パート1 第六話　〈部屋に連れる男〉

ダニエルを仲間に入れたことを喜ぶマイケル。
「お腹大丈夫？痛くないの？」
心配するダニエル。しかしマイケルは嬉しくて、痛みを忘れていた。
一方、ニックはマイケルの火で重症だった。
アイツのせいだ！とマイケルの事が頭から離れないニック。ニックは代わりにマイケルを殺害する計画を考えた。

一方、ジョージはショッピングモールへ向かった。現場にいた客は、スパイダーマンのマスクを被った人が助けてくれた。と言っている人が多かった。ジョージは探すが見当たらない。
しかし、二階にマスクと手紙が落ちていた。
内容は、ダニエル&マイケルと書かれた手紙だった。ジョージは焦りを感じる。

マイケルはニックを徹底的に倒す計画を考えようとする。公園で話し合おうとマイケルは提案したが、ダニエルは意外な提案をした。
「マイケルの家でいいじゃない。はい決まり」
なんとマイケルの家に行く事が決まった。
「あ、分かった」
マイケルは学校では目立たない男だから、女子を家に連れるのは初めてだった。時間を決めた後、マイケルは部屋の掃除をした。

ピンポンとベルが鳴り、ドアを開けてダニエルを家に迎え入れた。早速、姉が冷やかす。
「ちょっと！彼女でしょ！」
「違うよ、友達…いや、知り合いだよ」
ダニエルは挨拶をしてマイケルの部屋へ行った。
「部屋きれいだね、コミックいっぱいだ〜」
「掃除したからね、借りたいやつあったら借りていいよ」
だが、ダニエルは内容は興味なかった。
そして、ダニエルはある事を追求した。
「これから二人で自警団するんだしさ、知り合いじゃなくて友達になろうよ」
マイケルは初めて友達ができた。
「いいの？友達？ち…ちょっと飲み物持ってくる」
部屋を出たマイケルは分かりやすく動揺した。
しかし、マイケルはダニエルに不思議な感情が生まれた。よく見ると顔も可愛いし、な、なんだろうこれ？マイケルは不思議に思った。

部屋に行き、何が好きか分からず大量の飲み物を持ってきたマイケル。何が好きか聞いた。
「すごい量だね、うーん、やっぱりコーラだね！」
ダニエルはコーラを選んだ。マイケルは、いつも飲まない水を選んだ。
作戦を考えようと言ったが、マイケルはダニエルに頭がいっぱいだった。結果、ニックは強いから気を付ける。という当たり前の話になってしまった。

1時間話し合い、帰ることになったダニエル。
「またね。あっ！そうだ、ライン交換しようよ！交換したらラインで作戦会議できるし」
「うん！そうしよう！ぬぬ！」
マイケルはバカみたいなアイコンをしていた。
罰ゲームで変えられた、変顔のアイコンだった。これ流石に恥ずかしい。マイケルは旅行中にたまたま会った、ベン・アフレックと一緒に撮った写真をアイコンにした。
「へー、すごーいベン・アフレックじゃん」
「そうなんだ、道でたまたま会ってね、写真撮ってもらったよ」
じゃあね。と帰ったダニエル。
マイケルは部屋に戻って、筋トレをした。