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魔法学校の強者たち

#3

親しみやすい人

ビッフェの大広間に向かっていた、はずなのだが。
寿々木乃伊に声をかけられ、話しながら行くということに。
乃伊「なぁなぁ、君、魔法学校最強少女の松星夢羅やろ?なんで制限してんのや」
夢羅「……………ハイ、ソウデスケド…」
こいつ、見ただけで制限していることを見抜いたのか…!?
……もしかして、あの威圧感からして結構やばい奴なのでは!?
乃伊「初めて皆を見た時、不思議に思ったんよな。なんで夢羅だけ極端に魔力が少ないんやろって。さっき話しかけた時も、あん時の魔力と同じやったから見間違えやないって確信した。これは制限しとる魔力だ」
そう淡々と説明する乃伊に、私は足が止まってしまう。
観察眼と見極め方が異常だ。私の[漢字]制限[/漢字][ふりがな]これ[/ふりがな]は普通の人じゃ気付けない。
となると、こいつは尋常じゃない。
こいつは敵に回したら絶対駄目なやつだ。
そんな私に追い打ちをかけるように、乃伊が続ける。
乃伊「でもな、うちはそんな夢羅と友達になりたいんや。さっき話しかけられた生徒やなくて、夢羅みたいな人。―――ってことで、」
乃伊「よろしく、夢羅!」
夢羅「え?」
突然の友達になろうぜ☆宣言に、私はただ呆然とする。
脳内に宇宙猫が召喚され、友達の単語が繰り返される。
友達?友達……友達…?
こんな私に友達になろうぜ☆って言ってくれる人が久しぶりすぎて、母音すら言えなくなる。
呆然と立ち尽くす私に、乃伊の一言が頭に刺さった。
乃伊「夢羅、どした?ビュッフェの時間、間に合わんくなるで?」
不覚だ。さっきの衝撃で忘れていた。
夢羅「乃伊、友達になるけど……」
乃伊「おっ……!」
夢羅「一番乗り奪還されたくないから、取り敢えず置いてくね!」
私はそう叫びながら、友を置いて大広間へ走っていった。

[水平線]
乃伊「ちょちょちょ、置いていくんやない!!!」
乃伊の叫び声にはっとして振り返ると、爆走したせいか汗ダラダラの乃伊の姿が。
夢羅「いや……乃伊にはその爆速があるし、大丈夫でしょ」
私の心境をそのまま映した一言に乃伊がゼェゼェハァハァしながら「めっちゃ疲れたからな!?」と叫ぶ。
私はそんな乃伊の姿が面白くて、思わず笑ってしまった。
当の本人も、堪えていたがははっと吹き出す。
すると、大広間が見えてきた時に乃伊が広間を見ながら私に聞いた。
乃伊「そういや、ここのビュッフェって何があるん?もんじゃとかあるの?」
私は聞かれた瞬間嬉しくて、強引に乃伊の手を引く。
夢羅「美味しいのめっちゃあるから。興味持ってくれてありがと!」
私はそのまま駆け抜け、大広間へと向かった。

·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙

選び終わった後、テーブルにて。
夢羅「乃伊はこの中で好きな食べ物とかないの?」
乃伊「悩むけど……私はスクランブルエッグやな。激ウマだからお気に入りになったわ。夢羅は?」
夢羅「私はオムライスかな。ふわとろで美味しいし」
乃伊「見た目からしてうまそーよな!うちも取ってこようかな」
……新鮮な感覚。
こんなに話してくれる人は私的に嬉しい。
それに、私が紹介したものを食べてもらえるのは久しぶりだ。
乃伊と友達になってよかったな、本当。
乃伊「うちこれ好きやわ〜、固めプリン好きなんよ」
夢羅「そう、それは良かった」
それから私と乃伊は、得意魔法について話し合ったり、好きな教科について話し合ったりと、自然と心が満たされるくらい話をした。


2025/03/26 14:19

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