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潔が入ったことにより5人組となった。
凛は私の荷物を半分持ってるから隣を私が歩いてる




「よ…よろしくね潔くん！
凛くんに指名されるなんて凄いよキミ！
あ、俺もキミのコト選ぶつもりだったよ！？
ホント！ホント！頼もしい仲間ができたなー」

「あ、ども」

「正直俺はオシャ部門で千切豹馬が欲しかった
だが、お前のバックヒールもオシャだった
歓迎するぞ潔世一」

「ありがとう…ございます」

「そんな畏まらなくても！ウェルカム･トゥ･TOP3!!
あ！調子乗って先輩風吹かせてるみたいになっちゃった！！
パワハラとか思わないでぇ！！」

「そのネガ俺のオシャで換気する」




やたらと後ろが騒がしい。特に変人2人
すると潔が後ろから凛を呼んだ




「おい、凛。教えてくれ、俺はなんでお前に負けた？」

「…あ？」

『…(うわ、めんどくさ)』

「さっきの試合…お前に勝つために俺には何が足りなかった？」

「ハッ。猿が見ても明らかだろ “ 運 „ だ」

「待ってくれよ！ “ 運 „ なんて不確定要素じゃ割り切れない…
俺は強くなるためにちゃんとした理由が欲しいんだ！」

『…(重たーい)』

「 “ 運 „ というファクターはただの偶然じゃない
望んで行動する人間にしか訪れないフィールドのアヤだ
それを理解できないお前に
勝負の世界で生きる資格はねぇよ」

「……」




凛はそう言いながら前髪をかき上げた
うわ、お兄(冴)になっちゃうってそれ




「あ、ゆ、侑ちゃんもよろしくね！」

「さすが双子。なかなかなオシャだな」

『凛、なんなのコイツら』

「元々こういう奴だからほっとけ」

『ん』




言われなくてもほっとくけどね




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