魔法学校の強者たち
魔法学校の強者たち・第二章
東京からハワイまで、飛行機で7時間のフライト。
飛行機に乗るのは初めて。
なのに、私は疲労のせいですぐ寝てしまった。でもしょうがないよね。体調優先だし。
だけど、飛行機からの景色は絶景だったという。
見たかったぁ……と心で嘆いていると、犬神様がスっとスマホを差し出した。
犬神「最近流行ってるやつ!窓にスマホを立て掛けて、そのまま録画するとめっちゃ綺麗に撮れるんだよね」
犬神様はそう言うと、再生ボタンをポチっと押す。
まじまじと見つめていると、雲の上へ。そして、見た事もない絶景が広がっている。
なにこれ……!と感動していると、誇らしげに犬神様が言った。
犬神「ハワイに行ったらもっと凄い絶景があるからね。時間があれば、そこにも行けると思うよ」
と、ハワイの絶景スポットを教えてくれた。
隠れスポットから人気スポットまで。
どれも写真で見る限りめちゃくちゃ綺麗で、胸の高まりが抑えられない。
だけど、本題は謎の事務所。
日本人で組まれて、よく怪魔事件を解決しているそう。
危険人物かもしれないから、気を抜けない。
そんな事を話していると、着陸準備に。
乃伊「すっげぇぇえ!ハワイ、来たんやな、うちら!でも、あんまり実感湧かへんわ…」
乃伊が言うように、ほんとに実感が湧かない。
……だけど、本当に来たんだ、ハワイに……!
飛行機から降り、色々検査や準備をして、ようやっと外へ。
ここで気付いたのが、意外と日本人観光客が多いこと。
平日だとはいえ、結構居る。
こんなに多いなら納得……かな?事務所があるのは。
犬神「ハワイでみんなウキウキしてるかもだけど、早速事務所に向かうよー!ホノルル空港から結構近いから、歩いて行ってみよー!」
ホノルル空港から歩いて30分くらいで、事務所に着いた。が。
夢羅「……これ、本当に事務所……?」
帳「間違えてないですよね?犬神さん」
犬神「間違ってはいないと……思いたい……」
私たちは目の前の光景に絶句した。
だって、普通の家があるから。事務所らしくない、普通の家。
事務所なら事務所らしくなんか書いとかないの!?窓とかにさ!
それか看板に!
普通に暮らしてそうな家。ガチの。
暁「でもまぁ、人は居そうだよな。もし違っても、情報収集出来るし。翻訳はGoogle先生に任せればいいし」
乃伊「……一理あるね」
犬神「暁の言う通りにしてみるか。よし、じゃあインターホン押すよ」
犬神様がインターホンを押す。
ピンポーン
??「はい、こちら事務所。何かご要件でしょうか?」
犬神「……!居た…………。あの、聖書の事を教えて欲しくて来ました」
??「了解しました。上がってください。」
東京からハワイまで、飛行機で7時間のフライト。
飛行機に乗るのは初めて。
なのに、私は疲労のせいですぐ寝てしまった。でもしょうがないよね。体調優先だし。
だけど、飛行機からの景色は絶景だったという。
見たかったぁ……と心で嘆いていると、犬神様がスっとスマホを差し出した。
犬神「最近流行ってるやつ!窓にスマホを立て掛けて、そのまま録画するとめっちゃ綺麗に撮れるんだよね」
犬神様はそう言うと、再生ボタンをポチっと押す。
まじまじと見つめていると、雲の上へ。そして、見た事もない絶景が広がっている。
なにこれ……!と感動していると、誇らしげに犬神様が言った。
犬神「ハワイに行ったらもっと凄い絶景があるからね。時間があれば、そこにも行けると思うよ」
と、ハワイの絶景スポットを教えてくれた。
隠れスポットから人気スポットまで。
どれも写真で見る限りめちゃくちゃ綺麗で、胸の高まりが抑えられない。
だけど、本題は謎の事務所。
日本人で組まれて、よく怪魔事件を解決しているそう。
危険人物かもしれないから、気を抜けない。
そんな事を話していると、着陸準備に。
乃伊「すっげぇぇえ!ハワイ、来たんやな、うちら!でも、あんまり実感湧かへんわ…」
乃伊が言うように、ほんとに実感が湧かない。
……だけど、本当に来たんだ、ハワイに……!
飛行機から降り、色々検査や準備をして、ようやっと外へ。
ここで気付いたのが、意外と日本人観光客が多いこと。
平日だとはいえ、結構居る。
こんなに多いなら納得……かな?事務所があるのは。
犬神「ハワイでみんなウキウキしてるかもだけど、早速事務所に向かうよー!ホノルル空港から結構近いから、歩いて行ってみよー!」
ホノルル空港から歩いて30分くらいで、事務所に着いた。が。
夢羅「……これ、本当に事務所……?」
帳「間違えてないですよね?犬神さん」
犬神「間違ってはいないと……思いたい……」
私たちは目の前の光景に絶句した。
だって、普通の家があるから。事務所らしくない、普通の家。
事務所なら事務所らしくなんか書いとかないの!?窓とかにさ!
それか看板に!
普通に暮らしてそうな家。ガチの。
暁「でもまぁ、人は居そうだよな。もし違っても、情報収集出来るし。翻訳はGoogle先生に任せればいいし」
乃伊「……一理あるね」
犬神「暁の言う通りにしてみるか。よし、じゃあインターホン押すよ」
犬神様がインターホンを押す。
ピンポーン
??「はい、こちら事務所。何かご要件でしょうか?」
犬神「……!居た…………。あの、聖書の事を教えて欲しくて来ました」
??「了解しました。上がってください。」