二次創作
シャングリラ・フロンティア クソゲー大好き少女、神ゲーに挑む
「あっ、コユキさん!ようやく起きた!」
「おはよー、ルーシャ。」
「さ、早く前のレーウヌさんのところに行こう!私はやくコユキさんの戦闘みてみたい!」
「うー、ちょっと待って〜。」
「早く早く!」
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裏路地に着いた。
「来たな、見習い。」
「へ?見習い?」
「お前はまだ名乗っていないから、そう呼ぶのだ。」
「あ、そっか。私はコユキです。」
「ふむ、コユキか。よろしくな。」
「さて、改めて、今から、試験を受けるか?」
「はい!受けさせていただきます!」
「よし、ついて来い。」
「は、はい!」
ついていくと、明らかに隠しエリアへの道であろう、マンホール。
「この中に入れ。」
「ルーシャ、肩に乗って、落ちないように気をつけて。」
「ひぇぇ、深くない?」
「まぁ、このハシゴを伝っていけば落ちることはないでしょ。」
そして、降りきると、謎の地下空間が広がっていた。
「今から連れてくるから待っていろ。」
いつのまにか降りてきていたレーウヌさんが、大きな扉の向こうへ行く。
そして、扉の向こう側からでてきたのは、、
[大文字][太字]巨大なイノシシ。[/太字][/大文字]
[太字][大文字][太字]ブォォォォォォォォォオ[/太字][/大文字][/太字]
「あのー、レーウヌさん?」
「なんだ?」
「まさか、これを倒せとか言いませんよね?」
「言うぞ。コイツを3分以内に倒せ。」
「3分以内⁉︎むずすぎないですか!?」
「私が見込んだお前ならいけるだろう。」
「うぅ、分かりました。戦ってみます。ルーシャ、レーウヌさんの所で待ってて。」
「分かった!コユキさん、がんばってね!!」
「よーし、やるぞーー!!」
「いくぞ、戦闘、開始!!」
「サードステップ!!そしてシージャンプ!」
走りながら跳んで、イノシシの背中が丸見えのところまで行く。
「ふっ、高速居合!」
背中にバッチリ当たるが、ダメージは少ない。そのまま、着地する。
「これで、スピード補正ついた!行くぞ!!」
[大文字][太字]「ブォォォォォォオ」[/太字][/大文字]
イノシシがものすごい勢いで突進してくる!
「シージャンプ!」
たやすく、回避すると、一瞬イノシシの動きが止まる。着地し、
「隙あり!刀乱波!シージャンプ!ネックピアス!」
イノシシの足に向けて斬撃がはなたれ、イノシシはバランスを崩す。そこを狙って、上から首に突きを入れる。
「ブォォォォ」
傷を負ったイノシシはあれ、突進の態勢に入る。しかし、突進するには時間がかかる。
「後もう一息…!サードステップ!別れの断ち!」
素早く接近して、足を切る。見事に足が切断され、バランスが大きく崩れる。
「これで最後…!シージャンプ!高速居合!!」
頭に一撃が入る。
[大文字][太字]「ブォォォォォォォォォォオ」[/太字][/大文字]
大きな鳴き声を響かせながら、イノシシは、ポリゴンとなって散った。
「やったーー!!倒した!レーウヌさん、タイムは?」
「2分48秒だ。3分をきっているから、合格だな。」
「すごいよ、コユキさん!一発合格!」
「とっても嬉しい!!」
「フッ、さて、コユキよ。お前は星祈師になる資格を手に入れた。どうする?就職するか?」
「もちろん、やらせていただきます!」
「ふっ、その息だ。では、お前に星祈師の資格をやろう。変化は自分で考えろ。」
「はいっ、ありがとうございました!!」
「それじゃあ、またな。私はこれからもあの裏路地にいるからな。聞きたいことがあれば来るといい。」
「ご親切に、ありがとうございます!では、またいつか!!」
スタコラサッサとマンホールへのハシゴをコユキは登り始めた。それを見るレーウヌは、思った。
「将来、コイツは大物になる。その時を見るのが楽しみだ。」
と。