しばらく、青く透き通った海に揺られていると、島が見えてきた。
少しずつ島が大きくなるとともに、私のドキドキも大きくなってくる。
そして、しばらくして島に着いた。
「お嬢ちゃん、これからは島民のおじさんが話をしてくれるらしいから。それじゃあね」
「はい！ありがとうございました。」
そう言って船着場をあとにした。
「おいで！カイリュー！」
「ビァアー」
私の相棒カイリューと共に、森の道を進んでいくと、1人のおじさんが見えた。近くに着地し、カイリューをボールにしまう。
「こんにちは！」
そう挨拶すると、おじさんがこっちを振り向き言った。
「こんにちは。わしはゲトリだ。ワカレド博士から話を聞いているよ、レム君」
「はい！レムです。これから3週間よろしくお願いします。」
「元気があってよろしい。着いて来い。」
「はい！」
これから案内してもらう場所は、小さな丸太小屋だ。そこには、食料、水、他にもポケモンフーズなどもあるそうだ。
少し歩いて、涼しい風が吹くと、小さな池とレモン色の涼しそうな色をした小屋が見えた。
「ここが、レム君の滞在する場所だよ。」
「わかりました」
「近くの1本道を進んでいくとわしらの村があるから。」
そう言って、念の為地図を渡された。
そして、今日は荷解きをしてカイリューとマスカーニャと一緒に夕食を食べすぐ寝た。