二次創作
無表情マネージャー
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千切がモニタールームから出ようとした時、潔がその足を止めた
「嘘つけ千切。他人のせいにすんなよ…本当は諦めたくないんだろ…?俺だって一緒だ…!!怖いから…終わりたくないから戦うんだよ…!!失くす覚悟のない人間に夢なんか掴めるワケない!!」
「…お前に俺の何がわかんだよ」
そう言って千切は行ってしまった。取り残された私と潔。私から言うことなんてない
「糸師さんさ…」
『その糸師って呼ぶの辞めてくんね。侑でいい』
「ごめん…」
『お前デリカシー無さすぎ』
「だよな…」
『自覚あんのかよ。まあ、確かに潔に千切の何がわかんの?あんたら出会って数週間でしょ。それを同情か何か知らないけど聞き出すのは違うんじゃない』
「侑はサッカーできるよな。前に見た」
『だったら何。もう辞めてるし』
「何でやめ…」
『それがデリカシーねぇって言ってんだよタコ』
「いや、うん。ごめん」
『年下に図星つかれてどーすんだよ』
「え、年下!?何年?」
『高1。いつか双子の兄に会うんじゃない』
「双子の兄…?」
『じゃ、モニター消しといてね。おやすみ』
「お、おう…」
あの糸師冴の妹ってのを皆が知るまで少し先の話
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千切がモニタールームから出ようとした時、潔がその足を止めた
「嘘つけ千切。他人のせいにすんなよ…本当は諦めたくないんだろ…?俺だって一緒だ…!!怖いから…終わりたくないから戦うんだよ…!!失くす覚悟のない人間に夢なんか掴めるワケない!!」
「…お前に俺の何がわかんだよ」
そう言って千切は行ってしまった。取り残された私と潔。私から言うことなんてない
「糸師さんさ…」
『その糸師って呼ぶの辞めてくんね。侑でいい』
「ごめん…」
『お前デリカシー無さすぎ』
「だよな…」
『自覚あんのかよ。まあ、確かに潔に千切の何がわかんの?あんたら出会って数週間でしょ。それを同情か何か知らないけど聞き出すのは違うんじゃない』
「侑はサッカーできるよな。前に見た」
『だったら何。もう辞めてるし』
「何でやめ…」
『それがデリカシーねぇって言ってんだよタコ』
「いや、うん。ごめん」
『年下に図星つかれてどーすんだよ』
「え、年下!?何年?」
『高1。いつか双子の兄に会うんじゃない』
「双子の兄…?」
『じゃ、モニター消しといてね。おやすみ』
「お、おう…」
あの糸師冴の妹ってのを皆が知るまで少し先の話
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