少女たちの地獄
「くまのぬいぐるみの腹をカッターで裂いた。意外と力が要った。綿が見えた。背中側を押したら綿は溢れてきた。首と胴体を鋏で切り離した。切りにくかった。頭にも綿が詰まっていた。頭の皮を裏返したらやっぱり綿が溢れてきた。ぬいぐるみの足には袋に入ったビーズが詰められていた。白い、多分プラスチックのビーズだった。舐めてみたら、甘くはなかった。無味だった。ビーズはばらばら転がって片付けが大変だった。綿と表面の皮とビーズを袋に押し込んで、机の三番目の引き出しにしまった。」
今日の日記を書き終わり、燐乃は日記帳を閉じて机の一番目の引き出しに入れた。そうして、自室を出て行った。
今日の日記を書き終わり、燐乃は日記帳を閉じて机の一番目の引き出しに入れた。そうして、自室を出て行った。