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魔法学校の強者たち

#12

情報の塊

帳「くそっ、まじきつ……」
僕、鬼谷帳は増え続ける敵を前に魔力切れを感じていた。
あと二発刀を下ろせばもう魔力切れだな。
誰か来てもらわないと、まじで殺される…。
今は魔法を使わないただの刀で戦っている。
この刀も妖刀だから魔力を使う。
それに、何の罪も無い人間相手に魔法を使うのは絶対に駄目だからね。
そもそも魔力差で瞬殺だけど。
そろそろ魔力切れが来るかもしれないな。
ならあと一発、気絶させるだけの魔力で打たせてくれ……!
範囲魔法・雷電波
ビリビリビリ……
は?なんで効いてない!?ちゃんとやったはずなのに…!?
…なるほどそうか、魔力を付与させたのか……!
ぐらぐらする。目眩がしてきた。
……魔力切れか…。
せめて遺言を―――、
タンッ
「頑張りました。後は任せて」
ぐらりと歪んだ視界の端、聞き覚えのある声と容姿が目に入った。
帳「教頭……せんせ、い…?」
??「無理して喋らないで。……とりあえず、ワープさせとくね」
あ、ありがとうございま……す……
声にならない感謝をしたのが最後、目の前が真っ暗になった。


·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙


青「ガラッド、何故余計な事をする」
ガラッド「青、こちらにも権利という物があります」
青「全く、我は面倒な事が嫌なんだ。勝手な事をしないでくれるか?」
ガラッド「青は変わってしまったのですね。昔の青が嘘みたいです」
青「今も昔も変わっていない。ただの勘違いじゃろ」
ガラッド「…………青はそう思うんですね。…少しは協力したらどうです?」
青「我が協力すると思うか?」
ガラッド「微塵も思っておりません」


·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙


犬神「ガラッドさん、九州第四魔法学校から見学OKだって!」
ガラッド「そうですか…!見学OKが出たなら書庫も見学出来ますよね」
犬神「多分できると思う!」
ガラッド「分かりました。では、九州で会いましょう」
犬神「了解、んじゃまた」


·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙


??「見学したかったの犬神さんたちだったのかー!」
犬神「そ、今日はよろしくね」
??「俺の名前は柊真!よろっす」
柊真はこの学校の最強であり、親しみやすい人。
ここは長崎県にある魔法学校唯一の男子校で、先生が居ない好き放題出来る開放感溢れる学校だ。
しかし、好き放題し過ぎなのか、壁には路地で見るようなスプレーで描かれたイラストのような物が沢山。
これが学校のモチーフらしい。
柊真「書庫見たいんだっけ?どんどん入ってー」
中に入ると荒れたポスターや、訓練に使われたであろうカカシがそこら辺にちらほら。
ガラッドが遠い目で見ていると柊真が苦笑いしながら言った。
柊真「ごめんごめん、ごちゃごちゃしててね。でも、これが俺らの理想の学校らしくていいじゃないかってそのままになっちゃって…」
柊真はいかにもこの学校に合っている人だ。
リーダーでありながらもゆるゆるな人が動かしているとは…。
柊真「えっと、魔王について書いてあるのはここら辺かな…。」
ガラッド「ありがとうございます。これで情報が掴めます」
柊真「でも困ったねー。狐梨が居ない中で魔王に挑むってのは無理じゃない?しかも、その時に結構強い人も居なくなっちゃったし。他の学校から生徒寄せ集めても、俺らだけじゃ絶対負けるっしょ」
ガラッド「確かに、魔王は私たちにとって敵であり、遠い存在。勝てるイメージが湧いてきません」
柊真「だろ?だから、どっかで力を付けないといけないって訳だ」
犬神「少なくとも、現状このまま挑んでも全員帰って来れないね…」
ガラッド「力を付ける、ですか。どこかそういう場所があればよいのですが…」
??「なら、僕に任せてください」
柊真「本田ー!いいとこに来た!あ、こいつはこの学校の情報源。みんなからは情報の塊って言われてるよ」
本田と言われた男子は、一つの地図のようなものを見せてきた。
本田「古代みたいな方法ですが、力を付けられるであろう神殿がある場所を示している地図です。多分、自然が多い場所にあると思いますが、最悪海外になるかもです」
柊真「ふーん、だってさ犬神さんとガラッドさん。行く?行かない?」
ガラッドと私は、真剣な目で柊真を見た。
柊真「……勝ちたいのか…無謀だが挑戦する価値はあるんじゃないか?」
ゆっくりと開けた柊真の眼の奥には、赤黒い光が輝いていた。

2025/05/03 18:43

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