フランの部屋に着くと 、
大きなベット 沢山の人形 可愛らしい小さなローテーブルがあった 。
ローテーブルの上には 、フランがついさっき置いたばかりの
材料が置いてある 。

「　フランのお部屋 、すっごく綺麗 。　」

何時も咲夜が掃除しているのか 、フランの部屋は
埃一つ無い 。
クリスタルの様に綺麗な窓に 、ふかふかで毛玉の無いベット 。
この光景を見ると 、咲夜がどれだけ掃除上手か分かる

「　ありがとう っ ！咲夜が何時も掃除してくれるのよ ！　」

やっぱり 。後で咲夜に掃除法でも教えてもらおうか ⋯
咲夜に任せっきりはさすがに悪い 。
咲夜には自分の事も考えて欲しいから ⋯ 、

「　そうなんだ 。あ 、ブレスレットだよね ！　」

フランは『　はっ！忘れてた！　』と言って 、
ローテーブルの前に座ってから手招きをする

「　ほらほら 、早く早く！　」

僕はフランの隣に座って 、
ブレスレットを作り始める 。
少し難しかったけれど 、良い感じに作る事が出来た

「　フラン 、見て！綺麗に出来たよ！　」

わぁっとフランは声を上げて 、
パチゞと小さく拍手をする 。

「　すごいわ 、ルア！私のもあともう少しよ！　」

フランの手元を見ると 、
綺麗な桃色の幻想石と透明の幻想石が繋がれた 、作りかけの可愛らしい
ブレスレットがある 。

「　すごいね！フランの幻想石 、すっごく綺麗 。　」

「　ありがとう！あのね 、此処が難しくt」

[太字][大文字][明朝体]ドッガッｶﾞｯｯッッツ[/明朝体][/大文字][/太字]

森の方から 、凄まじい音が聞こえて来た 。
まるで 、'' 弾幕 '' を撃ち合う様な音が ⋯

「　[小文字][斜体]防がれたか ⋯ くっそ 、でも ⋯ まだまだだぜ！[/斜体][/小文字]　」

生まれつき耳が良いからか 、そんな声が聞こえて来る 。
もっと耳を傾けてみると 。

「　[斜体][小文字]こんなんでやられてるようじゃ 、まだまだね！[/小文字][/斜体]　」

「　[斜体][小文字]はぁ？！＿＿が強すぎるだけだろ！お前は＿＿＿なんだから！[/小文字][/斜体]　」

所々 、聞こえない所もある 。
⋯ 人間は 、興味と言う感情には勝てない物だ 。
僕はフランの部屋の窓から飛び出して 、初めて空を飛ぶ

「　待って 、ルア！危ないわ！　」

「　ごめん 、すぐ戻ってくるから！　」

「　[斜体][小文字][太字]待って 、待ってよ！[/太字][/小文字][/斜体]　」

⋯ 声が聞こえた方に飛んでいく
すると 。

「　くっそ ⋯ お前強すぎんだよ！　」

「　[明朝体]魔理沙[/明朝体]が弱いだけでしょ？いい加減認めなさい！　」

「　ちげえし！お前が強いだけだし！　」

赤い巫女服の少女と 、特徴的な魔女帽を被った少女 。
巫女服の少女は落ち着いていて 、優しそうな印象
魔女帽の少女は感情的で 、負けず嫌いと言う印象だ 。

「　⋯ あの　」

巫女服の少女がこちらに気づいて 、
魔女帽の少女に「　ちょーっと待って！　」と言う

「　どうしたの？貴方は誰？　」

「　紅魔館の住人 ⋯ ルア・スカーレットです 。　」

「　え 、紅魔館？！御免なさい 、気付かなくて ⋯　」

「　私の名前は＿＿　」