二次創作
紅き当主と生死の捨て子 。
見知らぬ土地 、見知らぬ世界 ⋯ 僕は今そんな状況にある 。
自分の能力もわからぬような時期に 、突然親に森へ捨てられた
僕の名前は
[中央寄せ][明朝体][太字][大文字]黒薙[/大文字][/太字][/明朝体][/中央寄せ]
自分の名前以外 、苗字も何も分からなくて 、ただただその場に座り込む
湖に映った自分を見る 。
白くて長い髪 、それを二つの三つ編みにしている
白いフリルブラウスに 、中々高そうな黒いサスペンダーを
合わせている 。
瞳は蒼色で 、両親と同じ色だ
一見少女に見えるが 、実は少年である 。
夜になると 、何かが見えた 。あれは 人魂だろうか
今はただそれに縋る事しか出来ず 、追いかける 。
人魂に向かって 、弱々しく手を伸ばす
すると 、すんなり人魂は僕の手に入ってきた 。
「 綺麗 ⋯ 」
僕はそんな言葉を呟いた 。
人魂が来た方に進んでみると 、森の中で兎が倒れている
試しに人魂を 兎の方へ 操ってみる 。
⋯ 成功した 。
兎は生き返り 、森の奥へ逃げようとする
「 待って ! 」
そう言い 、兎ではなく 僕だけに見える '' 兎の魂 '' に手を伸ばす
兎は小さな呻き声を上げ倒れ 、魂は僕の手中に入る 。
ただの好奇心 ⋯ 子供の好奇心とは 、恐ろしい物だ
僕はその魂を 、
[太字][大文字][中央寄せ][明朝体]'' 握り潰した ''[/明朝体][/中央寄せ][/大文字][/太字]
もう 、兎は動かない
ピクリとも 、動かない
僕は満足した 。自分の能力が分かった気がしたからだ 。
< 生き物の魂を操る能力 > だろう
僕が魂に手を伸ばせば 、言う事を聞く
僕が魂を握り潰せば 、言う事を聞き ⋯ 死んでいく 。
でも 、気づいた
[太字][大文字][中央寄せ][明朝体]独りになってしまった[/明朝体][/中央寄せ][/大文字][/太字]
誰も居ない森の中 、ただ僕の呼吸音が聞こえる 。
怖くて 、怖くて どうにかなりそうだ
涙が出そうになって 、必死に上を向いて堪える 。
僕の瞳には 、紅い月が映る
紅い月 。今度はこれに縋るしかない
紅い月のある方向へ足を進める 。
ずっとずっと 、歩く
[太字]歩いて ⋯ 歩いて ⋯ [/太字]
⋯ 1時間程経っただろうか 。
目の前には 、紅い屋根の館が聳え立っている 。
門番は居眠りしている様なので 、門をゆっくりと開く
その瞬間
「 あら 、誰かしら 」
目の前には 、羽根のある女性が立っていた 。
自分の能力もわからぬような時期に 、突然親に森へ捨てられた
僕の名前は
[中央寄せ][明朝体][太字][大文字]黒薙[/大文字][/太字][/明朝体][/中央寄せ]
自分の名前以外 、苗字も何も分からなくて 、ただただその場に座り込む
湖に映った自分を見る 。
白くて長い髪 、それを二つの三つ編みにしている
白いフリルブラウスに 、中々高そうな黒いサスペンダーを
合わせている 。
瞳は蒼色で 、両親と同じ色だ
一見少女に見えるが 、実は少年である 。
夜になると 、何かが見えた 。あれは 人魂だろうか
今はただそれに縋る事しか出来ず 、追いかける 。
人魂に向かって 、弱々しく手を伸ばす
すると 、すんなり人魂は僕の手に入ってきた 。
「 綺麗 ⋯ 」
僕はそんな言葉を呟いた 。
人魂が来た方に進んでみると 、森の中で兎が倒れている
試しに人魂を 兎の方へ 操ってみる 。
⋯ 成功した 。
兎は生き返り 、森の奥へ逃げようとする
「 待って ! 」
そう言い 、兎ではなく 僕だけに見える '' 兎の魂 '' に手を伸ばす
兎は小さな呻き声を上げ倒れ 、魂は僕の手中に入る 。
ただの好奇心 ⋯ 子供の好奇心とは 、恐ろしい物だ
僕はその魂を 、
[太字][大文字][中央寄せ][明朝体]'' 握り潰した ''[/明朝体][/中央寄せ][/大文字][/太字]
もう 、兎は動かない
ピクリとも 、動かない
僕は満足した 。自分の能力が分かった気がしたからだ 。
< 生き物の魂を操る能力 > だろう
僕が魂に手を伸ばせば 、言う事を聞く
僕が魂を握り潰せば 、言う事を聞き ⋯ 死んでいく 。
でも 、気づいた
[太字][大文字][中央寄せ][明朝体]独りになってしまった[/明朝体][/中央寄せ][/大文字][/太字]
誰も居ない森の中 、ただ僕の呼吸音が聞こえる 。
怖くて 、怖くて どうにかなりそうだ
涙が出そうになって 、必死に上を向いて堪える 。
僕の瞳には 、紅い月が映る
紅い月 。今度はこれに縋るしかない
紅い月のある方向へ足を進める 。
ずっとずっと 、歩く
[太字]歩いて ⋯ 歩いて ⋯ [/太字]
⋯ 1時間程経っただろうか 。
目の前には 、紅い屋根の館が聳え立っている 。
門番は居眠りしている様なので 、門をゆっくりと開く
その瞬間
「 あら 、誰かしら 」
目の前には 、羽根のある女性が立っていた 。