「あのね」
からとびだしたのはゆめのせかい
疾風のようにじかんがはやくすすんでも
粉雪のようにじかんがおそくすすんでも
使い魔兼友達のとけいがたすけてくれました
そのゆめはひとりひとりのじゅみょうをあらわしているようで
きゅうにくうはくのせかいになったり
きゅうにときのはざまにおちていったり
でもそんなときは
ゆめのちからでつくったつばさでとんでいくから
友達とはゆきがふっているときにあいました
ゆめにはいぜんからでていたのに
そのひはすがたをみせませんでした




「ここまで語ったらいいだろう」




人物紹介
疾風 運ーはやて ゆき　♀
11歳
夢の世界で覚醒する
隠された能力がある
友達は時計だけ
「ねえ、永い夢って面白いと思わない?」

時計ーとけい
(約)2600歳
日本ができてから時を刻み始めた時計にとりついた幽霊
幽霊の名前は時計なのである
隠された能力がある
「なぜ、戦うのですか?なぜ、争うのですか?」