《リクエスト可!》思ったことを歌詞にする
[中央寄せ]「あっ、新曲出てる!」
私には、大好きで推しているボカロPさんがいた。
知ってほしくて親友におすすめしてみても「私、あんまりボカロ聞かないんだぁ」と
返されるだけ。人には出せない雰囲気もあるから、好きなんだけどなぁ
「なんか、サムネ…いつもより暗いな」
このボカロPさんの好きな理由は、曲調は明るいけど歌詞は暗い、
「無理矢理笑顔でいる」ような曲が、胸に刺さるから。
だけど今回は…
「なにか、あったのかな?」
~翌日
「おはよ~!…あれ、どうしたの?」
「っあ、おはよ!どうか、した?」
…なんだろ、今の。親友の顔、すごく暗かったようにみえた。
まるで、昨日聞いた新曲みたいな感じ。
「ね、一緒にお昼食べよ!…って、いない?」
こういう時、大体一人で先に屋上行ってるんだよね。声かけてくれたらいいのに。
代わりに、あのボカロPさん語り付き合わせようかなぁ
「あ!やっぱりここにいた…っ、え?」
その時私の目に映ったのは、フェンスの外側にいた親友。
危ないって、言われてるのに…な、なにしてるの?
「ほんとは、ボカロ大好きだよ。」
そう言って、私の視界から消えた。体が、動かない。
衝撃で、私の中からは音も色も、なくなった。親友は、落ちちゃったの?
そんな時、一つの音が鳴った。通知音だ。新曲が投稿されたときの。
なにかを思ったのか、私はスマホを開き、大好きなボカロPさんの
チャンネルを開いた。そこには、新曲が投稿されていた。
「手紙」。聞いてみると、今までとは違って、とても優しかった。
親友と私との思い出を、詰め込んだような曲。
もしかしたら、と思った。このボカロPさんは―――。
[/中央寄せ]
私には、大好きで推しているボカロPさんがいた。
知ってほしくて親友におすすめしてみても「私、あんまりボカロ聞かないんだぁ」と
返されるだけ。人には出せない雰囲気もあるから、好きなんだけどなぁ
「なんか、サムネ…いつもより暗いな」
このボカロPさんの好きな理由は、曲調は明るいけど歌詞は暗い、
「無理矢理笑顔でいる」ような曲が、胸に刺さるから。
だけど今回は…
「なにか、あったのかな?」
~翌日
「おはよ~!…あれ、どうしたの?」
「っあ、おはよ!どうか、した?」
…なんだろ、今の。親友の顔、すごく暗かったようにみえた。
まるで、昨日聞いた新曲みたいな感じ。
「ね、一緒にお昼食べよ!…って、いない?」
こういう時、大体一人で先に屋上行ってるんだよね。声かけてくれたらいいのに。
代わりに、あのボカロPさん語り付き合わせようかなぁ
「あ!やっぱりここにいた…っ、え?」
その時私の目に映ったのは、フェンスの外側にいた親友。
危ないって、言われてるのに…な、なにしてるの?
「ほんとは、ボカロ大好きだよ。」
そう言って、私の視界から消えた。体が、動かない。
衝撃で、私の中からは音も色も、なくなった。親友は、落ちちゃったの?
そんな時、一つの音が鳴った。通知音だ。新曲が投稿されたときの。
なにかを思ったのか、私はスマホを開き、大好きなボカロPさんの
チャンネルを開いた。そこには、新曲が投稿されていた。
「手紙」。聞いてみると、今までとは違って、とても優しかった。
親友と私との思い出を、詰め込んだような曲。
もしかしたら、と思った。このボカロPさんは―――。
[/中央寄せ]