魔法学校の強者たち
夢羅「ふぁぁあ……やっっっとゆったり過ごせる…」
私、夢羅はベッドに仰向けになりながらはぁっとため息をつく。
乃伊「ははw勘弁よな。でも、ゆったりしてる暇ないで。力の神殿も調べなあかんやろ?夢羅」
夢羅「あー………やめてー…それは聞きたくなぁい…」
耳を塞ぎながら、地獄の日々を思い出す。
思い出したくないほどの地獄。
脳内に地獄……地獄……という文字がウロウロしてて、なかなかゆったり……のんびり……の文字が見つからない。
はぁ……でも本当にようやっと、のんびり過ごせる。
魔王の分身出没事件や操り魔法事件……終わったと実感すると一気に疲れがくるものなんだなぁ。
でも、ゆったりしてる時間は僅か。
力の神殿の事も怪魔王の事も調べなきゃいけない。
また地獄が始まるのかぁ…と泣きそうになっていると、誰かがドアをノックする音がした。
夢羅「はーい、今出ます」
誰だろ……と思いつつ、ドアを開けると、犬神さんが居た。
夢羅「犬神さん!?なにかあったんですか?」
犬神「いやいやー、なんにもないよ。いや、あるのかな。“あの”手がかりが掴めたからさ。二人とも、急で申し訳ないけど職員室に来てくれない?」
手がかり?どういうこと?もしかして、魔王の事……!?
しかも職員室って事は重要だよね。
乃伊「職員室なら重要って訳やな。行こうや、夢羅」
やっぱり乃伊も重要って分かるか。…………誰でもそう思うか。
夢羅「行こう。いち早く怪魔王を倒す為に」
犬神「二人ならそういうと思った。ありがとね。帳と暁も来てるから」
帳と暁も!?なら尚更重要!?
乃伊「二人がいるなら尚更……ほんま、変なのじゃなかったらええんけどな…」
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
犬神「みんな、急にごめんねー。みんなは聖書って知ってるよね?」
「「「「知ってます」」」」
犬神「その聖書があるとされる地図を男子校の本田さんから貰ったんだけど……
……私が行った時にはなかったんだよね」
聖書の場所!?でもなかった?色々突っ込みたいところもあるけど、まずは話をよく聞かないと……でもツッコミどころ満載だよ!?
犬神「で、その無くなった聖書の所有者や場所の有力候補となるのが、“ハワイ”だ。」
えっ、えっ……え?……え!?ハワイ!?
なんかまたツッコミどころ増えた気がする!!
帳「ハワイ!?マジ!?」
犬神「マジだよ。それに、ハワイには日本人で組まれたとされる事務所がある。無名だけど、多くの人を救っているらしい。」
ハワイに事務所…というか、観光ついでに行ける!?
なんか色々とカオス……!
犬神「と、言うことで。―――みんなで、ハワイ行こうぜ!」
え?ちょっ、え?
言葉にならない母音が心の中で木霊する。
暁「え、まじで言ってるんですか?喜びますよ?いいですね?」
犬神「いいよ。チケットも買っといたから」
行動力えげつな!?冗談抜きで行くんだ…
乃伊「なら、観光も出来るって事よな?な!?」
犬神「そういう事だね。でも、本題は事務所だから。気を抜かないでね?」
夢羅「ゔ、分かってます……けど、ツッコミどころ満載過ぎでは…?」
犬神「そう?――ま、明日には出るから準備しといてね」
帳「いやそれ1週間前に言って…………」
ほんとに同情よ、帳……
けど楽しみだ、明日が。
私、夢羅はベッドに仰向けになりながらはぁっとため息をつく。
乃伊「ははw勘弁よな。でも、ゆったりしてる暇ないで。力の神殿も調べなあかんやろ?夢羅」
夢羅「あー………やめてー…それは聞きたくなぁい…」
耳を塞ぎながら、地獄の日々を思い出す。
思い出したくないほどの地獄。
脳内に地獄……地獄……という文字がウロウロしてて、なかなかゆったり……のんびり……の文字が見つからない。
はぁ……でも本当にようやっと、のんびり過ごせる。
魔王の分身出没事件や操り魔法事件……終わったと実感すると一気に疲れがくるものなんだなぁ。
でも、ゆったりしてる時間は僅か。
力の神殿の事も怪魔王の事も調べなきゃいけない。
また地獄が始まるのかぁ…と泣きそうになっていると、誰かがドアをノックする音がした。
夢羅「はーい、今出ます」
誰だろ……と思いつつ、ドアを開けると、犬神さんが居た。
夢羅「犬神さん!?なにかあったんですか?」
犬神「いやいやー、なんにもないよ。いや、あるのかな。“あの”手がかりが掴めたからさ。二人とも、急で申し訳ないけど職員室に来てくれない?」
手がかり?どういうこと?もしかして、魔王の事……!?
しかも職員室って事は重要だよね。
乃伊「職員室なら重要って訳やな。行こうや、夢羅」
やっぱり乃伊も重要って分かるか。…………誰でもそう思うか。
夢羅「行こう。いち早く怪魔王を倒す為に」
犬神「二人ならそういうと思った。ありがとね。帳と暁も来てるから」
帳と暁も!?なら尚更重要!?
乃伊「二人がいるなら尚更……ほんま、変なのじゃなかったらええんけどな…」
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
犬神「みんな、急にごめんねー。みんなは聖書って知ってるよね?」
「「「「知ってます」」」」
犬神「その聖書があるとされる地図を男子校の本田さんから貰ったんだけど……
……私が行った時にはなかったんだよね」
聖書の場所!?でもなかった?色々突っ込みたいところもあるけど、まずは話をよく聞かないと……でもツッコミどころ満載だよ!?
犬神「で、その無くなった聖書の所有者や場所の有力候補となるのが、“ハワイ”だ。」
えっ、えっ……え?……え!?ハワイ!?
なんかまたツッコミどころ増えた気がする!!
帳「ハワイ!?マジ!?」
犬神「マジだよ。それに、ハワイには日本人で組まれたとされる事務所がある。無名だけど、多くの人を救っているらしい。」
ハワイに事務所…というか、観光ついでに行ける!?
なんか色々とカオス……!
犬神「と、言うことで。―――みんなで、ハワイ行こうぜ!」
え?ちょっ、え?
言葉にならない母音が心の中で木霊する。
暁「え、まじで言ってるんですか?喜びますよ?いいですね?」
犬神「いいよ。チケットも買っといたから」
行動力えげつな!?冗談抜きで行くんだ…
乃伊「なら、観光も出来るって事よな?な!?」
犬神「そういう事だね。でも、本題は事務所だから。気を抜かないでね?」
夢羅「ゔ、分かってます……けど、ツッコミどころ満載過ぎでは…?」
犬神「そう?――ま、明日には出るから準備しといてね」
帳「いやそれ1週間前に言って…………」
ほんとに同情よ、帳……
けど楽しみだ、明日が。