異世界転移して冒険者たちのパーティに入った結果、メンバー達に溺愛されてます!?
私がさすがに降りると言うと、シドはしぶしぶ私を降ろした。
あたりを見渡してみる。
おお、想像通り。さすが。
ふと私の上に影がおちた。
エディだ。呆れた顔をしている。
「ルカ、勝手に一人でうろちょろしないで下さい」
「何、子供じゃないし大丈夫だよ」
「...」
「ちょっと、何で無言なの」
ひょいっとグレイさんが顔を出してきた。
「さ、二人とも。ルカの登録するからこっち来て」
「え?私も登録するんですか?」
「そうだよ」
「でも私、全く戦えないし魔法も使えないんですけど...」
「大丈夫だよ。とりあえず武闘家で登録するから」
「ちょっと待てよ、ずるいぞ。勇者にしようぜ」
不服そうなアランに、グレイさんはあきれたような視線を向ける。
「別にそんな私情は挟んでないっての...あんまり」
ギロッという効果音が聞こえるかのように、アランはグレイさんを睨んだ。
「ひえ、怖い怖い。さっさと登録しよっと」
私たちはその背中を見送る。誰も何も言わなかった。
ふいに壁に掛かっているボードが目についた。
これが噂の依頼掲示板ってやつ?
それを眺めていたら、皆がカウンターの方に移動していることに気づいた。
もう、声ぐらいかけてくれてもいいのに。
慌ててそばに駆け寄ろうとしたとき、誰かにぶつかった。
ちょっとよろける。
「ご、ごめんなさい...」
「いや、大丈夫だよ」
何て言うか...とてもナンパっぽい話し方だな。
馬鹿らしいし失礼だけど、真っ先にそれが頭に浮かんだ。
一拍遅れて相手を見上げる。
わお、鮮やかな黄緑の髪。さすが異世界...
そそくさとお礼と謝罪をのべて、私は小走りに皆の方に向かった。
ハンクの服の裾を引っ張ってみる。
「どう?」
「もう終わったよ」
「へえ、結構あっさり」
「うん。ルカは今僕たちのパーティに所属してる、F級の武闘家だね」
F級...たぶん一番下なんだよね。
「ハンクたちはどれくらいなの?」
「僕たちはA級。シドはS級」
「ふうん」
超級→特級→SS級→S級→A級→B級→C級→D級→E級→F級
...ってことらしい。
大体普通はCかDくらいなんだって。
え、じゃあハンクたちは結構凄いんだ。
その後説明を受けて外に出たら、もう夕陽が傾きはじめていた。
「もうこんな時間...皆ごめんね、付き合わせちゃって」
「いや、大丈夫だよ。それより、会わせたい奴がいるんだ」
アランの金髪がやけに輝いて見える。気のせいだけど。
「今から会うの?」
「そう。待ち合わせしてるから、行こ」
そうやってさらりと手を繋がれる。
一回り大きい、男の人の手。ちょっとゴツゴツしている。
変に緊張してしまう。そうか、でも、結婚したもんね。
...ちょっと待って。結婚したとして、どこまでするの?キス?
私の頭はずっとそれでいっぱいだった。
あたりを見渡してみる。
おお、想像通り。さすが。
ふと私の上に影がおちた。
エディだ。呆れた顔をしている。
「ルカ、勝手に一人でうろちょろしないで下さい」
「何、子供じゃないし大丈夫だよ」
「...」
「ちょっと、何で無言なの」
ひょいっとグレイさんが顔を出してきた。
「さ、二人とも。ルカの登録するからこっち来て」
「え?私も登録するんですか?」
「そうだよ」
「でも私、全く戦えないし魔法も使えないんですけど...」
「大丈夫だよ。とりあえず武闘家で登録するから」
「ちょっと待てよ、ずるいぞ。勇者にしようぜ」
不服そうなアランに、グレイさんはあきれたような視線を向ける。
「別にそんな私情は挟んでないっての...あんまり」
ギロッという効果音が聞こえるかのように、アランはグレイさんを睨んだ。
「ひえ、怖い怖い。さっさと登録しよっと」
私たちはその背中を見送る。誰も何も言わなかった。
ふいに壁に掛かっているボードが目についた。
これが噂の依頼掲示板ってやつ?
それを眺めていたら、皆がカウンターの方に移動していることに気づいた。
もう、声ぐらいかけてくれてもいいのに。
慌ててそばに駆け寄ろうとしたとき、誰かにぶつかった。
ちょっとよろける。
「ご、ごめんなさい...」
「いや、大丈夫だよ」
何て言うか...とてもナンパっぽい話し方だな。
馬鹿らしいし失礼だけど、真っ先にそれが頭に浮かんだ。
一拍遅れて相手を見上げる。
わお、鮮やかな黄緑の髪。さすが異世界...
そそくさとお礼と謝罪をのべて、私は小走りに皆の方に向かった。
ハンクの服の裾を引っ張ってみる。
「どう?」
「もう終わったよ」
「へえ、結構あっさり」
「うん。ルカは今僕たちのパーティに所属してる、F級の武闘家だね」
F級...たぶん一番下なんだよね。
「ハンクたちはどれくらいなの?」
「僕たちはA級。シドはS級」
「ふうん」
超級→特級→SS級→S級→A級→B級→C級→D級→E級→F級
...ってことらしい。
大体普通はCかDくらいなんだって。
え、じゃあハンクたちは結構凄いんだ。
その後説明を受けて外に出たら、もう夕陽が傾きはじめていた。
「もうこんな時間...皆ごめんね、付き合わせちゃって」
「いや、大丈夫だよ。それより、会わせたい奴がいるんだ」
アランの金髪がやけに輝いて見える。気のせいだけど。
「今から会うの?」
「そう。待ち合わせしてるから、行こ」
そうやってさらりと手を繋がれる。
一回り大きい、男の人の手。ちょっとゴツゴツしている。
変に緊張してしまう。そうか、でも、結婚したもんね。
...ちょっと待って。結婚したとして、どこまでするの?キス?
私の頭はずっとそれでいっぱいだった。