魔法学校の強者たち
乃伊「夢羅!お疲れ様!帳の方も片付いたらしいで!」
夢羅「そうか、それは良かった」
私は部屋に入った瞬間ドサッとベッドに倒れ込んだ。
乃伊「お疲れやねぇ、魔法とかは行き渡った?」
夢羅「……うん…引き渡す魔法で…………」
私は適当な相槌を打った。眠くて返事すらもよく分からない。
乃伊「後片付けはうちがやっとくから。ゆっくり休んでな」
私はそのまま、眠りに沈んでく。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
??「魔王様!その傷…!?」
魔王「心配するな。このくらい擦り傷だ」
??「ですが、本当に大丈夫なのですか?応急処置だけはしておいた方が…」
魔王「そんなに心配するならしてくれ。このまま後遺症になったら大変かもしれんしな」
??「有り難きお言葉。」
??「処置が終わりました、魔王様。どうでしょうか?」
魔王「少し動き易くなったな。礼を言う」
??「では、僕は先程来た連中について調べて来ます。情報が見つかり次第、御報告します」
魔王「よろしく頼む」
??「おー、おかえり。魔王お世話どうだった?」
??「応急処置だけでしたよ」
??「そーか。おつかれさまー。で、脱出計画どーする?」
??「このまま脱出したって、人間界を巡回している怪魔にバレたらおしまいですよ。巡回に来たって言い訳しても、名簿のような物でバレてしまいます」
??「えー…てことは、人間になるしか無くない?」
??「えぇ、そうですね。書庫で人間になる方法など、そこら辺を調べてみたんですが強い意志が無いと出来ないとの事。それに、一度人間界に出て人間の事を完全に知ってからじゃないとなれないそうです」
??「へー……なら、人間界に行こう!俺らは人間になるべきだ!」
??「え!?馬鹿なんですか!?バレたらおしまいなんですよ!?」
??「もー!それは知ってるっつーの!だからギャンブルするしかないっての!」
??「ほんとにやるんですか!?人間になろうとして、二人で行った怪魔が居るんです!そのうち一人は人間になれましたが、もう一人はバレて死んでしまった…。書庫にはそのような情報が沢山ありました。だとしたら僕たちもそうなってしまうかもなんですよ!?」
??「それでも俺たちは行く!!もし一人が助かって一人が犠牲になるなら、お前を生かしてやる!」
??「…え?」
??「お前の方が希望あんだろ。てか心配すんな!俺がこんなんで死ぬはずないだろ?」
??「うん、そうですね。もし死んだら、僕が魔王を殺します。そしてあんたを一生恨みますから」
??「あぁ、恨んでみろ。」
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
夢羅「……っ!?なんなんだ今の夢…!?」
私は飛び起きた。奇妙な夢を見たからだ。
だが、その夢は何故か既視感があって……
私はその夢を思い出さないようにした。
とりあえず電気を付け、スマホを見ると、朝の5時。ビュッフェに行くのにはちょうどいい時間だな、と思い着替えようとした、その時、
ずるっ……ひたっ…ぽたぽたっ…………
何かが落ちている音がした。水滴?
私は音のする方へ目を向けた。
そこには、黒い水溜まりが出来ている。
夢羅「黒?普通は透明とかじゃ、」
ズバンッ!!!
怪魔!?
私は咄嗟に防御壁を展開し、攻撃から逃れる。
攻撃は絶え間なく放たれる。隙がない。
しかも攻撃が続いているせいで怪魔の顔が見えない。
くそっ、キリが無い!
これで終わってくれ!
ゾルトラーク(人を殺す魔法)
……シュゥゥゥ……
…消えた。ゾルトラークで対処出来たか。
というか、あの怪魔なんなんだ?
絶え間ない攻撃…あまり見かけないな。
夢羅「あ!?」
ビュッフェ間に合わないじゃん!
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
犬神「……。これは…なんということだ……岩手がこんな状況だったとは…」
夢羅「そうか、それは良かった」
私は部屋に入った瞬間ドサッとベッドに倒れ込んだ。
乃伊「お疲れやねぇ、魔法とかは行き渡った?」
夢羅「……うん…引き渡す魔法で…………」
私は適当な相槌を打った。眠くて返事すらもよく分からない。
乃伊「後片付けはうちがやっとくから。ゆっくり休んでな」
私はそのまま、眠りに沈んでく。
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
??「魔王様!その傷…!?」
魔王「心配するな。このくらい擦り傷だ」
??「ですが、本当に大丈夫なのですか?応急処置だけはしておいた方が…」
魔王「そんなに心配するならしてくれ。このまま後遺症になったら大変かもしれんしな」
??「有り難きお言葉。」
??「処置が終わりました、魔王様。どうでしょうか?」
魔王「少し動き易くなったな。礼を言う」
??「では、僕は先程来た連中について調べて来ます。情報が見つかり次第、御報告します」
魔王「よろしく頼む」
??「おー、おかえり。魔王お世話どうだった?」
??「応急処置だけでしたよ」
??「そーか。おつかれさまー。で、脱出計画どーする?」
??「このまま脱出したって、人間界を巡回している怪魔にバレたらおしまいですよ。巡回に来たって言い訳しても、名簿のような物でバレてしまいます」
??「えー…てことは、人間になるしか無くない?」
??「えぇ、そうですね。書庫で人間になる方法など、そこら辺を調べてみたんですが強い意志が無いと出来ないとの事。それに、一度人間界に出て人間の事を完全に知ってからじゃないとなれないそうです」
??「へー……なら、人間界に行こう!俺らは人間になるべきだ!」
??「え!?馬鹿なんですか!?バレたらおしまいなんですよ!?」
??「もー!それは知ってるっつーの!だからギャンブルするしかないっての!」
??「ほんとにやるんですか!?人間になろうとして、二人で行った怪魔が居るんです!そのうち一人は人間になれましたが、もう一人はバレて死んでしまった…。書庫にはそのような情報が沢山ありました。だとしたら僕たちもそうなってしまうかもなんですよ!?」
??「それでも俺たちは行く!!もし一人が助かって一人が犠牲になるなら、お前を生かしてやる!」
??「…え?」
??「お前の方が希望あんだろ。てか心配すんな!俺がこんなんで死ぬはずないだろ?」
??「うん、そうですね。もし死んだら、僕が魔王を殺します。そしてあんたを一生恨みますから」
??「あぁ、恨んでみろ。」
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
夢羅「……っ!?なんなんだ今の夢…!?」
私は飛び起きた。奇妙な夢を見たからだ。
だが、その夢は何故か既視感があって……
私はその夢を思い出さないようにした。
とりあえず電気を付け、スマホを見ると、朝の5時。ビュッフェに行くのにはちょうどいい時間だな、と思い着替えようとした、その時、
ずるっ……ひたっ…ぽたぽたっ…………
何かが落ちている音がした。水滴?
私は音のする方へ目を向けた。
そこには、黒い水溜まりが出来ている。
夢羅「黒?普通は透明とかじゃ、」
ズバンッ!!!
怪魔!?
私は咄嗟に防御壁を展開し、攻撃から逃れる。
攻撃は絶え間なく放たれる。隙がない。
しかも攻撃が続いているせいで怪魔の顔が見えない。
くそっ、キリが無い!
これで終わってくれ!
ゾルトラーク(人を殺す魔法)
……シュゥゥゥ……
…消えた。ゾルトラークで対処出来たか。
というか、あの怪魔なんなんだ?
絶え間ない攻撃…あまり見かけないな。
夢羅「あ!?」
ビュッフェ間に合わないじゃん!
·̩͙꒰ঌ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ໒꒱·̩͙
犬神「……。これは…なんということだ……岩手がこんな状況だったとは…」