は拳をガツンと打ち合わせる。そして、その拳に炎をまとわせた――
蘭(突然絶叫)
「いってぇぇぇ!!!??? アチィぃぃぃぃよぉぉぉぉ!?!?!?!?」(迷ゼリフ)
監督(即カット!)「カットカット!蘭くん、炎で自爆しちゃダメだよ!感動シーンが一瞬でギャグに!」
美空(爆笑しながら)「“アチィぃぃぃぃよぉぉぉぉ!?”って、決意どこいったの〜!」
雅(手を叩いて笑う)「蘭さん、守る前に自分が燃えてるよ!」
闇男(肩を揺らして)「蘭、炎の使い方、練習しとこうな!」
(こっからは作者のアドリブです)
蘭「やっぱ何度見てもサイコーだわw」
雅「特に今さっき見」
蘭「あ〜〜〜あ〜〜〜あ〜〜〜!!! 聞こえねぇ!!! 俺は何も聞いてねぇぇぇぇ!!!!」
闇男「反応しまくるの草、っつーか、NGシーン見ようぜって提案したのお前だろw ホントおもしれぇやつだなぁw」
『反対』&『反射』「私たちは特に[何故か私の顔面ぶん殴ってきた]やつかな〜? 痛かったけど笑えたw なんで魔法の効果受け付けないの?? w」
『溺れ死ぬ』「俺は魔法の傘のやつw めっちゃ現代的で笑った」
『毒のある』「俺は [やべぇ、このあとの展開なんだっけーーー!!???] ってやつw あるあるで草」
《本編とは一切関係ありません! キャラたちのメタ茶番をお楽しみください!》
「あ゙〜、撮影終わった〜、雅〜飯食いに行こうぜ?」
蘭はウ〜ンと大きな伸びをしながら雅に話しかけた。雅も乗り気で、意気揚々と答える。
「いいねそれ! 瑠璃もどう?」
雅は友達の瑠璃に話しかける。実は、撮影ではサイコパスとして振る舞っていた瑠璃は割とおとなしめな性格なのだ。瑠璃は少し控えめに答えた。
「え、いいの? やったぁ、ありがと、雅。蘭さん、私焼肉行きたい」
瑠璃は大好きな焼肉を提案した。蘭も、特にどこで打ち上げするかは決めていなかったため、即その案を採用する。
「焼肉いいな! 美空と闇男も来るかー?」
忘れかけていた残りのメンバーにも声を掛ける。するとまぁ、お約束どうりお怒りの答えが返ってくるわけで。美空と闇男は二人して声を揃えて
「「当たり前だろうが!」」
と、大声で怒鳴るその様子を見て雅はカラカラと、陽気な声で笑った。
「あっはは、ふたりとも相変わらずだね〜w 美空、もうちょっと口調よくしたほうがいいよ?」
美空に口の悪さを指摘すると、
「あたしはこれでいいんだよ、もともとヒロインなんて性に合わねぇし」
と、作者も驚きの返答をした。
「おいおい、俳優が廃れるぞw」
すかさず闇男が突っ込む。
「ホントはサイコパス役に回りたかったんだよ」
またもや爆弾発言。
「あ゙〜あ、私と役が逆だったら良かったのに……」
瑠璃は人材ミスを嘆く。
「「まじそれなw」」
蘭と闇男は口を揃えて共感した。
「お腹すいた〜、早く焼き肉いこ〜?」
雅はタイミングよくお腹を鳴らす。蘭はその様子に苦笑する。
「分かったってw 相変わらず食い意地貼ってるよなぁ、なんで心を失ったってゆう設定のキャラ演じられるんだかw」
そして、彼ら五人はその後もくだらない雑談をしながら、楽しく焼肉しましたとさ、ベンベン(W)
「さぁ〜て、こっからはNG集でも見返すかぁ〜!」「「「「お〜!」」」」
〜NG集〜
(こっからはAIが書いてます☆ 今のAIはすごいね! これはちょっとって思ったやつは改変してあります)
正しいシーン
(やべぇ……!)
息が辛い。心臓の鼓動が耳の中で響いている。
──このままではダメだ。他のなにかで相手の意表を突かなければ。だが、どうすれば。
蘭は心のなかで頭を抱える。表情も苦々しい。じんわりと汗が滲み出る。
迷シーン(現場ver.)
(やべぇ……!)
息が辛い。心臓の鼓動が耳の中で響いている。
蘭は心のなかで頭を抱える。表情も苦々しい。じんわりと汗が滲み出る。
(このあとの展開なんだっけーーー!!!!!!???)
監督(即カット!)
「カットカット! 蘭くん、心の声が完全に素になってるよ! “このあとの展開なんだっけ”って現場の声だよ!」
美空「蘭さん、緊迫感ゼロになってる〜!」
雅「“やべぇ……! ”からの“展開なんだっけ”は反則でしょ!」
闇男「蘭、台本忘れ芸が板についてきたな!」
『溺れ死ぬ』「現場で一番素直なの蘭だからな!」
『毒のある』「俺も今度、心の声で“セリフ忘れた”って言ってみるか?」
正しいシーン
『反射』「キャァァァァァ!!!??目が、目がぁぁぁ!!!」
『反対』「ぐおぉ、げっほごっほ、けむりがごほっごほ、うぎぎ〜許せなごっほごほっ!」
雨によって煙は濃くなりやすい状況だった。更に閃光玉も雨粒や煙に反射し、なおのこと輝いていたため、中にいた二人は災難だろう。
迷シーン(現場ver.)
『反射』(完全に棒読み)「キャァァァァァ目が、目がぁぁぁ(棒)」
『反対』(同じく棒読み)「ぐおぉ、げっほごっほ、けむりがごほっごほ、うぎぎ〜許せなごっほごほっ(棒)」
雨によって煙は濃くなりやすい状況だった。更に閃光玉も雨粒や煙に反射し、なおのこと輝いていたため、中にいた二人は災難だろう。
監督(即カット!)
「カットカット! 二人とも感情ゼロ!パニックシーンが完全に棒読みコントになってるよ!」
雅「やる気どこいったの!? 受ける〜w」
瑠璃「迷シーンどころか、NG集の名物だよ!」
ホントのシーン
(雨が降ると煙のたぐいは普段より濃くなる。前は煙の量が多すぎて動けなかったが、今回は好都合! 足元に投げようとすれば、自動的に、遠くに投げるって行動に置き換えられる!!)
良し、これなら行けそうだと推測した蘭は闇男に向かって話しかけた。
蘭「おい! 火水度さん! 作戦AKS!」
闇男「っ了解! AKSだな!」
迷シーン(現場ver.)
(雨が降ると煙のたぐいは普段より濃くなる。前は煙の量が多すぎて動けなかったが、今回は好都合!)
蘭(勢いよく)「おい! 火水度さん! 作戦[大文字]AKB[/大文字]!」
闇男(即ツッコミ)「っ了解! AKSな!」
監督(爆笑しながら)「カットカット!蘭くん、作戦名アイドルグループになってるよ!AKBじゃなくてAKS!」
美空(手を叩いて笑う)「作戦名が急にアイドルフェスになってる〜!」
雅(涙目で爆笑)「“AKB”って、どんな作戦!? 踊るの!?」
正しい状況
蘭は、辛い表情を見せ始める。
迂闊に火でも放てば魔法を使われ雅たちに当たってしまう。
パンチも蹴りも効かない。ハッタリしか方法はないが、そんな事ができるほど蘭に技量はない。
そんな中、止んでいた雨がまた降り出してきてしまった。
迷シーン(現場ver.)
蘭は、辛い表情を見せ始める。
迂闊に火でも放てば魔法を使われ雅たちに当たってしまう。
パンチも蹴りも効かない。ハッタリしか方法はないが、そんな事ができるほど蘭に技量はない。
そんな中、止んでいた雨がまた降り出して………………こなかった。
蘭(戸惑いながら)「あ、あれ? なんで??」
監督(即カット!)「カットカット! 雨、降ってないよ! スタッフさん、天候演出どうなってるの!?」
美空(爆笑しながら)「蘭さん、めっちゃシリアスなのに“あれ? なんで? ”って素すぎる〜!」
雅(手を叩いて笑う)「雨待ちの蘭さん、可愛すぎるよ!」
本来の台本
アポジット(高笑いしながら)「あっはは、《アポジット》! そんなの効かないよ〜だ!」
(蘭の動きが逆転し、拳で殴ろうとしたはずが、自分の顔面を殴ってしまう)
迷シーン(現場ver.)
アポジット(同じく高笑い)
「あっはは、《アポジット》! そんなの効かないよ〜だ!」
(蘭、逆転のはずが…なぜかアポジットの顔面を思い切り殴る)
アポジット(素で驚く)「え、ちょっ…!?」
監督(即カット!)「カットカット! 蘭くん、逆転してるのに普通にアポジット殴っちゃダメだよ!ルール無視しすぎ!」
蘭(手を押さえながら)「ごめん、逆転の逆転ってどういうことだっけ!? 勢いで殴っちゃった!」
美空(爆笑しながら)「蘭さん、逆転ギミック全部無視してる〜!」
雅(手を叩いて笑う)「“自分を殴る”はずが“相手を殴る”って、逆転しすぎでしょ!」
闇男(肩を揺らして)「蘭、アクションだけは本気だな!」
本来の台本
蘭は思考を巡らせる。相手の名前から、予測される反撃を導き出す。
『反射』なら、こちらの攻撃を跳ね返す能力か?
それに対して、『反対』はなんだ? 反対……。行動が逆になる? わかんねぇな。
蘭は、試行錯誤をするのが得意な方ではない。凡人より少しマシぐらいの予測しかできない。それに、基本即断即決。なんとこの間たったの三秒で──
迷シーン(現場ver.)
蘭(真剣な顔で思考中)
「……逃げるに越したことはねぇ! (やべぇセリフ完全に忘れたーー!!)」
監督(即カット!)「カットカット! 蘭くん、完全に素が出てるよ! “やべぇセリフ忘れた”って思いっきり声に出てるから!」
美空(爆笑しながら)「蘭さん、即断即決すぎるでしょ! 頭脳戦どこいったの!?」
雅(手を叩いて笑う)「“やべぇセリフ完全に忘れた”って、台本に書いとこうか?」
闇男(肩を揺らして)「蘭、アドリブ力だけは天才級だな!」
瑠璃(くすくす)「次は“セリフ忘れ担当”って役職作ろうか?」
通常シーン
そんな中、止んでいた雨がまた降り出してきてしまった。特に大したことのない、普通の雨だったが、蘭は目を見開く。
(…………!! あれはっ!!)
おそらく、常に魔法を行使しているのだろう。『反対』たちに向かっていくはずの雨粒が、すべて跳ね除けられている。
迷シーン(現場ver.)
そんな中、止んでいた雨がまた降り出してきてしまった。特に大したことのない、普通の雨だったが、蘭は目を見開く。
(…………あれは………………)
おそらく、常に魔法を行使しているのだろう。『反対』たちに向かっていくはずの雨粒が、[大文字]傘によって[/大文字]すべて跳ね除けられている。
監督(即カット!)「カットカット! 傘って! 魔法感ゼロだよ! 現場に普通のビニール傘出てきてる!」
蘭(吹き出しながら)「いや、魔法で雨粒弾くって聞いてたのに、傘で物理的に防いでるだけじゃん!」
美空(爆笑)「“すべて跳ね除けられている”って、ただの傘じゃん!」
雅(手を叩いて笑う)「現代っ子の魔法使い、装備がリアルすぎるよ〜!」
闇男(肩を揺らして)「魔法の傘、最強説!」
瑠璃(くすくす)「次は“魔法のレインコート”も出してみようか?」
その様子を見て、蘭は「ふっ」と微笑んだ。
たとえ、血がつながっていなくとも、雅は蘭の娘。この景色を、守って見せる。蘭の中で、勇気が湧き出す。
蘭(決意を込めて)「っし、やってやらァ!」
蘭は拳をガツンと打ち合わせる。そして、その拳に炎をまとわせた――
蘭(突然絶叫)
「いってぇぇぇ!!!??? アチィぃぃぃぃよぉぉぉぉ!?!?!?!?」(迷ゼリフ)
監督(即カット!)「カットカット!蘭くん、炎で自爆しちゃダメだよ!感動シーンが一瞬でギャグに!」
美空(爆笑しながら)「“アチィぃぃぃぃよぉぉぉぉ!?”って、決意どこいったの〜!」
雅(手を叩いて笑う)「蘭さん、守る前に自分が燃えてるよ!」
闇男(肩を揺らして)「蘭、炎の使い方、練習しとこうな!」
(こっからは作者のアドリブです)
蘭「やっぱ何度見てもサイコーだわw」
雅「特に今さっき見」
蘭「あ〜〜〜あ〜〜〜あ〜〜〜!!! 聞こえねぇ!!! 俺は何も聞いてねぇぇぇぇ!!!!」
闇男「反応しまくるの草、っつーか、NGシーン見ようぜって提案したのお前だろw ホントおもしれぇやつだなぁw」
『反対』&『反射』「私たちは特に[何故か私の顔面ぶん殴ってきた]やつかな〜? 痛かったけど笑えたw なんで魔法の効果受け付けないの?? w」
『溺れ死ぬ』「俺は魔法の傘のやつw めっちゃ現代的で笑った」
『毒のある』「俺は [やべぇ、このあとの展開なんだっけーーー!!???] ってやつw あるあるで草」