めいなは決意した。相手がとっても傷つく言い方や嫌になる言い方を徹底攻略した。よし！これであいつらに復讐できる！

でも、めいなは知らなかった。これが嵐の前の静かさだったのを。


「ねね？3人とも？って、聞こうとしたけど誰もいないじゃん…もしかして避けられてる？まあいつもの話か…」

ふと机を見ると、手紙があった。手紙があるときは、大体あみがめいなにバレないよう他人の悪口を書くときだった。

「そう言えばこないだ、あみはなおとしょうたがあんまり好ましくないって言ってたな…めいなと同じ状況なのかも？！」

何故かウキウキしながら手紙を読んだ。



〜めいなへ〜
最近酷いことしちゃってごめんね…。謝っても許されることじゃないけど、ちゃんと反省してることを知って欲しくて、体育館裏で3人で謝ってもいいかな？みんなの前だとやっぱり恥ずかしいし、めいなもあんまり知られたくないかなって私たちなりに考えて体育館裏にしたんだ。もし嫌だったら来なくても大丈夫。でも私たちは6限目が終わったら体育館裏で待ち続けるよ。だってあなたに謝りたいから。じゃあまたあとでね…。[バカは引っかかるww草すぎんだろww][/打消し]
〜あみ、なお、しょうたより〜

手紙の最後に何かが書いてあったけど、よくわからなかった。でも、謝ってくれるなんて、根はいいやつだな〜！めいなもはやく仲を戻したい‼︎‼︎

復讐なんてとっくに忘れていた…。