魔法学校の強者たち
部屋に戻ってベッドを整えていると、さっきの少女が頭に浮かんできた。
見慣れない顔なんて廊下を歩いてもそこら中にいる。
全校生徒が多いだけだが。
なのに、なんであの少女だけ頭に残って………。
ピンポンパンポーン♪
校内放送だ。[太字]怪魔[/太字]か?
「えー、今日の10時に転校生の紹介をする。場所は体育館。遅れないように、しっかりと御迎えの準備をすること。」
……やっぱ転校生だよね。
もしかして、というよりも絶対あの人だ。
私は朝にあった出来事を思い返しながら部屋を出た。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
午前9時50分。
体育館は「どんな転校生だろう」とか、「どんな魔法が使えるんだろう」とか、話している全ての話題が転校生で包まれている。
まぁ大体そうだろうね。
私だってそんなことを話している。
「どんな人だろうね………!楽しみ!」
夢羅「だね〜、得意魔法とかあるのかなぁ」
そんなこんなで話していると、10時になった。
校長先生の言葉で生徒たちは静まるが、瞳は楽しみという思いで輝いている。
扉に手が掛けられ、開けられる―――!
夢羅「……!」
開けた瞬間に溢れ出る魔力がこの体育館をざわつかせる。
制限をしていないだけだとは思うが、こんな威圧感は初めてだ……。
私が圧倒されていると、自己紹介がされる。
「うちの名前は寿々木乃伊や!よろしくな!」
チーン…
という効果音が言わんばかりに、威圧感とのギャップが凄い親しみやすそうな人!!
乃伊「部屋は501号室!隣の人、よろしく!」
わー…隣にも気を遣って………る…?
……待って。私の部屋何番だったっけ。
502…502……
――502なんですけど!?
えっ、え……え、こんなギャップが凄い人の隣?
これは…まぁ……何となく楽しくなりそうではある。
だけど。だけどね。
初日は人気になるじゃん?
そういう時って大体、部屋の周りに集まって来るから嫌なんですけど!!
[水平線]
流石、転校生。
思った通りだ。
部屋の前では生徒たちが転校生と話している声が聞こえる。
どこ出身だとか、得意魔法は何だとか、色々な話が飛び交っている。
私は関係ないので、そんな生徒の声を片耳に資料をまとめた。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
まとめ終わると、午前11時45分。
そろそろ昼食の時間なので、私はさっと着替える。
まだ喋っている声がする。楽しそうで何よりだ。
ここまで来るとコミュ力も凄そうだ。
まぁ私には関係ないことだ。
今私の脳内はチーズボールで埋め尽くされているからな。( ・´ー・`)どや
…さてと。
ビッフェ目掛けて、ワープッ!
見慣れない顔なんて廊下を歩いてもそこら中にいる。
全校生徒が多いだけだが。
なのに、なんであの少女だけ頭に残って………。
ピンポンパンポーン♪
校内放送だ。[太字]怪魔[/太字]か?
「えー、今日の10時に転校生の紹介をする。場所は体育館。遅れないように、しっかりと御迎えの準備をすること。」
……やっぱ転校生だよね。
もしかして、というよりも絶対あの人だ。
私は朝にあった出来事を思い返しながら部屋を出た。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
午前9時50分。
体育館は「どんな転校生だろう」とか、「どんな魔法が使えるんだろう」とか、話している全ての話題が転校生で包まれている。
まぁ大体そうだろうね。
私だってそんなことを話している。
「どんな人だろうね………!楽しみ!」
夢羅「だね〜、得意魔法とかあるのかなぁ」
そんなこんなで話していると、10時になった。
校長先生の言葉で生徒たちは静まるが、瞳は楽しみという思いで輝いている。
扉に手が掛けられ、開けられる―――!
夢羅「……!」
開けた瞬間に溢れ出る魔力がこの体育館をざわつかせる。
制限をしていないだけだとは思うが、こんな威圧感は初めてだ……。
私が圧倒されていると、自己紹介がされる。
「うちの名前は寿々木乃伊や!よろしくな!」
チーン…
という効果音が言わんばかりに、威圧感とのギャップが凄い親しみやすそうな人!!
乃伊「部屋は501号室!隣の人、よろしく!」
わー…隣にも気を遣って………る…?
……待って。私の部屋何番だったっけ。
502…502……
――502なんですけど!?
えっ、え……え、こんなギャップが凄い人の隣?
これは…まぁ……何となく楽しくなりそうではある。
だけど。だけどね。
初日は人気になるじゃん?
そういう時って大体、部屋の周りに集まって来るから嫌なんですけど!!
[水平線]
流石、転校生。
思った通りだ。
部屋の前では生徒たちが転校生と話している声が聞こえる。
どこ出身だとか、得意魔法は何だとか、色々な話が飛び交っている。
私は関係ないので、そんな生徒の声を片耳に資料をまとめた。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
まとめ終わると、午前11時45分。
そろそろ昼食の時間なので、私はさっと着替える。
まだ喋っている声がする。楽しそうで何よりだ。
ここまで来るとコミュ力も凄そうだ。
まぁ私には関係ないことだ。
今私の脳内はチーズボールで埋め尽くされているからな。( ・´ー・`)どや
…さてと。
ビッフェ目掛けて、ワープッ!