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インカムでヒョロ眼鏡に来てと言われて、大人しくいつもの部屋に行けばアンリさんも居た。なんか久々な気がする




『で。何この顔無しは』

「えっと、これは…ドイツのトップクラブの瞬発力強化設備を改良して作った、壁4面からランダムに発射されるボールと高画質パネルに囲まれたトレーニングルーム。そして何より、世界トップクラブのGKのデータを集結させた人工知能ホログラムGK BLUE LOCK MANシステム」

『すげ…』

「それを可能にするために、ボールにマイクロセンサーチップを埋め込み、ホログラムとの接触による物理的反発を実現したホログラフィックスポーツ技術。単刀直入に言います絵心さん。もう予算がありません」

「シャラップ、アンリちゃん」

『(予算ないってどんだけ金使ってんだよ)』




まあ、設備やらなんやらを見てたらそんな感じはしたけど…まさか予算がないとは。モニターで皆の様子を見てた時だった




「あ。そーそー、侑ちゃん」

『なに』

「侑ちゃんには、3rd STAGEの待機場に行ってもらうから」

『は？何すんのさ』

「いつもと変わんないよ。よろしくー」




あーーーもう！！！まじ扱い雑すぎない？とりあえず必要な物だけ持って待機場へ向かった




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