二次創作
東方異能花 〜Yokohama Coverage.
文「却説…この辺りから声が聞こえたのですが」
文は砂煙の一つも上げず、さっと静かに止まる。其処には、満開の桜と吹き荒れる花弁…そして、その一つ一つに宿る霊魂。全てが静かに、それでいて荒々しく其処にいた。
文「…途轍もない量ね…」
無意識なのか意図的なのかもあやふやな儘、写真を撮る。写真期を覗く顔を上げて辺りを見渡すと、霊魂によって怪我を負わされたであろう少年が壁に背を預けているのを見つけた。彼の眼前に霊魂が迫る。
文「岐符『サルタクロス』っ!!」
自らの目の前で危機に晒された少年を前に、文は反射的にスペルカードを発動する。少年の前で空を飛び、少年を背にし、守るようにした。この時文は、此処が外の世界であるという事も、スペルカードは人間に見られては不味いという事も忘れていただろう。スペルカード名を叫ぶと、たちまち文の周囲に弾が展開され、その後ランダムで落下してくる。少年は訳が分からず只呆然と目の前の景色を見つめていた。
文「…ふぅ、之で片付いたでしょう」
文は裁いた霊魂を一つ残さず小瓶に詰め、背にした少年に手を差し伸べ口を開く。
文「…そして…其処の貴方、無事ですか?」
と。少年は戸惑い乍も頷き、手を取って立ち上がる。
?「た、助けてくれて、有難うございます…!」
文「…酷い怪我ですね…今すぐ手当をした方が良いわ。私が貴方の拠点まで連れて行きましょうか?」
?「あ。いえ、其処まで世話をかける訳には…」
文「良いんですよ?この位」
文と少年が問答を繰り返していると、桜の木から大量の花弁が舞い降りた。かと思えば、その花弁は瞬く間に無数のナイフを型取り、二人に襲いかかった。
文は砂煙の一つも上げず、さっと静かに止まる。其処には、満開の桜と吹き荒れる花弁…そして、その一つ一つに宿る霊魂。全てが静かに、それでいて荒々しく其処にいた。
文「…途轍もない量ね…」
無意識なのか意図的なのかもあやふやな儘、写真を撮る。写真期を覗く顔を上げて辺りを見渡すと、霊魂によって怪我を負わされたであろう少年が壁に背を預けているのを見つけた。彼の眼前に霊魂が迫る。
文「岐符『サルタクロス』っ!!」
自らの目の前で危機に晒された少年を前に、文は反射的にスペルカードを発動する。少年の前で空を飛び、少年を背にし、守るようにした。この時文は、此処が外の世界であるという事も、スペルカードは人間に見られては不味いという事も忘れていただろう。スペルカード名を叫ぶと、たちまち文の周囲に弾が展開され、その後ランダムで落下してくる。少年は訳が分からず只呆然と目の前の景色を見つめていた。
文「…ふぅ、之で片付いたでしょう」
文は裁いた霊魂を一つ残さず小瓶に詰め、背にした少年に手を差し伸べ口を開く。
文「…そして…其処の貴方、無事ですか?」
と。少年は戸惑い乍も頷き、手を取って立ち上がる。
?「た、助けてくれて、有難うございます…!」
文「…酷い怪我ですね…今すぐ手当をした方が良いわ。私が貴方の拠点まで連れて行きましょうか?」
?「あ。いえ、其処まで世話をかける訳には…」
文「良いんですよ?この位」
文と少年が問答を繰り返していると、桜の木から大量の花弁が舞い降りた。かと思えば、その花弁は瞬く間に無数のナイフを型取り、二人に襲いかかった。