少女はデスゲームを攻略中
[斜体]野那「空音 永遠は空音 零の姉よ。死亡前に伝えていた可能性は十分あるでしょう?」[/斜体]
その言葉に対する反論はしない。だってその言葉を否定するのは私ではないから。
葬「あり得ないよ。だって僕は零ちゃんの事を疑っていたからずっと観察していたんだけど…零ちゃんは永遠ちゃんとほぼ会話を交わしていない。観念しなよ…人狼は君だろう?」
視線には気付かなかったがきっとそうだろうとは思っていた。だって彼は疑い深く、自身の考えすらもう違う性格だから。だからこそ、きっと私だけじゃない。他の全員の動きを注視していた。だから私が人狼じゃないとわかった。だから野那が疑わしいと気付いた。
野那「…なら空音 零。あなたはどう?あなたは蒼葉 葬を注視してはいなかった…彼が空音 永遠に接触して知った可能性もあるでしょう?」
葬「さっきから言いがかりもいいところだね。こんな嘘つき、早く吊ろうよ、零ちゃん。」
零「まぁ、葬が嘘をついている事を否定はできないわね。」
葬「…え、ちょっと零ちゃん?それはただの言いがかりだよ。僕は永遠ちゃんとはここで初めて出会ったし…」
野那「…人狼で味方がいるなら普通味方に会いに行ってもおかしくないでしょう?」
葬「それはそうだけど…、、、ッッ…零ちゃん、零ちゃんは僕よりこいつを信用するの?ずっと味方として接してきて、仲良くして、協力してきただろう?」
野那「…それこそ怪しい…信用を稼ぎたかっただけでしょう?」
零「…」
お互いに必死に議論で殴り合う彼等を私は、ぼんやりと見つめていた。
正直な話不毛すぎるない様だった。互いに根拠も証拠もない。ただ、ああかも知れない、こうかも知れないで殴り合い続ける2人。
人狼って感じがして面白いけれどやっぱり結論はどこまでも出ない。出る訳がない。ただより疑わしい方を吊るすだけ。
このゲームはそういう理不尽なゲームなのだから。
零「…ちなみに野那の役職は市民?」
野那「…うん、そう。市民だから証明はできない。」
葬「零ちゃんは結局こいつを信じるの?僕とずっと同じ方向を向いてやってきたでしょ?一緒に勝とうよ、零ちゃん。」
野那「…はぁ、一緒ではなくあなた1人が勝つだけでしょう?」
葬「そんな事ないよ。吊るさなければ1人勝ちするのはそっちでしょ?」
互いに必死な表情が面白いな、等とくだらない事を考えている間にいつの間にか時間は過ぎ去っていたらしく、ゲームマスターがにこにこと楽しげに口を開く。
ゲームマスター「そこまで〜。さーてと…」
ーーー投票の時間です。人狼と疑わしき人物を吊るしてください。
葬「っ、」
野那「…」
その時、鋭く野那さんがこちらを睨んだのは気のせいではないだろう。
全員が投票し終わった時、
ゲームマスター「決着がついたみたいだね〜。ではでは、」
ーーー結果を発表します。
蒼葉 葬さん 〇票
空音 零さん 一票
遥 野那さん 二票
です。その為、もっとも票数が多かった遥 野那さんが追放されます。
その言葉と同時に彼女の体が上へ引き上げられ、吊し上げられる。その瞳はどこまでも私を忌まわしげに、それでいて未知のものをみるような恐怖が奥に見えていた。
葬「よかった〜。これで僕らの勝ちだね☆」
普段の調子が戻った彼をのんびりと見つめる瞳の奥に何も映っていなかった事は誰も気付けなかった。
都合が良すぎたと、そう思えない彼はきっと何処までも騙される側の人間なんだろう。
その言葉に対する反論はしない。だってその言葉を否定するのは私ではないから。
葬「あり得ないよ。だって僕は零ちゃんの事を疑っていたからずっと観察していたんだけど…零ちゃんは永遠ちゃんとほぼ会話を交わしていない。観念しなよ…人狼は君だろう?」
視線には気付かなかったがきっとそうだろうとは思っていた。だって彼は疑い深く、自身の考えすらもう違う性格だから。だからこそ、きっと私だけじゃない。他の全員の動きを注視していた。だから私が人狼じゃないとわかった。だから野那が疑わしいと気付いた。
野那「…なら空音 零。あなたはどう?あなたは蒼葉 葬を注視してはいなかった…彼が空音 永遠に接触して知った可能性もあるでしょう?」
葬「さっきから言いがかりもいいところだね。こんな嘘つき、早く吊ろうよ、零ちゃん。」
零「まぁ、葬が嘘をついている事を否定はできないわね。」
葬「…え、ちょっと零ちゃん?それはただの言いがかりだよ。僕は永遠ちゃんとはここで初めて出会ったし…」
野那「…人狼で味方がいるなら普通味方に会いに行ってもおかしくないでしょう?」
葬「それはそうだけど…、、、ッッ…零ちゃん、零ちゃんは僕よりこいつを信用するの?ずっと味方として接してきて、仲良くして、協力してきただろう?」
野那「…それこそ怪しい…信用を稼ぎたかっただけでしょう?」
零「…」
お互いに必死に議論で殴り合う彼等を私は、ぼんやりと見つめていた。
正直な話不毛すぎるない様だった。互いに根拠も証拠もない。ただ、ああかも知れない、こうかも知れないで殴り合い続ける2人。
人狼って感じがして面白いけれどやっぱり結論はどこまでも出ない。出る訳がない。ただより疑わしい方を吊るすだけ。
このゲームはそういう理不尽なゲームなのだから。
零「…ちなみに野那の役職は市民?」
野那「…うん、そう。市民だから証明はできない。」
葬「零ちゃんは結局こいつを信じるの?僕とずっと同じ方向を向いてやってきたでしょ?一緒に勝とうよ、零ちゃん。」
野那「…はぁ、一緒ではなくあなた1人が勝つだけでしょう?」
葬「そんな事ないよ。吊るさなければ1人勝ちするのはそっちでしょ?」
互いに必死な表情が面白いな、等とくだらない事を考えている間にいつの間にか時間は過ぎ去っていたらしく、ゲームマスターがにこにこと楽しげに口を開く。
ゲームマスター「そこまで〜。さーてと…」
ーーー投票の時間です。人狼と疑わしき人物を吊るしてください。
葬「っ、」
野那「…」
その時、鋭く野那さんがこちらを睨んだのは気のせいではないだろう。
全員が投票し終わった時、
ゲームマスター「決着がついたみたいだね〜。ではでは、」
ーーー結果を発表します。
蒼葉 葬さん 〇票
空音 零さん 一票
遥 野那さん 二票
です。その為、もっとも票数が多かった遥 野那さんが追放されます。
その言葉と同時に彼女の体が上へ引き上げられ、吊し上げられる。その瞳はどこまでも私を忌まわしげに、それでいて未知のものをみるような恐怖が奥に見えていた。
葬「よかった〜。これで僕らの勝ちだね☆」
普段の調子が戻った彼をのんびりと見つめる瞳の奥に何も映っていなかった事は誰も気付けなかった。
都合が良すぎたと、そう思えない彼はきっと何処までも騙される側の人間なんだろう。