変わり者のフルーツたちに溺愛されてます。
「はぁ!?!?夫!?!?」
私は頭を抱えて叫んだ。
何てことだ。まさかあの書類、婚姻を結ぶためのものだったなんて。
だからあのとき、リオンは動揺してたんだ。
どうしよう。まさか私に逆らえないから無理矢理、ってこと...ではないよね。
そうだと信じたい。
私が思い悩んでいるのに、ファンはしれっとして言う。
「結婚できること自体が男にとって稀なことで、名誉でもあるんですよ」
じゃあ相手は誰でもいいってこと?それはそれでショック。
その場の空気を変えるためなのか分からないけど、ファンが思い出したというように手を叩いた。
「そうだ、さっそく明日からリオン様が護衛 兼 執事としてここに来てくださいますよ」
「えっ、その話も本当なんですか!?」
「はい」
オーマイガッ!
気まずくて何を話したらいいのか分からないよ!
どうしよう...
...時間が止まってくれるわけもなく、無情にも次の日はやって来た。
「...失礼いたします」
そう断ってから入ってきたリオンは、物凄くかっこよかった。
ビシッと執事服を着こなしている。
「かっこいい...」
いきなりリオンの顔が赤くなった。
何事かと思って、気づく。
もしかして声に出してたり...してた?
ぎゃー!!!!
最悪!!!変態だと思われる!!
顔で婚約者選んだと思われる!!!間違ってないけど!!!
「ふむ、ヒナ様はイケメンに弱いと」
後ろでファンの声がする。
もう否定しないから!!せめて黙っててくれないかな!?
私は少しわざとらしく咳払いをした。
リオンは我に返ったように、口を開いた。
「そうだ。もう一人紹介したいと思います」
「初めて御目にかかります、レビと申します」
スッと前に進み出てきたのは、白い髪の男の子。
年下かな?
「レビくん、初めまして」
私の視線に気づいたのか、リオンは説明を付け足した。
「レビは、主にヒナ様の護衛に当たります。俺は執事と騎士団の仕事を主にしますので」
ほうほう。大変だな。
「分かった、よろしくお願いします!」
「はい、お任せください!」
元気一杯の返事。若いっていいねえ。
...あれ?私もまあまあ若いはずなんだけど。
リオンがファンに教わりながら淹れてくれたお茶を飲む。
「美味しい!」
っていうかそもそも、これってリオンの本職じゃないよね。
ますます申し訳ないなぁ。
色々考えていたら、リオンが小声で耳打ちをしてきた。
「ヒナ様、一応ですけど...レビは20歳ですよ」
「ええっ!まさか!せめて18とか」
「20です」
「へえ...そうだったんだ。それよりさ、様付けとか敬語とかって外せないの?」
「いや、しかし...」
私はしばし考える。
うーん、ちょっと恥ずかしいけど...
「だって私たち、もう夫婦でしょう?」
こてんと首をかしげてみる。
リオンは首まで真っ赤だった。成功したみたい。
私は頭を抱えて叫んだ。
何てことだ。まさかあの書類、婚姻を結ぶためのものだったなんて。
だからあのとき、リオンは動揺してたんだ。
どうしよう。まさか私に逆らえないから無理矢理、ってこと...ではないよね。
そうだと信じたい。
私が思い悩んでいるのに、ファンはしれっとして言う。
「結婚できること自体が男にとって稀なことで、名誉でもあるんですよ」
じゃあ相手は誰でもいいってこと?それはそれでショック。
その場の空気を変えるためなのか分からないけど、ファンが思い出したというように手を叩いた。
「そうだ、さっそく明日からリオン様が護衛 兼 執事としてここに来てくださいますよ」
「えっ、その話も本当なんですか!?」
「はい」
オーマイガッ!
気まずくて何を話したらいいのか分からないよ!
どうしよう...
...時間が止まってくれるわけもなく、無情にも次の日はやって来た。
「...失礼いたします」
そう断ってから入ってきたリオンは、物凄くかっこよかった。
ビシッと執事服を着こなしている。
「かっこいい...」
いきなりリオンの顔が赤くなった。
何事かと思って、気づく。
もしかして声に出してたり...してた?
ぎゃー!!!!
最悪!!!変態だと思われる!!
顔で婚約者選んだと思われる!!!間違ってないけど!!!
「ふむ、ヒナ様はイケメンに弱いと」
後ろでファンの声がする。
もう否定しないから!!せめて黙っててくれないかな!?
私は少しわざとらしく咳払いをした。
リオンは我に返ったように、口を開いた。
「そうだ。もう一人紹介したいと思います」
「初めて御目にかかります、レビと申します」
スッと前に進み出てきたのは、白い髪の男の子。
年下かな?
「レビくん、初めまして」
私の視線に気づいたのか、リオンは説明を付け足した。
「レビは、主にヒナ様の護衛に当たります。俺は執事と騎士団の仕事を主にしますので」
ほうほう。大変だな。
「分かった、よろしくお願いします!」
「はい、お任せください!」
元気一杯の返事。若いっていいねえ。
...あれ?私もまあまあ若いはずなんだけど。
リオンがファンに教わりながら淹れてくれたお茶を飲む。
「美味しい!」
っていうかそもそも、これってリオンの本職じゃないよね。
ますます申し訳ないなぁ。
色々考えていたら、リオンが小声で耳打ちをしてきた。
「ヒナ様、一応ですけど...レビは20歳ですよ」
「ええっ!まさか!せめて18とか」
「20です」
「へえ...そうだったんだ。それよりさ、様付けとか敬語とかって外せないの?」
「いや、しかし...」
私はしばし考える。
うーん、ちょっと恥ずかしいけど...
「だって私たち、もう夫婦でしょう?」
こてんと首をかしげてみる。
リオンは首まで真っ赤だった。成功したみたい。