二次創作
たとえば君が死んだとして。【2j3j】
浮かんでくる手汗をなんとか拭いつつ
隣の幽霊に気付かれないよう顔を覆った。
たしかに、花にかこまれ
棺でねむる●●サンを見た。
でも俺の横で画面を見つめる
コイツだって●●サンだ。
葛葉「...ぁ、..っ...?」
余計に分からない。
ほんとうに、なんにも。
ゆっくり覆う手をずらせば
俺を心配するコメントが見える。
そして、開いてすらない遺書も見える。
まるで生きている。
そんな●●サンも
きちんと見える。
葛葉「...●●サンごめん、配信終わらせてくんね?」
『え?あ、分かった』
> 叶:どういうこと?
・・・
どうやら幽霊でもご飯は食べるようで
寿司を出前するとよく喜んだ。
そんな姿を内心微笑ましく見つめながらも
気付いたときには遺書へ目を向けてしまっていた。
葛葉「....[小文字]理由、書いてあるかも[/小文字]」
後で読むか、と寿司に食らいつく
●●サンの目を盗んで
彼女らしい達筆な字で葛葉さんと書かれた遺書を
こっそりポケットにしまう。
寿司は結局●●サンが全部食べやがった。
葛葉「変なこと言っていい?無理っつっても聞かねえけど」
『あ、でも眠くなってきた』
葛葉「大先輩からの言葉だぞ!!!!」
『冗談』
言い返したくなったのをぐっと堪えた。
葛葉「●●サンって、俺のことどう思ってんの?」
隣の幽霊に気付かれないよう顔を覆った。
たしかに、花にかこまれ
棺でねむる●●サンを見た。
でも俺の横で画面を見つめる
コイツだって●●サンだ。
葛葉「...ぁ、..っ...?」
余計に分からない。
ほんとうに、なんにも。
ゆっくり覆う手をずらせば
俺を心配するコメントが見える。
そして、開いてすらない遺書も見える。
まるで生きている。
そんな●●サンも
きちんと見える。
葛葉「...●●サンごめん、配信終わらせてくんね?」
『え?あ、分かった』
> 叶:どういうこと?
・・・
どうやら幽霊でもご飯は食べるようで
寿司を出前するとよく喜んだ。
そんな姿を内心微笑ましく見つめながらも
気付いたときには遺書へ目を向けてしまっていた。
葛葉「....[小文字]理由、書いてあるかも[/小文字]」
後で読むか、と寿司に食らいつく
●●サンの目を盗んで
彼女らしい達筆な字で葛葉さんと書かれた遺書を
こっそりポケットにしまう。
寿司は結局●●サンが全部食べやがった。
葛葉「変なこと言っていい?無理っつっても聞かねえけど」
『あ、でも眠くなってきた』
葛葉「大先輩からの言葉だぞ!!!!」
『冗談』
言い返したくなったのをぐっと堪えた。
葛葉「●●サンって、俺のことどう思ってんの?」