二次創作
たとえば君が死んだとして。【2j3j】
すこしの動揺を見せたきり
しばらく黙り込む●●サンだったが、
見つめ続ける俺を見ては
やれやれ、とため息混じりに声を上げた。
仕方ないな、と子どもをあやす親のように。
その態度には若干腹を立てたものの
わざわざまくしたてるまでもないため
語り出すのをじっと待った。
『...ゲーミングチェア借りていいですか』
葛葉「ん」
『...そういえば葛葉さんって魔族なんだよね』
葛葉「話逸らすな」
『はいすみません。』
やれやれ、と言ったわりには
すこぶる言いづらそうに、
さっさと話を逸らそうと奮闘する。
葛葉「....」
そんな幽霊を可哀想に思ったのか、
はたまたただの情けか。
そもそも答えてくれなさそうなので
問い詰めるのはやめにした。
『...いた、痛い、何?なんで笑ってんの?』
二度と会えないはずの人間に会えたのが
よっぽど嬉しかったらしい。
ぐ、と頬をつねって
痛がる●●サンが
妙にかわいく思えた。
葛葉「...配信するか!」
見逃してやるよ、の念を込めて。
・・・
葛葉「配信に声乗ったりするんですかねー?」
> ???
> 配信って声のるもんだろ。いつも喋ってんじゃん
> 意味不明
葛葉「乗らないらしいっすわ!んじゃま、適当に雑談しまーす」
> 追いつけない
> ずっと何言ってる?
・・・
配信も終盤に差し掛かると
コメント欄に何人かのライバーの名が連なった。
> 叶 : 休んだほうがいいと思う、本当に
> 魔界ノりりむ : おかしくなった?大丈夫?
> 栞葉るり : 大丈夫ですか?
どれも俺を気遣うニュアンスのコメント。
ん?としばし固まって
●●サンと顔を見合わせる。
頼りの●●サンも困惑状態で、
いまいち意味が分からない。
> え、いつもの葛葉じゃね?
> もしかして今日葛葉以外配信してないのって何か関係してる?
> 変なとこあったか?
葛葉「...?..ちょ、意味分かんねえんだけど!」
と、画面に向かって叫んだところで
そばに置かれた遺書に気が付く。
葛葉( あ、今日って... )
いつからか、恐ろしいことに
葬儀の存在を忘れていた。
しばらく黙り込む●●サンだったが、
見つめ続ける俺を見ては
やれやれ、とため息混じりに声を上げた。
仕方ないな、と子どもをあやす親のように。
その態度には若干腹を立てたものの
わざわざまくしたてるまでもないため
語り出すのをじっと待った。
『...ゲーミングチェア借りていいですか』
葛葉「ん」
『...そういえば葛葉さんって魔族なんだよね』
葛葉「話逸らすな」
『はいすみません。』
やれやれ、と言ったわりには
すこぶる言いづらそうに、
さっさと話を逸らそうと奮闘する。
葛葉「....」
そんな幽霊を可哀想に思ったのか、
はたまたただの情けか。
そもそも答えてくれなさそうなので
問い詰めるのはやめにした。
『...いた、痛い、何?なんで笑ってんの?』
二度と会えないはずの人間に会えたのが
よっぽど嬉しかったらしい。
ぐ、と頬をつねって
痛がる●●サンが
妙にかわいく思えた。
葛葉「...配信するか!」
見逃してやるよ、の念を込めて。
・・・
葛葉「配信に声乗ったりするんですかねー?」
> ???
> 配信って声のるもんだろ。いつも喋ってんじゃん
> 意味不明
葛葉「乗らないらしいっすわ!んじゃま、適当に雑談しまーす」
> 追いつけない
> ずっと何言ってる?
・・・
配信も終盤に差し掛かると
コメント欄に何人かのライバーの名が連なった。
> 叶 : 休んだほうがいいと思う、本当に
> 魔界ノりりむ : おかしくなった?大丈夫?
> 栞葉るり : 大丈夫ですか?
どれも俺を気遣うニュアンスのコメント。
ん?としばし固まって
●●サンと顔を見合わせる。
頼りの●●サンも困惑状態で、
いまいち意味が分からない。
> え、いつもの葛葉じゃね?
> もしかして今日葛葉以外配信してないのって何か関係してる?
> 変なとこあったか?
葛葉「...?..ちょ、意味分かんねえんだけど!」
と、画面に向かって叫んだところで
そばに置かれた遺書に気が付く。
葛葉( あ、今日って... )
いつからか、恐ろしいことに
葬儀の存在を忘れていた。