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時折フリーレンの魔法が入るときがあります。
それに対して意見がある方はコメントで教えてくださると嬉しいです。
⚠くそくそ下手くそです。
39〜43くらいまでサブタイトルが厨二病。
暴言ねぇやん!と思って見ないでね(☆(ゝω・)vキャピ)
52へったくそですチェケラッ☆

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魔法学校の強者たち

#44

夢羅の過去

夢羅「……ん…?」
気付けば、夢羅は真っ暗で何もないところに居た。
どこを見渡しても何もなく、果てがない場所。
歩き出そうと、足を上げた瞬間、ぐにゃりと何かが纏わりついた。
夢羅「なんだ!?っ!?」
見落とすと、誰かの死体が転がっていた。
まだ生きたいのか、足にどんどん纏わりつく。
夢羅「やめろ!私が何をしたって言うんだ!」
テラン「なら、思い出させて上げましょう。」
いつの間にかテランが目の前に居た。
夢羅「お前……!お前がこんなところに――」
テラン「ええ、俺が皆さんを招いたんですよ。貴方がたの記憶を思い出させるために。」
テランは不敵に笑うと、弓を魔法で出現させ、夢羅に向けた。
テラン「それでは安らかにお眠りください。[太字]デュベル様。[/太字]」
夢羅「デュベル…?待てその名前は…!」
バスン!
夢羅「ぐっ…」
夢羅はそのまま、眠りに落ちていく。

[水平線]
??「魔王様。」
[水平線]
??「どうだった?」
[水平線]
??「ああ、恨んでみろ。」

夢羅は目を開けようとした。だが、開かない。
何かに縛られている感覚もする。
そして、記憶が思い出される――。

[水平線]
??「おーい、デュベル!今日も進めようぜ!」
デュベルと呼ばれた[太字]怪魔[/太字]は、呼んだ人の方へ向く。
デュベル「対処法が無いのにまだ続けんですか?前話した通り……」
??「んなもん関係ねぇ!今日もやるぞー!」
デュベル「全く…ヘート、私は書庫の右端から探しますよ。」
ヘート――そう、怪魔から人間になるために、デュベルとその方法を探している人物だ。
ヘートは早々と奥に進んでいく。
そして、見えなくなった。
本棚で隠れて見えているだけなのに、デュベルは消えたように見えて、寒気がした。
デュベルはその不安を押し消して、本に手を伸ばした。

[水平線]
ようやく、その日が来た。
ヘートとデュベルは魔王城から抜け出し、人間の世界に出た。
そこは綺羅びやかに輝き、見たこと無い物だらけ。
ヘートは毎日笑っていた。
嘸かし、楽しくて、嬉しかったのだろう。
デュベルもそんなヘートを見て、どんどん楽しくなっていった。

[水平線]
人間の世界に来て、5年くらい経った頃。
あと一日で人間になれる。
怪魔では歴史的快挙で、ここまで来れたのはヘートとデュベルだけだった。
そんな嬉しさを抱きながら、東京へ来ていた。
いつも通り歩きながら、ここまでのことを話していた。
人間のこと、世界のこと。
色々な話をしていた。のに。
あと二時間だけだった。たった二時間。
ヘートは何者かの魔法攻撃を受けデュベルの目の前で倒れた。
デュベルは振り返った。
そこには、トールが居た。
トール「裏切り者たちよ。ここで抹消する。」
トールはそう言うと、まずヘートを殺し始めた。
デュベルは涙が出て止まらなかった。だって、唯一の味方が目の前で殺されているのに助けられなかったからだ。
そんなデュベルを見て、ヘートはこう言った。
ヘート「お前だけは……お前だけは…!」
ヘートはデュベルを見上げて、逃げるように言った。だが、トールがそれを許さない。
トール「逃がす訳には行かない。止まれ、今なら許してやる。」
ヘート「にっ…逃げろぉ!」
デュベル「い、嫌ですよ!!だって、もしヘートが…」
ヘート「俺は助からないんだ!行けぇ!!!」
デュベルはいつの間にか駆け出していた。
ヘートの目が、見たこともない恐怖の目だった。
でも、トールの攻撃は追い付く。
死を覚悟した瞬間、誰かがデュベルを守った。
??「行って!」
その人は、[太字][漢字]銃[/漢字][ふりがな]ライフル[/ふりがな][/太字]を持っていた。
デュベルは、東京本部魔法学校に向かって走る。
そして、一時間後。
デュベルは東京本部魔法学校に着いた。
疲れ果てたデュベルを第一に発見したのは、右腰に刀を付けている、[太字]鬼谷帳[/太字]。
帳はデュベルの目的を瞬時に理解し、自分の部屋に連れて行った。
そして、デュベルと話をした。
帳「お前は人間になりたくて来たんだろ?」
デュベル「はい。もう人間になります。でも、名前はどうしたら……」
デュベルは怪魔の名前。
話題にもなっているし、見つかる可能性はかなりある。
そんなデュベルを見て、帳はこう言った。
帳「名前…名前かぁ…なら――」

[中央寄せ][太字][大文字]帳「松星夢羅――。いいだろ?星に夢を乗せて、みたいな。」[/大文字][/太字][/中央寄せ]
デュベルはその名前がしっくり来た。
そして、ついに人間になった。
デュベル――いや、松星夢羅。
そう、[太字]魔法学校の強者[/太字]と。

2025/06/25 20:36

まかろんぬ ID:≫ 6ybA8nH1Vyj8g
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