魔法学校の強者たち
ビッフェ大広間に向かっていた、はずなのだが。寿々木乃伊に声をかけられ、話ながら行くということに。
乃伊「なぁなぁ、君、魔法学校最強少女の松星夢羅やろ?なんで制限してんのや」
夢羅「むぐっ……」
こいつ、初っ端から制限してる事をわかっていただと!?
転校生、恐るべし……
乃伊「夢羅、うちの魔力見た時に驚いてたやろ?あれちゃんと見てたんや」
な、なんという観察力!観察眼!
こいつは敵に回したらやばいやつ!確定で!!!
乃伊「でもな、ぜっっっったい夢羅は最強。こうやって話してくれる相手が居ると、うちも落ち着くんや。という訳で、」
乃伊「よろしゅう、夢羅!!!!!」
夢羅「え?」
突然のお仲間宣言に、私はただ呆然と立ち尽くす。
乃伊「夢羅、どぉーしたん?ビッフェの時間、間に合わんくなるで?」
はっ!
すっかり忘れていた!
夢羅「乃伊、お前のおかげでビッフェの事が思い出せたぞ!今日はチーズボールの日だぁぁぁ!」
私はそう叫びながら、親しみやすい友(…になったのか?)を置いて大広間へダッシュをかましながら廊下を駆け抜けて言った。
[水平線]
乃伊「ちょちょちょ、置いていくんやない!!!」
乃伊の叫び声にはっとして振り返ると、爆走したせいか汗ダラダラの乃伊の姿が。
夢羅「置いて行くにも何も、乃伊にはその爆速がある。だから、置いていってもいい…よね」
乃伊「友達の癖にっ!置いてくとか、友達作った事ないん?」
乃伊の質問にズッコケそうになった。
何故なら私は校長先生、クラスが違う鬼谷帳、同じクラスの緋彗暁しか友達が居ないから。
夢羅「いや、居るが?校長先生と鬼谷帳と緋彗暁という友達が」
それを聞いた乃伊はギョッとして、「スミマセンデシタ」と身をすくめて言ったのであった。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
夢羅「やはりチーズボールは美味いなぁ、あと10個追加で」
乃伊「いや、食べ過ぎ!どれだけのチーズボールオタクやねん」
夢羅「は?オタク?ないない」
えーっと言うような顔だったが、私の10個追加するはずだったチーズボールが20個になっている事に気づき、やっぱオタクやん…とニヤニヤしてる乃伊の顔は、どこか嬉しそうだった。
乃伊「どう?うち、親しみやすそうな人やろ?」
自ら親しみやすい人と言う乃伊。確かに親しみやすいな。
夢羅「他の人よりかはずば抜けてコミュ力の塊。魔力の塊でもあるし。これまで親しみやすいと思った人は居ないんだけど、今日初めて思った。史上初。」
乃伊「ほんとにっ!?」
乃伊は見るからに目がきらきらっとしている。それほど嬉しかったのだろう
乃伊「嬉しいっ!ありがとうっ!」
私と乃伊は、喋るだけでお腹いっぱいになるくらい沢山話をした。
乃伊「なぁなぁ、君、魔法学校最強少女の松星夢羅やろ?なんで制限してんのや」
夢羅「むぐっ……」
こいつ、初っ端から制限してる事をわかっていただと!?
転校生、恐るべし……
乃伊「夢羅、うちの魔力見た時に驚いてたやろ?あれちゃんと見てたんや」
な、なんという観察力!観察眼!
こいつは敵に回したらやばいやつ!確定で!!!
乃伊「でもな、ぜっっっったい夢羅は最強。こうやって話してくれる相手が居ると、うちも落ち着くんや。という訳で、」
乃伊「よろしゅう、夢羅!!!!!」
夢羅「え?」
突然のお仲間宣言に、私はただ呆然と立ち尽くす。
乃伊「夢羅、どぉーしたん?ビッフェの時間、間に合わんくなるで?」
はっ!
すっかり忘れていた!
夢羅「乃伊、お前のおかげでビッフェの事が思い出せたぞ!今日はチーズボールの日だぁぁぁ!」
私はそう叫びながら、親しみやすい友(…になったのか?)を置いて大広間へダッシュをかましながら廊下を駆け抜けて言った。
[水平線]
乃伊「ちょちょちょ、置いていくんやない!!!」
乃伊の叫び声にはっとして振り返ると、爆走したせいか汗ダラダラの乃伊の姿が。
夢羅「置いて行くにも何も、乃伊にはその爆速がある。だから、置いていってもいい…よね」
乃伊「友達の癖にっ!置いてくとか、友達作った事ないん?」
乃伊の質問にズッコケそうになった。
何故なら私は校長先生、クラスが違う鬼谷帳、同じクラスの緋彗暁しか友達が居ないから。
夢羅「いや、居るが?校長先生と鬼谷帳と緋彗暁という友達が」
それを聞いた乃伊はギョッとして、「スミマセンデシタ」と身をすくめて言ったのであった。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
夢羅「やはりチーズボールは美味いなぁ、あと10個追加で」
乃伊「いや、食べ過ぎ!どれだけのチーズボールオタクやねん」
夢羅「は?オタク?ないない」
えーっと言うような顔だったが、私の10個追加するはずだったチーズボールが20個になっている事に気づき、やっぱオタクやん…とニヤニヤしてる乃伊の顔は、どこか嬉しそうだった。
乃伊「どう?うち、親しみやすそうな人やろ?」
自ら親しみやすい人と言う乃伊。確かに親しみやすいな。
夢羅「他の人よりかはずば抜けてコミュ力の塊。魔力の塊でもあるし。これまで親しみやすいと思った人は居ないんだけど、今日初めて思った。史上初。」
乃伊「ほんとにっ!?」
乃伊は見るからに目がきらきらっとしている。それほど嬉しかったのだろう
乃伊「嬉しいっ!ありがとうっ!」
私と乃伊は、喋るだけでお腹いっぱいになるくらい沢山話をした。