蓮が亡くなって3ヶ月が経つ。

前よりは気持ちの整理が落ち着いてきた。

晴翔(....そろそろ寝よ､)

...でも､生きるモチベは無くなった。

[水平線]

？？「...[小文字]て[/小文字]」

？？「起き...て」

晴翔「っ....？ここは...？」

そこは辺り一面真っ白だった。

何か靄がかかってる...そんな感じの空間だった。

...ていうか今起こした人は誰だ？

晴翔「......誰？」

？？「.......」

静かな空間。

晴翔「....ここってどこなの？」

？？「....晴翔､..」

晴翔「っ...その声...」

晴翔「蓮...？」

蓮「.........ごめんな｡勝手に1人で逝って...」

晴翔「っ､ほんと...なんで先に逝ったんだよ...」

蓮「.....もし､..辛くなっても...くれぐれもこっちの世界に来るなよ､？」

...ははっ｡お見通し...か

晴翔「.....うん､多分来ないよ」

蓮「多分...って......w」

晴翔「...w」

久しぶりに笑顔が見れた。

...こんな時間がずーっと続けばいいのに。

蓮「.....あ､そろそろ起きないと...だな」

晴翔「､...そ､っか.....」

蓮「.....そんな暗い顔しなくても...また夢の中で会えるかもだろ､､？」

晴翔「！....うん､そうだよね」

蓮「......じゃあまた...な」

[水平線]

晴翔「.......ぁ､」

カーテンの隙間から差し込む眩しい光。

晴翔(...起きたくなかったな､)

...でも､会えたのは良かった...

晴翔「......また夢の中で...か」

.......生きるモチベ､見つけたかもな...