二次創作
無表情マネージャー
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潔と馬狼が食事をしに部屋から出てしばらくして千切が髪乾かすのが終わった。やっと片付けるか
『ねえ、タオルとスーツと下着類回収に来たんだけど。早くしてくんない?』
「あー、悪ぃ。ん、このスーツ俺のだっけ?」
「……知らーん」
「…さっきから何観てんの?ずっと」
「ワールドサッカーのスーパープレー動画。トラップの勉強したくてー。この人めっちゃ上手くない?真似したくなる」
「いや、お前それ ノエル・ノア だろ」
「誰?それ」
『え』
「今、世界一のストライカー」
「あらら、どーりで。マジ上手いよこの兄ちゃん」
「ぷはっ。マジかよ!本当にサッカーのこと全然知らないんだなお前。それであんな上手いとか反則だろ」
「どーも。そーいえば千切って足ケガでもしてんの?」
「あぁ、まぁな。爆弾であり相棒ってとこかな。俺の右足」
千切って何か変わったな。最初は自分のケガの話すら躊躇ってたのに。きっとあの裏切りの時に変わったんだろうな
「うへぇ。痛い?」
「今は大丈夫。まぁ、次壊れたらヤバいけど…後悔はない。その覚悟で俺は1日ずつ走ってる」
「…おぉ。かっこいいね」
「世界一になる前に倒さなきゃなんない奴が山程いるからな。つか、貸してみ凪。トラップだったら他にも色んな凄いヤツいるぞ」
「マジ?教えて教えて」
ちょっと待て。こいつら片付けはどうしたよ。千切に関しては片付けしようとしてたよな?2人して動画を観始めたかと思いきや、何やら遊び始めた。おいおい…馬狼がこれ見たら余計にキレるって
「さっきより散らかってんじゃねぇか!!!」
「よ」
「おー!靴も成功!」
「ゆ、侑ちゃん。これは一体…?」
『こっちが知りてぇわ。コイツら散らかす天才じゃん』
「えぇ…」
「何やってたんだお前ら…」
「なんか、サッカー動画観てたらやりたくなっちゃって」
「凪誠士郎なんでもトラップ選手権」
『はぁ~……』(頭抱える)
「ぷっ」
「てか、その靴俺のじゃねぇか!!」
「馬狼もやる?」
「ぷはっ、やんねーだろ笑」
らちあかねぇ…。あれから私は洗濯物を回収し颯爽と部屋を出て行った。そもそも片付けの意味履き違えてるしな
『はぁ…』
「でけぇ溜め息だな」
『あ、紫頭』
「あのな…」
『ごめんて。御影でしょ。何か用?』
「別に」
『用がないのに来たんだ』
「いや…その…」
『凪のこと?』
「!!…アイツは俺より先に進んでる」
『そだね』
「凪と世界一になるとか言ってサッカーに誘った。けど、こうなるとは思わねぇよ…」
『…それは御影だけじゃないでしょ。最初同じチームだった人達皆そうなんじゃないの。いずれはこうなる運命だったんだよ』
「運命、か…」
『御影も凪もサッカー歴半年でここに来れただけで凄いんじゃない。普通は有り得ないし』
「だよな」
『ま、そのうちまた再会できんじゃない。そん時にでもお互いちゃんと向き合えば』
「…ありがとな」
『何もしてないし』
「こっから出たら高級焼肉奢るわ。俺の好物のイチボも食わせてやるよ」
『いや、いらねぇよ』
普通のこと言っただけだし感謝された挙げ句、高級焼肉とか…さすが御曹司。てか、まじで高級焼肉とか要らねぇ……
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潔と馬狼が食事をしに部屋から出てしばらくして千切が髪乾かすのが終わった。やっと片付けるか
『ねえ、タオルとスーツと下着類回収に来たんだけど。早くしてくんない?』
「あー、悪ぃ。ん、このスーツ俺のだっけ?」
「……知らーん」
「…さっきから何観てんの?ずっと」
「ワールドサッカーのスーパープレー動画。トラップの勉強したくてー。この人めっちゃ上手くない?真似したくなる」
「いや、お前それ ノエル・ノア だろ」
「誰?それ」
『え』
「今、世界一のストライカー」
「あらら、どーりで。マジ上手いよこの兄ちゃん」
「ぷはっ。マジかよ!本当にサッカーのこと全然知らないんだなお前。それであんな上手いとか反則だろ」
「どーも。そーいえば千切って足ケガでもしてんの?」
「あぁ、まぁな。爆弾であり相棒ってとこかな。俺の右足」
千切って何か変わったな。最初は自分のケガの話すら躊躇ってたのに。きっとあの裏切りの時に変わったんだろうな
「うへぇ。痛い?」
「今は大丈夫。まぁ、次壊れたらヤバいけど…後悔はない。その覚悟で俺は1日ずつ走ってる」
「…おぉ。かっこいいね」
「世界一になる前に倒さなきゃなんない奴が山程いるからな。つか、貸してみ凪。トラップだったら他にも色んな凄いヤツいるぞ」
「マジ?教えて教えて」
ちょっと待て。こいつら片付けはどうしたよ。千切に関しては片付けしようとしてたよな?2人して動画を観始めたかと思いきや、何やら遊び始めた。おいおい…馬狼がこれ見たら余計にキレるって
「さっきより散らかってんじゃねぇか!!!」
「よ」
「おー!靴も成功!」
「ゆ、侑ちゃん。これは一体…?」
『こっちが知りてぇわ。コイツら散らかす天才じゃん』
「えぇ…」
「何やってたんだお前ら…」
「なんか、サッカー動画観てたらやりたくなっちゃって」
「凪誠士郎なんでもトラップ選手権」
『はぁ~……』(頭抱える)
「ぷっ」
「てか、その靴俺のじゃねぇか!!」
「馬狼もやる?」
「ぷはっ、やんねーだろ笑」
らちあかねぇ…。あれから私は洗濯物を回収し颯爽と部屋を出て行った。そもそも片付けの意味履き違えてるしな
『はぁ…』
「でけぇ溜め息だな」
『あ、紫頭』
「あのな…」
『ごめんて。御影でしょ。何か用?』
「別に」
『用がないのに来たんだ』
「いや…その…」
『凪のこと?』
「!!…アイツは俺より先に進んでる」
『そだね』
「凪と世界一になるとか言ってサッカーに誘った。けど、こうなるとは思わねぇよ…」
『…それは御影だけじゃないでしょ。最初同じチームだった人達皆そうなんじゃないの。いずれはこうなる運命だったんだよ』
「運命、か…」
『御影も凪もサッカー歴半年でここに来れただけで凄いんじゃない。普通は有り得ないし』
「だよな」
『ま、そのうちまた再会できんじゃない。そん時にでもお互いちゃんと向き合えば』
「…ありがとな」
『何もしてないし』
「こっから出たら高級焼肉奢るわ。俺の好物のイチボも食わせてやるよ」
『いや、いらねぇよ』
普通のこと言っただけだし感謝された挙げ句、高級焼肉とか…さすが御曹司。てか、まじで高級焼肉とか要らねぇ……
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