魔法学校の強者たち
雨音「魔王城の……在処…?」
雨音さんは首を傾げる。
雨音さんだけじゃない、その場に居る全員が傾げている。
もちろん、忘れ去られてた野村も。(ごめん)
乃伊「どういうことや帳、魔法学校の直下ならいつ来てもおかしくないで……」
乃伊が震えた声で帳に言う。
帳は何も言わずにただこちらを見るだけ。
誰も喋らずに重い沈黙が流れていたその時。
帳の眼の色が変わる。
それと同時、[漢字]途轍[/漢字][ふりがな]とてつ[/ふりがな]もないの魔力が校庭から感じる。
雨音「!?」
圧迫感、威圧感を感じ、足が[漢字]竦[/漢字][ふりがな]すく[/ふりがな]む。
魔力はだんだん大きくなる。
そして、魔力の動きが止まった。と、思っていた刹那。
ズゥゥゥゥゥ……
上からプレスされているような圧がかかる。
その圧の強さに立っていられなくなり、ドサッと倒れてしまう。
そして、校庭からまた魔力を感じて―――
ゴゴゴゴゴゴッ!
雨音「……っ!?なんで校庭にあんなのが……!?」
雨音さんが驚きと恐怖に満ちた声を上げる。
私はよろっと立ち上がり、窓の方へ行く。
校庭を見て、え……と絶句してしまう。
だって―――
夢羅「なんだ………これ、見たことも聞いたこともない……!」
私は目を[漢字]瞠[/漢字][ふりがな]みは[/ふりがな]る。
[太字]校庭に、巨大な穴が出来ていたから。[/太字]
犬神「―――月見。」
月見「…これは…………」
帳「これが……魔王城を繋ぐ穴…」
その穴から、操り魔法に使う魔力が出てくる。
雨音「っ、私は状況確認等するため一応帰ります!2時間ほどで帰ってくるので……!」
魔王「テランが死んだか。まぁ、いい仕事をしてくれた。さぁ……」
魔法学校の強者たちよ、貴様らに地獄を見せる時が来たようだ。
狐梨亀屋が居なくなった今、貴様らはもう為すすべなし。
それが私の夢にまで見た計画……
トール「魔王様、ついにですね。」
魔王「ああ、どれだけ待ちわびたことか…」
エミール「武器の準備が整いました。」
ラート「こちら、前夜の魔力でございます。」
魔王「流石だ。――そしてそこに隠れているお前。」
??「ひっ…な、なんでしょう……」
魔王「そんなに怖がるな、[太字]デウス。[/太字]しかもお前は神だろう……そんなビビリでどうする………」
デウス「も、申し訳ありません…」
魔王「だから謝らなくていい。今の私は最高にいい気分なんだ……」
なんてたって―――
[太字][明朝体][中央寄せ]人類滅亡前夜[/中央寄せ][/明朝体][/太字]
なのだから。
こんなに嬉しいことはない。
なぁ、何故そんなに乗り気じゃない?
宴だぞ?
ついになんだ。
楽しもうじゃないか。
次回のカギ
本田「………もう手遅れということですか」
海「は?校庭に魔王城へ繋がっている穴……!?」
青「行くぞガラッド、決着を付けなければいけない。」
帳「夢羅ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!お前が操られてどうすんだ!!!!」
乃伊「………この操り魔法、かかったら即死……」
[太字][明朝体][中央寄せ]生きて帰れ[/中央寄せ][/明朝体][/太字]
お前が欠けてどうする、最初の[漢字]破片[/漢字][ふりがな]ピース[/ふりがな]!
雨音さんは首を傾げる。
雨音さんだけじゃない、その場に居る全員が傾げている。
もちろん、忘れ去られてた野村も。(ごめん)
乃伊「どういうことや帳、魔法学校の直下ならいつ来てもおかしくないで……」
乃伊が震えた声で帳に言う。
帳は何も言わずにただこちらを見るだけ。
誰も喋らずに重い沈黙が流れていたその時。
帳の眼の色が変わる。
それと同時、[漢字]途轍[/漢字][ふりがな]とてつ[/ふりがな]もないの魔力が校庭から感じる。
雨音「!?」
圧迫感、威圧感を感じ、足が[漢字]竦[/漢字][ふりがな]すく[/ふりがな]む。
魔力はだんだん大きくなる。
そして、魔力の動きが止まった。と、思っていた刹那。
ズゥゥゥゥゥ……
上からプレスされているような圧がかかる。
その圧の強さに立っていられなくなり、ドサッと倒れてしまう。
そして、校庭からまた魔力を感じて―――
ゴゴゴゴゴゴッ!
雨音「……っ!?なんで校庭にあんなのが……!?」
雨音さんが驚きと恐怖に満ちた声を上げる。
私はよろっと立ち上がり、窓の方へ行く。
校庭を見て、え……と絶句してしまう。
だって―――
夢羅「なんだ………これ、見たことも聞いたこともない……!」
私は目を[漢字]瞠[/漢字][ふりがな]みは[/ふりがな]る。
[太字]校庭に、巨大な穴が出来ていたから。[/太字]
犬神「―――月見。」
月見「…これは…………」
帳「これが……魔王城を繋ぐ穴…」
その穴から、操り魔法に使う魔力が出てくる。
雨音「っ、私は状況確認等するため一応帰ります!2時間ほどで帰ってくるので……!」
魔王「テランが死んだか。まぁ、いい仕事をしてくれた。さぁ……」
魔法学校の強者たちよ、貴様らに地獄を見せる時が来たようだ。
狐梨亀屋が居なくなった今、貴様らはもう為すすべなし。
それが私の夢にまで見た計画……
トール「魔王様、ついにですね。」
魔王「ああ、どれだけ待ちわびたことか…」
エミール「武器の準備が整いました。」
ラート「こちら、前夜の魔力でございます。」
魔王「流石だ。――そしてそこに隠れているお前。」
??「ひっ…な、なんでしょう……」
魔王「そんなに怖がるな、[太字]デウス。[/太字]しかもお前は神だろう……そんなビビリでどうする………」
デウス「も、申し訳ありません…」
魔王「だから謝らなくていい。今の私は最高にいい気分なんだ……」
なんてたって―――
[太字][明朝体][中央寄せ]人類滅亡前夜[/中央寄せ][/明朝体][/太字]
なのだから。
こんなに嬉しいことはない。
なぁ、何故そんなに乗り気じゃない?
宴だぞ?
ついになんだ。
楽しもうじゃないか。
次回のカギ
本田「………もう手遅れということですか」
海「は?校庭に魔王城へ繋がっている穴……!?」
青「行くぞガラッド、決着を付けなければいけない。」
帳「夢羅ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!お前が操られてどうすんだ!!!!」
乃伊「………この操り魔法、かかったら即死……」
[太字][明朝体][中央寄せ]生きて帰れ[/中央寄せ][/明朝体][/太字]
お前が欠けてどうする、最初の[漢字]破片[/漢字][ふりがな]ピース[/ふりがな]!