例えばあの日
僕の命が
終わっていたら
そう何度考えたでしょう
お母さんからもらったこの命さえ
愛せないのは
親不孝でしょうね
欲しかった言葉を貰えないことを
勝手に世界のせいにしている
僕は世界一
最低でしょうね
この世界の片隅に
僕という命があることが
もっと憎まれてもいいでしょう
だってそうしたほうが
僕も楽に
星になれるから
「人は死んだら星になる」
その言葉は正しいのかもしれません
この美しく輝く星が
その人たちの人生ならば
そこに行っても僕だけは
ずっと一人汚いままなのでしょう



例えば明日
僕のいた時間を
すべてリセットしてくれたなら
そう何度考えたでしょう
走馬灯のように駆け巡る
幸せだったころの記憶が
ぐちゃぐちゃに入り雑じって
灰になりました
きっと
僕は世界一
最低な人間でしょうね
まともな人間関係なんて築けない
何の取り柄のない
ゴミクズ野郎が
生きてていいはずが
ないでしょう
「人は死んだら星になれる」
その言葉が正しいって僕は今でも信じてます
あの美しく輝く世界に
僕も入れたのなら
その時はきっと世界一
幸せな瞬間でしょう
幸せな瞬間でしょう