保健室で、待ってます。
みこちゃんが居なくなってから一時間、もう給食の時間だ。
「ぇと、、今日の給食は......」
「えーっと、パスタとアップルパイね。」
「ぁ、ありがとうございます。」
保健の、桜野綾子先生はおっとりした雰囲気のいい先生だ。
学校の人気も高く、私も大好きな先生。
それにしてもパスタかぁ....。
アップルパイは好きだけどパスタは私の苦手な食べ物だ。
調理員さんにはごめんなさいだけど残しちゃいそうです。
キーンコーンカーンコーン
五時間目の終わりのチャイムが鳴って私はテーブルを片付けた。
タブレットを片付けてランチマットを敷くと
[小文字]トントントン[/小文字]
と階段を降りる音が聞こえた。
ちょっと笑みが溢れる。
多分クラスの子だろう。
慎重に給食を運んでいる姿が目に見える。
そういえば飛鳥くん、本当にジャムパン食べるのかな。
男の子にしては小さい口でパンを頬張ってる姿を思い浮かべると思わず可愛い.....と考えてしまう。
ガラガラガラ
扉を開ける音が聞こえる。
「失礼しまーす。」
...............ん?
なんか聞き覚えのある声。
ゆっくり後ろを振り向くと....
「よっ、美桜。」
「神楽、コイツ誰?。」
「に、兄様と飛鳥くん⁉︎なんで一緒に居るの....」
私の兄が給食を片手に飛鳥くんを担いで入ってきていた。
私の兄は小学生にして地元の最強ヤンキーで背が高い。
その長い髪の毛からふわっといい匂いがする。
それにしても飛鳥くんに迷惑かけてほんと何してるんだか....
「兄様....。飛鳥くんを離して。」
「コイツ飛鳥って言うのかぁ.....。お前ちっこいから女かと思った。」
「あ?俺は男だ!てめーこそなんでそんな髪長ぇんだよ!女みテェ(笑」
「あー、よく言われる。」
兄は煽りとか効かないタイプなんだよー飛鳥くん^^;
ここは私がなんとかしないと.....
「に、兄様!放送委員なんでしょ?早く行かないとじゃないのっ?」
「あ、そうじゃん。じゃあ行くぞー、どチビ」
「誰がどチビだ」
「てめーだよ。」
「てめーは高身長イケメンだろ!」
「褒めてくれてありがとー。んじゃ、またね、美桜。」
「あ、うん!うちの兄が迷惑かけてごめんね、飛鳥くんっ!」
「あ、いやいや。大丈夫。んじゃ!」
ガラガラガラガラ
「[小文字]てめー、うちの美桜といちゃいちゃすんなよ。いくら好きだからって」[/小文字]
[小文字]「はっ?______________!」[/小文字]
[小文字]「えー?てめーおもしろ。」[/小文字]
扉の向こうから二人の声が聞こえる。
「..................兄様の馬鹿っ!///////」
いちゃいちゃ、小学生には恥ずかしい言葉に私は顔を真っ赤にした。
「年頃ねぇ.........」
私はその後見事パスタを残して、兄様の声をアラームにして眠たい目を擦った。
「なぁなぁ、美桜」
「......何?」
「ごめんって。」
「何が?」
「えー?あの飛鳥ってやろうとお前がいちゃいちゃしてるって言ったこと?」
「ッッ〜/////、もうそれ禁句!言ったら.....兄様のプリン食べる!」
「え、でも放送で俺の美しい声が聞けたんだからいいじゃん。」
「全然美しくないし、自意識過剰イケボ」
「イケボって、お前もそう思ってんじゃん(笑笑」
「でも馬鹿」
「(1)( 7)×(6)=?」
「42」
「美桜、テメェ天才かよ。」
「馬鹿に言われても嬉しくないし。」
「でも.....」
「でも....?」
「[小文字]あ、飛鳥くんは頭良くはないけど言われたら嬉しい」[/小文字]
「いちゃいちゃすんなって。」
「プリン食べるッッ!」
「ヘイヘーイ。」
兄様なんて、、大っ嫌い!/////
「ぇと、、今日の給食は......」
「えーっと、パスタとアップルパイね。」
「ぁ、ありがとうございます。」
保健の、桜野綾子先生はおっとりした雰囲気のいい先生だ。
学校の人気も高く、私も大好きな先生。
それにしてもパスタかぁ....。
アップルパイは好きだけどパスタは私の苦手な食べ物だ。
調理員さんにはごめんなさいだけど残しちゃいそうです。
キーンコーンカーンコーン
五時間目の終わりのチャイムが鳴って私はテーブルを片付けた。
タブレットを片付けてランチマットを敷くと
[小文字]トントントン[/小文字]
と階段を降りる音が聞こえた。
ちょっと笑みが溢れる。
多分クラスの子だろう。
慎重に給食を運んでいる姿が目に見える。
そういえば飛鳥くん、本当にジャムパン食べるのかな。
男の子にしては小さい口でパンを頬張ってる姿を思い浮かべると思わず可愛い.....と考えてしまう。
ガラガラガラ
扉を開ける音が聞こえる。
「失礼しまーす。」
...............ん?
なんか聞き覚えのある声。
ゆっくり後ろを振り向くと....
「よっ、美桜。」
「神楽、コイツ誰?。」
「に、兄様と飛鳥くん⁉︎なんで一緒に居るの....」
私の兄が給食を片手に飛鳥くんを担いで入ってきていた。
私の兄は小学生にして地元の最強ヤンキーで背が高い。
その長い髪の毛からふわっといい匂いがする。
それにしても飛鳥くんに迷惑かけてほんと何してるんだか....
「兄様....。飛鳥くんを離して。」
「コイツ飛鳥って言うのかぁ.....。お前ちっこいから女かと思った。」
「あ?俺は男だ!てめーこそなんでそんな髪長ぇんだよ!女みテェ(笑」
「あー、よく言われる。」
兄は煽りとか効かないタイプなんだよー飛鳥くん^^;
ここは私がなんとかしないと.....
「に、兄様!放送委員なんでしょ?早く行かないとじゃないのっ?」
「あ、そうじゃん。じゃあ行くぞー、どチビ」
「誰がどチビだ」
「てめーだよ。」
「てめーは高身長イケメンだろ!」
「褒めてくれてありがとー。んじゃ、またね、美桜。」
「あ、うん!うちの兄が迷惑かけてごめんね、飛鳥くんっ!」
「あ、いやいや。大丈夫。んじゃ!」
ガラガラガラガラ
「[小文字]てめー、うちの美桜といちゃいちゃすんなよ。いくら好きだからって」[/小文字]
[小文字]「はっ?______________!」[/小文字]
[小文字]「えー?てめーおもしろ。」[/小文字]
扉の向こうから二人の声が聞こえる。
「..................兄様の馬鹿っ!///////」
いちゃいちゃ、小学生には恥ずかしい言葉に私は顔を真っ赤にした。
「年頃ねぇ.........」
私はその後見事パスタを残して、兄様の声をアラームにして眠たい目を擦った。
「なぁなぁ、美桜」
「......何?」
「ごめんって。」
「何が?」
「えー?あの飛鳥ってやろうとお前がいちゃいちゃしてるって言ったこと?」
「ッッ〜/////、もうそれ禁句!言ったら.....兄様のプリン食べる!」
「え、でも放送で俺の美しい声が聞けたんだからいいじゃん。」
「全然美しくないし、自意識過剰イケボ」
「イケボって、お前もそう思ってんじゃん(笑笑」
「でも馬鹿」
「(1)( 7)×(6)=?」
「42」
「美桜、テメェ天才かよ。」
「馬鹿に言われても嬉しくないし。」
「でも.....」
「でも....?」
「[小文字]あ、飛鳥くんは頭良くはないけど言われたら嬉しい」[/小文字]
「いちゃいちゃすんなって。」
「プリン食べるッッ!」
「ヘイヘーイ。」
兄様なんて、、大っ嫌い!/////