異世界に辿り着いた俺は、のんびりライフを送ります。
#1
なんで異世界に!?
第1話 魔法使いとの遭遇
「なんでこんな実験体を作ったんだ!我々の真の目的は『世界征服』だぞ!」
「すみません…何か可笑しい牡丹でも押してしまったのでしょうか」
「そんなに笑っているのは何故だ‼︎‼︎」
言い合っているのは大きい大人と小さい青年。
実験室に大きい声と、小さくて貧しい声が響く。
「だから…もういいですよね」
「あ?」
その小さい体を傾けて、実験体を真ん中に置く。
「さようなら、隊長。キミと会うことはもう無いようですね」
世界が…やっと…何か変わる。この生きにくい世界がー…。
♢♢♢♢♢♢♢♢
「はっ!」
自分ー、カイは、声を出して起床した。
(さっきのは夢か…?誰かが笑っていたぞ、言い合いをしていたぞ)
確かめるために外に出て、『いつもの公園』へ向かう。
いつもの公園というのは、友人との別れの時に、出会った奇跡の公園。
その公園はなくて…ベンチだけが取り残されていた。
街のパン屋や、魚屋…八百屋は、普通だが…
(まぁいい。オレの大好きなあんぱんを買うぜっ!)
徒歩10分で、通っているパン屋に着いた。
「この『高級こし餡パン』を1つください!」
財布から231円を取り出して、女に見せる。
「ハァ?この金、何なのよ。12ニチ必要なんだよね」
(ニチ?)
「あの…ニチって…何ですか?」
銅貨…なのか?ニチとは…
「知らないの、アンタ。新しい“銅貨”よ。それも知らないなら…」
女の拳が振り上げられる…と思ったら、女は目を輝かせてこう言った。
「此処で働きなさい!私の名前はルイよ。ま、ここは異世界だからね、慣れるまで安心しなさい」
え?想像と違う…
「あとルイって呼んでね」
「え…ルイ。よろしく…」
…ー、オレは、今日から…憧れのパン屋の店員になりました。
「…?」
ポカンとしたままのオレと、威張るように言う女。
あと、異世界って…
「ルイは魔法使いなのか?服的に。あと異世界ってどういう事」
「後で教えてあげるから12ニチはもういい!無料であんぱんあげる」
「本当に⁉︎ありがとう、ルイ」
♢♢♢♢♢♢♢♢
古い図書館の鍵を開けると、周りは錆だらけ。
昔の本がいろいろ置いてあって、1日じゃ読めなさそうだ。
「この本…光ってる?」
「あ、その本ね。それは異世界について書いてある本よ」
ふーん、なるほどね。
その本のページを開くと、この文章が出てきた。
『ある日、幽霊部長は世界征服を目指し、「実験体0302」を開発した。だが、開発の誤りで、世界征服はできなかった』
次のページを開くと、奇妙な絵。
『試行錯誤を繰り返し、時は2025年。小さな青年が『実験体0317』を使用し、世界は征服…されなかった。』
は?
そう思うと、夢の青年が頭に出てきたのだった。
「なんでこんな実験体を作ったんだ!我々の真の目的は『世界征服』だぞ!」
「すみません…何か可笑しい牡丹でも押してしまったのでしょうか」
「そんなに笑っているのは何故だ‼︎‼︎」
言い合っているのは大きい大人と小さい青年。
実験室に大きい声と、小さくて貧しい声が響く。
「だから…もういいですよね」
「あ?」
その小さい体を傾けて、実験体を真ん中に置く。
「さようなら、隊長。キミと会うことはもう無いようですね」
世界が…やっと…何か変わる。この生きにくい世界がー…。
♢♢♢♢♢♢♢♢
「はっ!」
自分ー、カイは、声を出して起床した。
(さっきのは夢か…?誰かが笑っていたぞ、言い合いをしていたぞ)
確かめるために外に出て、『いつもの公園』へ向かう。
いつもの公園というのは、友人との別れの時に、出会った奇跡の公園。
その公園はなくて…ベンチだけが取り残されていた。
街のパン屋や、魚屋…八百屋は、普通だが…
(まぁいい。オレの大好きなあんぱんを買うぜっ!)
徒歩10分で、通っているパン屋に着いた。
「この『高級こし餡パン』を1つください!」
財布から231円を取り出して、女に見せる。
「ハァ?この金、何なのよ。12ニチ必要なんだよね」
(ニチ?)
「あの…ニチって…何ですか?」
銅貨…なのか?ニチとは…
「知らないの、アンタ。新しい“銅貨”よ。それも知らないなら…」
女の拳が振り上げられる…と思ったら、女は目を輝かせてこう言った。
「此処で働きなさい!私の名前はルイよ。ま、ここは異世界だからね、慣れるまで安心しなさい」
え?想像と違う…
「あとルイって呼んでね」
「え…ルイ。よろしく…」
…ー、オレは、今日から…憧れのパン屋の店員になりました。
「…?」
ポカンとしたままのオレと、威張るように言う女。
あと、異世界って…
「ルイは魔法使いなのか?服的に。あと異世界ってどういう事」
「後で教えてあげるから12ニチはもういい!無料であんぱんあげる」
「本当に⁉︎ありがとう、ルイ」
♢♢♢♢♢♢♢♢
古い図書館の鍵を開けると、周りは錆だらけ。
昔の本がいろいろ置いてあって、1日じゃ読めなさそうだ。
「この本…光ってる?」
「あ、その本ね。それは異世界について書いてある本よ」
ふーん、なるほどね。
その本のページを開くと、この文章が出てきた。
『ある日、幽霊部長は世界征服を目指し、「実験体0302」を開発した。だが、開発の誤りで、世界征服はできなかった』
次のページを開くと、奇妙な絵。
『試行錯誤を繰り返し、時は2025年。小さな青年が『実験体0317』を使用し、世界は征服…されなかった。』
は?
そう思うと、夢の青年が頭に出てきたのだった。
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