二次創作
無表情マネージャー
.
めんどくせぇ…。私専用の部屋からヒョロ眼鏡の居るモニタールーム兼部屋へ、お兄と会うための許可取りに来た
「なにー、侑ちゃん」
『外出許可取りに来た』
「いいよー」
『……誰と会うとか聞かないんだ?』
「どーせ兄貴の糸師冴に会うんでしょー」
『何、エスパーかなにか?』
「なワケないでしょ。さっき糸師冴から直々に侑ちゃんに会わせろって連絡が来た」
『勝手なことしやがって…』
「まあまあ。侑ちゃんと糸師冴の間に何があったかは知らないけど会ってきなよ」
『は、はあ…』
なんともあっさり…というかお兄が連絡した事によって簡単に外出許可が取れた翌日
「気をつけてね!」
『はい。行ってきます』
「!!行ってらっしゃい!」
アンリさんに見送られてブルーロックを出た。場所はお兄から位置情報が送られてきた。…さすが有名MF
「…よ。」
『話ってなに。』
「その………すまなかったな」
『…………は?』
「1年前。お前達に俺を理由にサッカーなんかするなって言ったと同時に侑がサッカーを辞めたって聞いた」
『誰に』
「母さんから聞いた」
お母さん、別に言わなくてよかったのに。確かにお兄にあの日「俺を理由にサッカーなんかすんじゃねぇ」って言われたのと同時にサッカーは辞めた
『……んなの今更何のつもり?私と凛を突き放した挙げ句謝罪とかフザけてんの?』
「フザけてねーよ。今更かもしれないけど、どうしても謝りたかった。それだけだ」
『…………そ。別にサッカー辞めたからって何もないし。どうでもいい』
「俺のせいだよな」
『さあ。どうだろうね』
「許されるとは思ってねーよ。それだけの事を言ったんだ俺は」
『もういいよ。今更怒っても何か変わるワケじゃないし。でも…』
「…でも?」
『私達からしたら唯一のお兄だし、私は許すよ。凛は許さないと思うけど』
「…そうか。ありがとな」
『別に』
「……まだ時間あるか?」
『あー、うん』
「ちょっと付き合え」
『いいけど…スペインに帰るんだよね?』
「キャンセルした」
『はい?』
「理由はまだ言えない。そのうち分かる」
1年振りに再会したお兄は、1年前に会った時より元気そうで少し安心した。あの後、お兄とご飯を食べて買い物をした。主に私の買い物だけど…こういう私に甘いとこ変わってないな
.
めんどくせぇ…。私専用の部屋からヒョロ眼鏡の居るモニタールーム兼部屋へ、お兄と会うための許可取りに来た
「なにー、侑ちゃん」
『外出許可取りに来た』
「いいよー」
『……誰と会うとか聞かないんだ?』
「どーせ兄貴の糸師冴に会うんでしょー」
『何、エスパーかなにか?』
「なワケないでしょ。さっき糸師冴から直々に侑ちゃんに会わせろって連絡が来た」
『勝手なことしやがって…』
「まあまあ。侑ちゃんと糸師冴の間に何があったかは知らないけど会ってきなよ」
『は、はあ…』
なんともあっさり…というかお兄が連絡した事によって簡単に外出許可が取れた翌日
「気をつけてね!」
『はい。行ってきます』
「!!行ってらっしゃい!」
アンリさんに見送られてブルーロックを出た。場所はお兄から位置情報が送られてきた。…さすが有名MF
「…よ。」
『話ってなに。』
「その………すまなかったな」
『…………は?』
「1年前。お前達に俺を理由にサッカーなんかするなって言ったと同時に侑がサッカーを辞めたって聞いた」
『誰に』
「母さんから聞いた」
お母さん、別に言わなくてよかったのに。確かにお兄にあの日「俺を理由にサッカーなんかすんじゃねぇ」って言われたのと同時にサッカーは辞めた
『……んなの今更何のつもり?私と凛を突き放した挙げ句謝罪とかフザけてんの?』
「フザけてねーよ。今更かもしれないけど、どうしても謝りたかった。それだけだ」
『…………そ。別にサッカー辞めたからって何もないし。どうでもいい』
「俺のせいだよな」
『さあ。どうだろうね』
「許されるとは思ってねーよ。それだけの事を言ったんだ俺は」
『もういいよ。今更怒っても何か変わるワケじゃないし。でも…』
「…でも?」
『私達からしたら唯一のお兄だし、私は許すよ。凛は許さないと思うけど』
「…そうか。ありがとな」
『別に』
「……まだ時間あるか?」
『あー、うん』
「ちょっと付き合え」
『いいけど…スペインに帰るんだよね?』
「キャンセルした」
『はい?』
「理由はまだ言えない。そのうち分かる」
1年振りに再会したお兄は、1年前に会った時より元気そうで少し安心した。あの後、お兄とご飯を食べて買い物をした。主に私の買い物だけど…こういう私に甘いとこ変わってないな
.