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たかひらって名前で『東京、深夜2時』というミステリー小説も書いてます
ぜひ見てね☆

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住居者は、イケメンだった。

#2

距離が近いよ〜‼︎

第2話
ア…ア…アリガトウ、とは???
イケボさに混乱してしまって、頭の中がイケメンだらけになる。
「とりあえず…っていうか声枯れてません?貴方」
「貴方じゃなくて蓮と呼べ。声…枯れてるか?」
イケボなのに…声枯れとる。声が。
「じゃあ蓮って呼ばせてもらいます…あっ」
いけない。タメ口で喋ると蓮が怒るんだった。
「まあ最初だし良い。声が枯れてるのは歌ってたからじゃないか?」
(強引な言い訳すごい…)
「じゃあまずこちらを紹介するねっ。まずここは私のお気に入り風景で…」
綺麗な海を指さして、蓮の方を見た。
「ああ。綺麗だな、海。引っ越して来てよかった」
清流で綺麗な海は、透き通った蓮の髪に似ている。
「明日、風海中学へ転入する。お前もここの生徒だろ?分からないことがあったら教えてくれ」
蓮と喋ることだけで恥ずかしい自分が…嫌だな。
「お前の名前は何て言うんだ?」
(そういえば未だ名前教えてなかったな)
と思いながらも、私はこう言った。
「沙羅だよ。漢字はこうやって書くよ…沙…羅っとな」
「知ってる。従姉妹の漢字と一緒。名前も一緒」
………へ?
あなた、今何と仰りましたか…?
「同じって…蓮…それなんかの間違いじゃない?」
「間違ってない。従姉妹の手紙に沙羅って書いてあった」
(何か同じなの嫌だな…何故か)
「とりあえず沙羅、道案内してくれ。途中だろ」
蓮に言われ、道案内の途中だったことに気づいた。
「あっ!此処は私の家だから分からないこととかあったら来てね!」
スカイブルーの屋根が目立った綺麗な家。
「…綺麗な家」
綺麗な家。その言葉で、胸が擽ったくなった。
「今日チキンライスなんだけど一緒に食べていく?」
「ああ。沙羅のお母さんのチキンライス美味しそう」
自分の家特製のチキンライスはとても美味しい。
「晩ごはんもうできるから洗面所借りていいし手洗って!」
「ああ」
蓮を家の中に入れて、お母さんに話しかける。
「住居者の名前、蓮って言うの!チキンライス食べさせてあげても良い?」
「え…えぇ。沙羅ちゃん、コミュ障克服したのね…!おめでとう!」
「そうだよ、お母さん。心配かけてごめんね」
もう。お母さん、涙目にならないで。
そして、チキンライスの良い匂いが漂ってきた。

作者メッセージ

第3話も宜しくお願いします。
コメント&♡よろしく!

2025/03/08 11:37

どーなつ。 ID:≫ 6ypDKvSzVDPFg
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