「ん－！がっこうつがれだーー！」
学校の帰り道、竹谷輝は下校の道を背伸びしながら歩いていた。
そこの隣には、友達のあかりちゃんがいる。
「学校疲れたって言っても明日があるからね～」
と辛いことを教えてくる。
「なんか面白い事件とか起きないかな～学校の怪談とか！ほらトイレの花子さん？とか？」
とりあえず怖い話をしていると、友達が背筋を凍らせて、怖い話を聞きたくないようだった。
「あれ？あかりちゃん！怖い話を嫌がってる～？」
私がにやにやとしながらあかりちゃんの顔をのぞきこむと、
「っ？」
すごく顔が青くて、体調が悪そうだった。
「大丈夫？？まだ学校から離れてないし…、保健室！」
私はあかりちゃんを抱っこして保健室に向かった。


「あれ？私は…」
あかりちゃんの目が覚めたらしい。
私はあかりちゃんが目が覚めたと同時に話しかけた。
「大丈夫！？体調は！？」
そういうとあかりちゃんはへらっと笑って
「だいじょうぶだよ～心配してくれてありがと～」
といった。ほんとかなぁ？
「まぁとりあえずかえろっか」
「そだね～」
そういって保健室から出ようとしたら…
ガコッと何やら音がした。
図書室からだ。
「よっしゃ！行ってみよう！！」