変わり者のフルーツたちに溺愛されてます。
指輪を受け取った。
とりあえず二人の分。黒い宝石が輝いている。
いつ渡そう。
「二人とも、ちょっと来てくれない?」
「......」
二人を呼ぶと、何故かめちゃくちゃ暗い顔をしていた。
怒られると思ってるのかな?
私はなるべく明るく言った。
「じゃーん!指輪でーす...え?」
もはや二人は泣きそうな顔だ。
しかも嬉し泣きじゃなく、悲し泣き。
ええ?本当にどうしちゃったの?
「どうしたの?あんまり嬉しくない?」
「...いや、私どもは、異世界人様の進まれる道を応援いたします」
「どういうこと?急に何?」
「.........他に、想い人様がいらっしゃるんですよね」
「え!?想い人?」
何を勘違いしているのだろうか。
「私の好きな人は、......リ、リオンとレビだよ!」
「...え?」
「嘘だ...」
「そうやって言ったじゃん、何でそんなことになってるわけ?」
「...ヒナが俺たちに内緒で指輪を買って、しかも金も払わせてくれないから...」
「それは...サプライズにしたら喜ぶと思って」
三人でため息をはく。
そんなことになっていたなんて。
「気を取り直して。はい、指輪、つけさせてね」
「ああ」
私は指輪を一つとって、リオンの左手をとる。
「つける場所って決まってるの?」
「いや。皆好きなところにつける。ヒナの世界は違ったのか?」
「うん。結婚指輪は、左手の薬指につける人が多いかな。『愛を深める』とか『大切な人の愛を感じる』っていう意味があるんだよ」
「そうか...じゃあ、左手の薬指にしてくれ」
ゆっくり、そっと指輪をはめる。
それから軽く薬指に口付けた。
結婚式の真似事である。
リオンを見上げると、ちょっと目がうるうるしている。
ずい、と、レビが身を乗り出してきた。
「ヒナ、次は僕」
「ふふ、分かった」
レビにも同じようにキスをする。
嬉しそうにはにかんでくれた。
よかった。
「これからよろしくね!」
とりあえず二人の分。黒い宝石が輝いている。
いつ渡そう。
「二人とも、ちょっと来てくれない?」
「......」
二人を呼ぶと、何故かめちゃくちゃ暗い顔をしていた。
怒られると思ってるのかな?
私はなるべく明るく言った。
「じゃーん!指輪でーす...え?」
もはや二人は泣きそうな顔だ。
しかも嬉し泣きじゃなく、悲し泣き。
ええ?本当にどうしちゃったの?
「どうしたの?あんまり嬉しくない?」
「...いや、私どもは、異世界人様の進まれる道を応援いたします」
「どういうこと?急に何?」
「.........他に、想い人様がいらっしゃるんですよね」
「え!?想い人?」
何を勘違いしているのだろうか。
「私の好きな人は、......リ、リオンとレビだよ!」
「...え?」
「嘘だ...」
「そうやって言ったじゃん、何でそんなことになってるわけ?」
「...ヒナが俺たちに内緒で指輪を買って、しかも金も払わせてくれないから...」
「それは...サプライズにしたら喜ぶと思って」
三人でため息をはく。
そんなことになっていたなんて。
「気を取り直して。はい、指輪、つけさせてね」
「ああ」
私は指輪を一つとって、リオンの左手をとる。
「つける場所って決まってるの?」
「いや。皆好きなところにつける。ヒナの世界は違ったのか?」
「うん。結婚指輪は、左手の薬指につける人が多いかな。『愛を深める』とか『大切な人の愛を感じる』っていう意味があるんだよ」
「そうか...じゃあ、左手の薬指にしてくれ」
ゆっくり、そっと指輪をはめる。
それから軽く薬指に口付けた。
結婚式の真似事である。
リオンを見上げると、ちょっと目がうるうるしている。
ずい、と、レビが身を乗り出してきた。
「ヒナ、次は僕」
「ふふ、分かった」
レビにも同じようにキスをする。
嬉しそうにはにかんでくれた。
よかった。
「これからよろしくね!」