理由なんか、壊れてなんかいないのに　どうしてここは苦しいのかな
救われたいと、光を見つけたいと思うのは　何か理由があるのかな

理由がなくても涙が溢れ　息の仕方さえ忘れてしまう
何も失っていないのに　何かが足りない気がして
行き場のないこの感情に　何と名前を付けようか

心の中で響いた声　無理に笑わなくていいんだと
誰かが呟いた言葉　ただ、傍にいるからね、と。

そんなものは偽善だと　どれだけ疑おうが
心は光を求めている　醜くとも、求めている
でも一度信じてみれば　意外と簡単で
消えたい夜を越えた今　確かに生きて、息をしている私がいる

また今日も明日も　来月も来年も　ずっと夜を迎えるだろう
それでも信じていられたら　光を離さずにいれたら
光と闇の狭間で私は　息をしているのかな
苦しい理由も　光の意義だって　わかるかな