？？「うま……と…さん！柊真さん！！」
誰かの声で目が覚める。
上から覗き込んでいるのは、本田だ。
本田「か、帰れましたよ、ここに……！」
本田が笑顔になる。
でも、俺はあまり笑えなかった。
柊真「呼ばれている気がする。俺がね。」
本田「……？どういうことですか？柊真さん。」
柊真「多分、俺らが戻ってこれたのは東京本部魔法学校にいる最強たちだ。…そして…」
柊真「行かなければいけないんだ、[漢字]柊真[/漢字][ふりがな]俺[/ふりがな]は」
本田は首を傾げ、どゆこと？と小さく呟く。
本田「さっきから何を言ってるんですか？柊真さん。……まぁ、呼ばれているなら行ったほうがいいと思いますけどね。」
柊真「ま、本田が言うならそうかぁ…」
俺はうーんと伸びをし、立ち上がる。
柊真「じゃ、行ってくる。」
本田「……はい。」