二次創作
無表情マネージャー
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食堂の片付けがやっと終わって、お風呂から上がってすぐ机に筆記用具とノートを広げる
『BL RANKING 274…千切豹馬。1年前に右膝前十字靭帯断裂の怪我を負いトラウマだった…今日の試合で覚醒。千切の武器は俊足…っと』
千切の速さに誰も追い付けなかったしな。この俊足を活かせばもっといけるはず
『次は…BL RANKING 265 潔世一。県大会決勝でゴールではなくパスを出した事により準決勝。潔の武器は空間認識能力……』
つい最近自分の武器に気付いたのか…?でも、毎試合先読みしてるのかそこにボールが来るって計算なのか分からないけど、必ず潔は居る…。案外使えるかもね
『次…BL RANKING 266 國神錬介。サッカー界のスーパーヒーローになると言い切る熱血系。國神の武器は利き足である左足のミドルシュート…っと』
FWにしちゃかなり良いフィジカルの持ち主。DFとしてもいけるか。でも、國神の左足のミドルシュートはかなり強い。これからもっと成長する可能性はある
『えーっと…BL RANKING 268 蜂楽廻。直感に従ってプレーする自由奔放。蜂楽の武器はドリブル…か』
確かに蜂楽のドリブルは誰も予想できないもの。パスの出し方も頭の中でイメージしてプレイしてる。サッカーでドリブルはかなり重要。でも蜂楽は自分の中にもう1人誰か居る気がするな…
『あー、わっかんねー。あ。』
こいつの存在すら忘れてわ。……ま、一応チームZのメンバーだしな。仕方ない
『BL RANKING 269 久遠渉。チームZのまとめ役だったけど、前試合で裏切りが発覚したチームZイチの問題児…。久遠の武器はジャンプ力…』
まあ、途中で相手チームがこっちの攻撃やら各々の武器やらが分かったかのようなプレイしてて違和感があったんだよな。案の定、久遠が情報を垂れ流してたんだけど…。今はもう使えないな。信用を完全に失ったし
『はぁ…。ん?』
一通りチームZの選手ノート的なのを書き終え、ふと携帯を見れば久々に見る名前がディスプレイに表示されてた
『……今更連絡かよ。クソお兄』
そう。ディスプレイに表示されてた名前は私達双子の兄である糸師冴だった。とりあえずトークを開いた
冴 [ ビザの関係で一時帰国する事になった。そん時話がある。 ]
何よ、今更連絡寄越したと思ったら話があるって。こちとらアンタと話すことなんてないっての
冴 [ 既読無視すんな ]
侑 [ アンタと話すことなんてない ]
冴 [ 頼む。 ]
『……』
こんなお兄知らない。滅多に…いや、頼み事なんてしないあのお兄が頼むって大事な話なんだろーね
侑 [ 分かったよ。いつ? ]
冴 [ 明日 ]
『…は?フザけんなタコ』
急すぎるにも程がある。とりあえずヒョロ眼鏡に外出許可取んないとな
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食堂の片付けがやっと終わって、お風呂から上がってすぐ机に筆記用具とノートを広げる
『BL RANKING 274…千切豹馬。1年前に右膝前十字靭帯断裂の怪我を負いトラウマだった…今日の試合で覚醒。千切の武器は俊足…っと』
千切の速さに誰も追い付けなかったしな。この俊足を活かせばもっといけるはず
『次は…BL RANKING 265 潔世一。県大会決勝でゴールではなくパスを出した事により準決勝。潔の武器は空間認識能力……』
つい最近自分の武器に気付いたのか…?でも、毎試合先読みしてるのかそこにボールが来るって計算なのか分からないけど、必ず潔は居る…。案外使えるかもね
『次…BL RANKING 266 國神錬介。サッカー界のスーパーヒーローになると言い切る熱血系。國神の武器は利き足である左足のミドルシュート…っと』
FWにしちゃかなり良いフィジカルの持ち主。DFとしてもいけるか。でも、國神の左足のミドルシュートはかなり強い。これからもっと成長する可能性はある
『えーっと…BL RANKING 268 蜂楽廻。直感に従ってプレーする自由奔放。蜂楽の武器はドリブル…か』
確かに蜂楽のドリブルは誰も予想できないもの。パスの出し方も頭の中でイメージしてプレイしてる。サッカーでドリブルはかなり重要。でも蜂楽は自分の中にもう1人誰か居る気がするな…
『あー、わっかんねー。あ。』
こいつの存在すら忘れてわ。……ま、一応チームZのメンバーだしな。仕方ない
『BL RANKING 269 久遠渉。チームZのまとめ役だったけど、前試合で裏切りが発覚したチームZイチの問題児…。久遠の武器はジャンプ力…』
まあ、途中で相手チームがこっちの攻撃やら各々の武器やらが分かったかのようなプレイしてて違和感があったんだよな。案の定、久遠が情報を垂れ流してたんだけど…。今はもう使えないな。信用を完全に失ったし
『はぁ…。ん?』
一通りチームZの選手ノート的なのを書き終え、ふと携帯を見れば久々に見る名前がディスプレイに表示されてた
『……今更連絡かよ。クソお兄』
そう。ディスプレイに表示されてた名前は私達双子の兄である糸師冴だった。とりあえずトークを開いた
冴 [ ビザの関係で一時帰国する事になった。そん時話がある。 ]
何よ、今更連絡寄越したと思ったら話があるって。こちとらアンタと話すことなんてないっての
冴 [ 既読無視すんな ]
侑 [ アンタと話すことなんてない ]
冴 [ 頼む。 ]
『……』
こんなお兄知らない。滅多に…いや、頼み事なんてしないあのお兄が頼むって大事な話なんだろーね
侑 [ 分かったよ。いつ? ]
冴 [ 明日 ]
『…は?フザけんなタコ』
急すぎるにも程がある。とりあえずヒョロ眼鏡に外出許可取んないとな
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