保健室で、待ってます。
ばいばーい!
「もうそんな時間かぁ....。」
帰りのチャイムと同時にバタバタと足音が聞こえた。
私も荷物をまとめて窓の外を眺めた。
あっはは、何それ〜
帰ってたら俺ン家集合な‼︎
「...................」
私もあんな風にランドセルを背負ってみんなで元気に話しながら帰ることはできるのかな。
ふと、そう思う時がある。
私に会いきてくれる子達はみんな同情、その一言で来ている。
私のこと、本気で友達って思ってくれる人なんて.....
「美桜〜、迎えに来たぞ〜。」
「神楽!コイツ教室まで来たんだけど!ほんと何⁉︎」
「おねぇちゃん!みこちゃん''達''と一緒にかえろ!」
みこちゃんの「達」と言う言葉が出て私の胸に刺さる。
「う、うん。帰ろっか、“みんな”。」
「美桜のこんな笑顔見たの久しぶりだな〜。」
「こんな笑顔ってなに?兄様。」
「心の底から嬉しいって思ってるような笑顔」
「ふーん....。」
私、今心の底から、嬉しいって思ってるのかな。
わかんないけど、そんな気がする。
みこちゃんと、兄様と、そして、飛鳥くんと話せて幸せって思ってる。
こんなの、毎日のことなのに。
いつも兄様と二人で帰れて幸せだけど....
みんなで言葉を分け合える、笑顔を確かめ合える、って言うのを幸せっていうのかな、って思う。
「兄様、みこちゃん.......。先行っちゃうよ?」
「えっ、俺は⁉︎」
「飛鳥くんは私が先行っても追いつけるでしょ?」
「みこちゃんも追いつけるもん!」
「俺だって追いつけるぞ?美桜。」
「いこっ、飛鳥くん。」
「えっちょっまっえっ⁉︎」
また、明日が来るのを少し楽しみに待ってる。
「また、一緒に帰ろうな。」
「もうそんな時間かぁ....。」
帰りのチャイムと同時にバタバタと足音が聞こえた。
私も荷物をまとめて窓の外を眺めた。
あっはは、何それ〜
帰ってたら俺ン家集合な‼︎
「...................」
私もあんな風にランドセルを背負ってみんなで元気に話しながら帰ることはできるのかな。
ふと、そう思う時がある。
私に会いきてくれる子達はみんな同情、その一言で来ている。
私のこと、本気で友達って思ってくれる人なんて.....
「美桜〜、迎えに来たぞ〜。」
「神楽!コイツ教室まで来たんだけど!ほんと何⁉︎」
「おねぇちゃん!みこちゃん''達''と一緒にかえろ!」
みこちゃんの「達」と言う言葉が出て私の胸に刺さる。
「う、うん。帰ろっか、“みんな”。」
「美桜のこんな笑顔見たの久しぶりだな〜。」
「こんな笑顔ってなに?兄様。」
「心の底から嬉しいって思ってるような笑顔」
「ふーん....。」
私、今心の底から、嬉しいって思ってるのかな。
わかんないけど、そんな気がする。
みこちゃんと、兄様と、そして、飛鳥くんと話せて幸せって思ってる。
こんなの、毎日のことなのに。
いつも兄様と二人で帰れて幸せだけど....
みんなで言葉を分け合える、笑顔を確かめ合える、って言うのを幸せっていうのかな、って思う。
「兄様、みこちゃん.......。先行っちゃうよ?」
「えっ、俺は⁉︎」
「飛鳥くんは私が先行っても追いつけるでしょ?」
「みこちゃんも追いつけるもん!」
「俺だって追いつけるぞ?美桜。」
「いこっ、飛鳥くん。」
「えっちょっまっえっ⁉︎」
また、明日が来るのを少し楽しみに待ってる。
「また、一緒に帰ろうな。」