二次創作
〇〇しようね、芥川くん
「芥川くん、ただいま。図鑑買ってきたよ」
今日も今日とて部屋の隅に丸くなる芥川くんに、私は声をかけた。芥川くん、もっと楽にしてていいのに。毎日部屋の隅に座り込んでじっとしている。
でもまあ、従順なことはいいことかな。
「ご飯食べたら、これで芥川くんが見たっていう鳥、探そうね」
彼の目の前に、図鑑の入った紙袋をとさりと置く。芥川くんはじっと紙袋を見つめ、そっと手を伸ばした。
「あ、こら。ご飯の後って言ったでしょう。それまで待て、だよ」
「…僕はペットか何かか」
芥川くんは少し不満そうな声を出した。もう、何言ってるの。
「私は最初からそのつもりだけど」
嘘も飾りもなく答えると、芥川くんは顔をひきつらせた。薄々気づいてはいたけど、やっぱり勘違いしてたんだ。
「あのね、芥川くん。私はあなたと一緒に暮らしたいって思ってあなたを拾ったんじゃないの。私はあなたを飼うって言ったのよ」
その2つは全然違うの。人と愛玩動物の違い、分かるでしょう?
私が教えてあげると、芥川くんは傷ついたような顔をした。へぇ、傷つくの?私に大切にされたいの。可愛い子。
「でも間違えないでね、私、ちゃんと芥川くんのことを大切にしてるし、可愛いと思ってるよ。芥川くんと一緒にいられる時間がとっても幸せなの」
芥川くんを傷つけるのも、傷を宥めるのも、全部私でいい。そう伝えると、今度こそ芥川くんははっきりと顔をしかめた。その顔も、私を拒絶するような仕草も、全部が可愛いよ。私は芥川くんを抱き締めた。存在を確かめるように手に触れ、撫でた。頭から足の先まで、あなたの全部は私の愛玩。
今日も今日とて部屋の隅に丸くなる芥川くんに、私は声をかけた。芥川くん、もっと楽にしてていいのに。毎日部屋の隅に座り込んでじっとしている。
でもまあ、従順なことはいいことかな。
「ご飯食べたら、これで芥川くんが見たっていう鳥、探そうね」
彼の目の前に、図鑑の入った紙袋をとさりと置く。芥川くんはじっと紙袋を見つめ、そっと手を伸ばした。
「あ、こら。ご飯の後って言ったでしょう。それまで待て、だよ」
「…僕はペットか何かか」
芥川くんは少し不満そうな声を出した。もう、何言ってるの。
「私は最初からそのつもりだけど」
嘘も飾りもなく答えると、芥川くんは顔をひきつらせた。薄々気づいてはいたけど、やっぱり勘違いしてたんだ。
「あのね、芥川くん。私はあなたと一緒に暮らしたいって思ってあなたを拾ったんじゃないの。私はあなたを飼うって言ったのよ」
その2つは全然違うの。人と愛玩動物の違い、分かるでしょう?
私が教えてあげると、芥川くんは傷ついたような顔をした。へぇ、傷つくの?私に大切にされたいの。可愛い子。
「でも間違えないでね、私、ちゃんと芥川くんのことを大切にしてるし、可愛いと思ってるよ。芥川くんと一緒にいられる時間がとっても幸せなの」
芥川くんを傷つけるのも、傷を宥めるのも、全部私でいい。そう伝えると、今度こそ芥川くんははっきりと顔をしかめた。その顔も、私を拒絶するような仕草も、全部が可愛いよ。私は芥川くんを抱き締めた。存在を確かめるように手に触れ、撫でた。頭から足の先まで、あなたの全部は私の愛玩。