魔法学校の強者たち
乃伊と話をしていると楽しい。
これまで話が続くのは滅多にない。超激レアだよ。
夢羅「乃伊のその魔力は魔法使いになった時からあったの?」
乃伊「そう!なんか魔法使いになった時あったんや。周りからは魔力が多いから人気になったけど、なんで夢羅は人気ないんや?」
夢羅「そりゃ、制限しているからね。最初の時点で気付いている乃伊は凄い。[小文字]っていうか魔力で人気になるって…[/小文字]」
普通の人は制限しているのが見えない。
なのに、乃伊は一発で見抜いた。流石、魔力の多さだけではある。
魔力が多いほど制限しているのが見抜ける。
魔力A、簡単に言うとメーターが魔法使いの横に付いていて、私のメーターは10に触れるか触れないかくらい。他の人達は大体20や25など。だから、私は弱い認識をされている。
まぁ認識されるのはそれはそれでいいんだけどね。
魔力を増やすなら、鍛錬を積むか普通に勉強を受けるか。
夢羅「乃伊は生まれつきか……稀有だね。―――まぁ、私も、」
私も生まれつき、と言おうとしたところで、魔力探知に反応が。
私は杖を構え、[太字]怪魔[/太字]が居るであろう方向に杖を向ける。
乃伊「夢羅?―――!怪魔!」
パリッ!………
夢羅「来たか。学校に来るとは度胸があるね」
目の前に、大きく黒い塊が現れる。
そう、これが怪魔。
人を食い魔力にする最悪の塊だ
怪魔『魔王様の命令だ。……[漢字]松星夢羅[/漢字][ふりがな]お前[/ふりがな]を殺せと』
夢羅「…………なんで私ピンポイントなの」
怪魔『いつか分かることだ────。』
ゴウッ!
業火が放たれた。が、私は防御壁を出し受け止める。
怪魔『……まぁ、これくらいじゃ死なないか。流石は魔法学校最強少女だ。……だが、それも想定内。』
夢羅「まぁそりゃ、こんだけで死んだら最強失格だし。」
[漢字]業火と雷を出す魔法[/漢字][ふりがな]ヘルビュアドンダー[/ふりがな]
ビリリリッ!
乃伊「夢羅、魔力を解放した方がええんちゃう?」
夢羅「この程度の相手じゃ解放しないよ。弱すぎる」
連発魔法・[漢字]風の刃を出す魔法[/漢字][ふりがな]ウィンドブラッド[/ふりがな]
夢羅「魔法の技術じゃ圧倒的。……死ぬよ?お前」
怪魔『風の刃……!?だが耐えれるぞ、最強。こんなもので…………!』
夢羅「油断禁物。知ってる?こうやって油断すると―――」
[漢字]氷柱を出す魔法[/漢字][ふりがな]アイスクーゲル[/ふりがな]
夢羅「攻撃する速度が落ちる。」
私は素早く次の魔法を詠唱する。
[漢字]地雷設置[/漢字][ふりがな]ロンジメイン[/ふりがな]
地雷を踏んだ怪魔は、渋い顔をしながらも魔法を放ってくる。
しぶといな……早く終わらせないと。
怪魔の攻撃を捌きながら背後を取る。
そして、杖を心臓辺りに翳す。――が、やはり気付くか。魔法を放ってくる。
さっきの3倍の威力ぐらいの魔法だが、防御壁で防ぐ。
怪魔『何故……我の魔法が簡単に防がれる?』
夢羅「お前の技術が無いから。ただそれだけだよ」
[漢字]怪魔を殺す魔法[/漢字][ふりがな]ゾルトラーク[/ふりがな]
眩い光と共に魔法が怪魔へ向かっていく。
怪魔はどうすることもできず、塵となって消えた。
埃を祓いながら、スマホを取り出し校長に報告しようとした時。
??「夢羅は相変わらず凄いね〜、やるじゃん」
後ろから聞き馴染みのある声が聞こえた。
バッと振り向くと、ショートヘアで黒髪、男性と間違えてしまうほどの容姿が目に入る。
夢羅「……![太字]帳[/太字]!」
最高魔力A、68。
腰辺りには刀が二つ。
[太字]鬼谷帳、刀を使う魔法使い。[/太字]
久しぶりの共に、私たちはハイタッチする。
夢羅「久しぶり!夏休み明けだから2ヶ月ぶりだね」
「おひさ〜」と帳も満面の笑みで答える。
近況報告をしようと思ったら、乃伊が間に割り込んで、
乃伊「すっげぇ魔力!制限も上手すぎるやろ!やっぱ夢羅って凄い人が友達なんやな!」
と魔力にしか目がない様子で言ったので、私と帳は立ち尽くした。
これまで話が続くのは滅多にない。超激レアだよ。
夢羅「乃伊のその魔力は魔法使いになった時からあったの?」
乃伊「そう!なんか魔法使いになった時あったんや。周りからは魔力が多いから人気になったけど、なんで夢羅は人気ないんや?」
夢羅「そりゃ、制限しているからね。最初の時点で気付いている乃伊は凄い。[小文字]っていうか魔力で人気になるって…[/小文字]」
普通の人は制限しているのが見えない。
なのに、乃伊は一発で見抜いた。流石、魔力の多さだけではある。
魔力が多いほど制限しているのが見抜ける。
魔力A、簡単に言うとメーターが魔法使いの横に付いていて、私のメーターは10に触れるか触れないかくらい。他の人達は大体20や25など。だから、私は弱い認識をされている。
まぁ認識されるのはそれはそれでいいんだけどね。
魔力を増やすなら、鍛錬を積むか普通に勉強を受けるか。
夢羅「乃伊は生まれつきか……稀有だね。―――まぁ、私も、」
私も生まれつき、と言おうとしたところで、魔力探知に反応が。
私は杖を構え、[太字]怪魔[/太字]が居るであろう方向に杖を向ける。
乃伊「夢羅?―――!怪魔!」
パリッ!………
夢羅「来たか。学校に来るとは度胸があるね」
目の前に、大きく黒い塊が現れる。
そう、これが怪魔。
人を食い魔力にする最悪の塊だ
怪魔『魔王様の命令だ。……[漢字]松星夢羅[/漢字][ふりがな]お前[/ふりがな]を殺せと』
夢羅「…………なんで私ピンポイントなの」
怪魔『いつか分かることだ────。』
ゴウッ!
業火が放たれた。が、私は防御壁を出し受け止める。
怪魔『……まぁ、これくらいじゃ死なないか。流石は魔法学校最強少女だ。……だが、それも想定内。』
夢羅「まぁそりゃ、こんだけで死んだら最強失格だし。」
[漢字]業火と雷を出す魔法[/漢字][ふりがな]ヘルビュアドンダー[/ふりがな]
ビリリリッ!
乃伊「夢羅、魔力を解放した方がええんちゃう?」
夢羅「この程度の相手じゃ解放しないよ。弱すぎる」
連発魔法・[漢字]風の刃を出す魔法[/漢字][ふりがな]ウィンドブラッド[/ふりがな]
夢羅「魔法の技術じゃ圧倒的。……死ぬよ?お前」
怪魔『風の刃……!?だが耐えれるぞ、最強。こんなもので…………!』
夢羅「油断禁物。知ってる?こうやって油断すると―――」
[漢字]氷柱を出す魔法[/漢字][ふりがな]アイスクーゲル[/ふりがな]
夢羅「攻撃する速度が落ちる。」
私は素早く次の魔法を詠唱する。
[漢字]地雷設置[/漢字][ふりがな]ロンジメイン[/ふりがな]
地雷を踏んだ怪魔は、渋い顔をしながらも魔法を放ってくる。
しぶといな……早く終わらせないと。
怪魔の攻撃を捌きながら背後を取る。
そして、杖を心臓辺りに翳す。――が、やはり気付くか。魔法を放ってくる。
さっきの3倍の威力ぐらいの魔法だが、防御壁で防ぐ。
怪魔『何故……我の魔法が簡単に防がれる?』
夢羅「お前の技術が無いから。ただそれだけだよ」
[漢字]怪魔を殺す魔法[/漢字][ふりがな]ゾルトラーク[/ふりがな]
眩い光と共に魔法が怪魔へ向かっていく。
怪魔はどうすることもできず、塵となって消えた。
埃を祓いながら、スマホを取り出し校長に報告しようとした時。
??「夢羅は相変わらず凄いね〜、やるじゃん」
後ろから聞き馴染みのある声が聞こえた。
バッと振り向くと、ショートヘアで黒髪、男性と間違えてしまうほどの容姿が目に入る。
夢羅「……![太字]帳[/太字]!」
最高魔力A、68。
腰辺りには刀が二つ。
[太字]鬼谷帳、刀を使う魔法使い。[/太字]
久しぶりの共に、私たちはハイタッチする。
夢羅「久しぶり!夏休み明けだから2ヶ月ぶりだね」
「おひさ〜」と帳も満面の笑みで答える。
近況報告をしようと思ったら、乃伊が間に割り込んで、
乃伊「すっげぇ魔力!制限も上手すぎるやろ!やっぱ夢羅って凄い人が友達なんやな!」
と魔力にしか目がない様子で言ったので、私と帳は立ち尽くした。