私達は日常を生きている。
朝起きて、ご飯を食べて、歯磨きをして、着替えて、仕事をこなして、ご飯を食べて、仕事をこなして、ご飯を食べて、姉と雑談して、お風呂に入って、歯磨きをして、寝る。
こんな1日の繰り返し。
でも、私はこの日常が大好きだった。
今だからこそ言える。
あなた達は日常を大切にして、生きてほしい。

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零「今日の仕事も終わりっと。」
永遠「ただいまー、零。」
零「おかえりなさい、永遠姉。」
永遠「ねぇねぇ、週末遊びに行かない？」
零「良いね。どこいく？」
永遠「えー、ーーーーとか？」
零「それならーーーも良くない？」
永遠「おー、良いね。じゃあーーは？」
零「ふふっ、良いじゃん。」
永遠「でしょー、久しぶりの休日だし全部行っちゃお！」
零「そうだね。」

こんな日常。当たり前かもしれないけど、大事な事。こんな会話により遊びに行く事が決定したのだった。

零「んー。今は5時か。起きて朝食でも作りましょうか。」

朝食はおにぎりとサラダと目玉焼きにウインナーだ。

零「こんなもんか。まだ5時半かー。何しよう。そうだ。今日は遊びに行くんだし着る服を決めよう。」

少しおしゃれな大人な感じの服を選ぶ。
そうしていると

永遠「おはよー。」
零「おはようございます。」
永遠「相変わらず起きるの早いね。」

そうやって雑談をしながら朝食を食べる。
朝食を食べ終わったら身支度をして出発だ。

永遠&零「行ってきます。」

¿¿¿？？？¿¿¿？？？¿¿¿？？？¿¿¿？？？¿¿¿？？？



ーーー行ってきます

ーーーいってきます

ーーーイッテキマス


ーーー逝ってきます


　　　　　　　　　　　　　ーーー逝ってらっしゃい



刹那、視界が真っ黒に染まった。
気付いたら身動きが取れなかった。
そして、私は気を失った。

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目を覚ます。見覚えのない場所だ。真っ白な床に真っ赤なカーペット。大きな柱に、シャンデリア。えらく豪華な作りをしている。中でも目を引くのはカーペットの先にある古い扉だ。全体が真新しい見た目に清潔感のある物であるのに対してこの扉だけは一目で古いと分かる、お世辞でも綺麗とは言えない木の扉。その反対側の扉は真新しい、石の扉だ。やっぱり、違和感がある。どちらの扉にも近づいてみたがびくともしなかった。あとは、周りに気を失ってる人が13人。…永遠姉！

永遠「んー。あれ？ここは…零？」
零「はい、零です。」

永遠姉が起きた。取り敢えずわかったことを伝える。

「んうー。」
零「っ、」

他の人も起き始めた。全員が起きた時、


ーーー唐突に運命は動き始める。

さっきまでなかったモニターが現れた。
そこに映るのは1人の少女。赤がメインの派手な服を着た少女はニコニコと笑っている。
そしてその少女は口を開く。

「ようこそ。私の館に。プレイヤー諸君。私の名前は【unknown】（アンノウン）。以後、ゲームマスターと呼んでください。」

ーーーそして唐突にゲームは始まる

「プレイヤー諸君には今から」


ーーー『デスゲームをしてもらいます。』