魔法学校の強者たち
??「暁!起きろ!」
…?誰だ……もうちょっと寝かせてー…
??「あーかーつーきー!今魔王の分身が、」
バキッ…
??「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙、暁ぃ!早く起きて!お前の部屋、ぶっ壊されるよ!?」
暁「……?…!?魔王の分身!?」
俺はそこで一気に目が覚めた。何事ぉ!?
そして、目の前に居るのは分身と対峙している帳。
全く状況がわからん。理解不足って訳ではない。
有り得ない。魔王の分身?そんなことは歴史上無かったんだ。
もし分身が過去にも出てきたなら、聖書に書かれているはず。
というか、聖書に書かれていなかったとて、他の人が遺すだろう。
だって、聖書は見つかってないし。
何処にあるのかも分からないし。
ほぼ偽物だし。
って、そんな考えてる暇ねぇぞ!
相手は分身だ。そんなに魔力Aは無いと思うが、油断禁物、手加減してたら負ける!俺の魔法で、粛清す………る……?
暁「ぁ……え?魔力A、俺の見間違えじゃないよな?」
帳「いやお前が見間違える訳……無い……よね?」
俺は腰を抜かしそうになった。
いくら分身とはいえ、余裕を持っていた。
なんで……なんで分身で…
魔力Aが、300超えてんだよ…!?
暁「お、おいおい……これ、勝てんのかよ?」
俺はめちゃくちゃビビっている。
……勝てる訳が無い。
俺は最高魔力Aが67。帳は70。
それを遥かに上回っている300に勝てる事なんて、誰も想像出来ない。
このままだと死ぬ。
窓から飛び降りるか、それとも意を決して突っ込むか。
どちらかと言うと窓から飛び降りた方がいいんだろうけど、生徒の事を考えるとそんなこと出来ねぇ…
これ、校内に三体くらい居たらやべぇぞ。
余裕で死人が出る。なんなら全員死んだっておかしくない。
クソ…どうしたら……
帳「一旦退くぞ!僕が応援要請を──、」
暁「馬鹿かお前!これで生徒に被害があったらどうすんだよ!少しでも時間稼ぎしないと、避難する時間も無くなるんだぞ!?」
帳「こいつの魔力の盾に攻撃が通ると思うか!?僕が拘束魔法を使うから、お前は生徒達の避難をしろよ!」
暁「魔力の盾に攻撃が通らないなら拘束魔法も同じだろ!……あーもー…くっそやろ……!!」
帳「クソが!退くぞ馬鹿野郎!」
暁「俺は暁だ!馬鹿野郎じゃねぇ!」
やっべ!?こんな口論してる暇に攻撃!?
これ、即死……っ!
??「その無駄な口論、時間稼ぎに使えたんじゃねぇの?」
誰だ?てか俺、死んでない…?もしかしてこの人が?
暁「誰…ですか?さっきの攻撃を防いでくれたのはあなた?」
??「よくその口が聞けるもんだな。ったくよぉ、つまんねぇ口論してたから……俺がいなきゃ今頃骨だぜ?俺の名前は柊真。詳しい事は後で話すからよ」
帳「柊真さんか…聞いた事あるな。ありがとうございます。助かりました」
柊真「おうよ。そしてこの分身の弱点だが……」
弱点!?知っているのか、柊真さんは……!?
柊真「無い。今のところ分身の攻撃を跳ね返す事しか対処法は無い」
え……?嘘だろ?
暁「じゃあそれって、ほぼ討伐無理ってことじゃないですか!?」
柊真「そーだな。ま、気合いっしょ」
帳「これ、気合いで何とかなる事じゃないですけどね…」
柊真「……来るぞ。分身の攻撃はかすっただけでも致命傷。頭使って、対処しな…っ!」
…?誰だ……もうちょっと寝かせてー…
??「あーかーつーきー!今魔王の分身が、」
バキッ…
??「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙、暁ぃ!早く起きて!お前の部屋、ぶっ壊されるよ!?」
暁「……?…!?魔王の分身!?」
俺はそこで一気に目が覚めた。何事ぉ!?
そして、目の前に居るのは分身と対峙している帳。
全く状況がわからん。理解不足って訳ではない。
有り得ない。魔王の分身?そんなことは歴史上無かったんだ。
もし分身が過去にも出てきたなら、聖書に書かれているはず。
というか、聖書に書かれていなかったとて、他の人が遺すだろう。
だって、聖書は見つかってないし。
何処にあるのかも分からないし。
ほぼ偽物だし。
って、そんな考えてる暇ねぇぞ!
相手は分身だ。そんなに魔力Aは無いと思うが、油断禁物、手加減してたら負ける!俺の魔法で、粛清す………る……?
暁「ぁ……え?魔力A、俺の見間違えじゃないよな?」
帳「いやお前が見間違える訳……無い……よね?」
俺は腰を抜かしそうになった。
いくら分身とはいえ、余裕を持っていた。
なんで……なんで分身で…
魔力Aが、300超えてんだよ…!?
暁「お、おいおい……これ、勝てんのかよ?」
俺はめちゃくちゃビビっている。
……勝てる訳が無い。
俺は最高魔力Aが67。帳は70。
それを遥かに上回っている300に勝てる事なんて、誰も想像出来ない。
このままだと死ぬ。
窓から飛び降りるか、それとも意を決して突っ込むか。
どちらかと言うと窓から飛び降りた方がいいんだろうけど、生徒の事を考えるとそんなこと出来ねぇ…
これ、校内に三体くらい居たらやべぇぞ。
余裕で死人が出る。なんなら全員死んだっておかしくない。
クソ…どうしたら……
帳「一旦退くぞ!僕が応援要請を──、」
暁「馬鹿かお前!これで生徒に被害があったらどうすんだよ!少しでも時間稼ぎしないと、避難する時間も無くなるんだぞ!?」
帳「こいつの魔力の盾に攻撃が通ると思うか!?僕が拘束魔法を使うから、お前は生徒達の避難をしろよ!」
暁「魔力の盾に攻撃が通らないなら拘束魔法も同じだろ!……あーもー…くっそやろ……!!」
帳「クソが!退くぞ馬鹿野郎!」
暁「俺は暁だ!馬鹿野郎じゃねぇ!」
やっべ!?こんな口論してる暇に攻撃!?
これ、即死……っ!
??「その無駄な口論、時間稼ぎに使えたんじゃねぇの?」
誰だ?てか俺、死んでない…?もしかしてこの人が?
暁「誰…ですか?さっきの攻撃を防いでくれたのはあなた?」
??「よくその口が聞けるもんだな。ったくよぉ、つまんねぇ口論してたから……俺がいなきゃ今頃骨だぜ?俺の名前は柊真。詳しい事は後で話すからよ」
帳「柊真さんか…聞いた事あるな。ありがとうございます。助かりました」
柊真「おうよ。そしてこの分身の弱点だが……」
弱点!?知っているのか、柊真さんは……!?
柊真「無い。今のところ分身の攻撃を跳ね返す事しか対処法は無い」
え……?嘘だろ?
暁「じゃあそれって、ほぼ討伐無理ってことじゃないですか!?」
柊真「そーだな。ま、気合いっしょ」
帳「これ、気合いで何とかなる事じゃないですけどね…」
柊真「……来るぞ。分身の攻撃はかすっただけでも致命傷。頭使って、対処しな…っ!」