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皆が呆然とする中聞き慣れない方言が聞こえた。関西弁…コイツは確か烏旅人



烏「…守備もゲームメイクも二流やけど…
ゴール前で点決めるコトに[漢字]能力値[/漢字][ふりがな]パラメータ[/ふりがな]全振りした肉体ってトコか…」

『…』

烏「はいはい、インストール。だいたい[漢字]理解[/漢字][ふりがな]わか[/ふりがな]ったわ。あの触角…
ほな、アウトプットといこか」



なに言ってんだコイツは。何を考えてるか全然読めねぇ…
烏にボールが渡り、潔がすかさず烏に近寄った



潔「く！？」

烏「アホが。悪いけど俺＿＿…勝てる勝負しかせぇへん主義やから」

『…(身体強すぎるでしょ)』

烏「相手の強みと戦いにいってもしゃあない…弱点狙う方が勝つ確率はハネ上がるやろ
これは汚いコトじゃなくて勝負の世界の当たり前の鉄則ちゅーコトで
潔 世一。このチームの[漢字]弱点[/漢字][ふりがな]あな[/ふりがな]はお前や」

潔「！」

烏「お前は周りにスペシャルな仲間がおったら相乗効果でレベル上がるけど
単独やと総合値は「凡」やろ」

士「なに楽しくくっちゃべってんだ！混ぜろ！」

烏「ほら、早よ止めな傷広がんでぇ？」



潔と士道の間を意図も簡単に抜けていった烏はそのままゴールを決めた



烏「お前の[漢字]弱点[/漢字][ふりがな]いたいトコ[/ふりがな]、致死量までイジり倒したるわボケ」

士「カァ♪いいね烏ちゃん」



こっちもこっちでヤバイ奴ばっかじゃねーか。これがNo.3 烏 旅人




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