異世界転移して冒険者たちのパーティに入った結果、メンバー達に溺愛されてます!?
この三日間で、この世界の大体のことは分かった...と思う。結婚手続きも終わった。
ある程度の常識も手に入れた。(ドヤ)
私はちょうど近くにいたシドに話しかけた。
「ねえねえシド、明日から私外に出られるんでしょ?」
「そうだが...ルかはそんなに外に出たいのか?」
「えっ、うーん...まあずっと部屋の中だったし...」
はっ、そうだった!この世界の女の人はあんまり外に出たがらないんだった!
「シド、ごめん。やっぱり...」
「違う。ルかはそれでいいんだ」
「...ほんと?」
「ああ」
「そっか。ありがと」
「とりあえず、アランに相談してみる」
「やったぁ!楽しみ!」
いつの間にか、料理はグレイさんと私の役割になっていた。
うっ...やっぱり格好いい。エプロンが似合いすぎる。
私がデザートに苺を洗っていると、グレイさんがこちらを向いて口を開けた。
何かな?と思ったけど、察する。
ははーん、苺が欲しいんだ。
ちょっと可愛くなって笑ってしまう。グレイさんはムッとしたような顔をして、苺を持っていた私の手を掴んでくる。
「え」
グレイさんはそのまま苺を口に運んだ。
指を甘噛みまでしてくる。脳が追い付かない。
「はは、真っ赤。甘そう...」
グレイさんが舌なめずりをした。これはヤバイかもしれない。
私がそう思ったときだった。
鈍い音がした。ついでにグレイさんの呻き声も。
「!ハンク!」
何故だろう。笑ってるのに怖い。
「グレイ?分かってるよね?抜け駆けは許さないよ」
「痛い...別にルカちゃんも嫌がってなかったじゃん」
「ルカは優しいからはっきり断れないんだ」
「あん?お前に何がわかるんだよ」
「何だと?そっちこそ...」
「ちょっと二人とも!」
...はあ。全く...
「え?お家?」
私はグラタンを頬張りながら聞いた。
アランがにっこりと微笑む。
「うん。もう手配はしてあるから。明日の朝引っ越すよ」
「え!?」
「当然じゃないか。この宿にずっと泊まるわけにもいかないし」
「そうだけど...え!?」
私の困惑の声はもみくちゃにされてなかったことにされた。
新居は立地もデザインもご近所さんも最高!
さすがアラン。
ただ私の部屋のベッドが異様にでかかったのだけが気になる。考えないでおこう。
しばらくしたある日、ハンクにズボンとフードを渡された。
「何これ?フード?」
「うん。さすがにそのまま外に出るわけにはいかないしね」
「え!?外に出られるの?」
「そうだよ。嬉しい?」
私は一生懸命首を縦にふる。
「うん、とっても!ありがとう!」
「......(可愛いな...)」
「ところでどこに行くの?」
「ああ、ギルドだよ。嫌?」
ギルドって...冒険者が集まるところだよね。
「まさか!嫌なわけないよ」
「そう言うと思った」
リビングに向かうと、もう皆は集まっていた。早い...
「ごめんなさい、遅くなって」
「いや...大丈夫だ」
アランがそう言って、私の被っていたフードをさらに下げた。
「そこまで下げないといけないの?前が見えないよ」
「じゃあ俺が運んでやる」
ひょいと持ち上げられる。シドだ。目線が一気に高くなる。
何これ...このまま外に出るの!?
お姫様抱っこなんて絶対嫌、恥ずかしい!
私は身をよじった。
「どうした、怖いのか?」
「ち、ちがくて...あの...」
しまった。怖いって言ったら下ろしてもらえたかもしれないのに。
つい口ごもる。
シドがあからさまに眉を下げて、私を床に下ろした。
「...ルカは、俺のことが嫌いか?抱き上げられるのさえも嫌なのか?」
悲しそうにそんなこと言わないで!
恥ずかしい...でも...
「い、嫌...じゃない...。抱っこして」
真っ赤になりながら、私は言った。シドの方に腕を伸ばす。
シドは甘い笑みを浮かべた後、私をもう一度抱き上げた。
恥ずかしくて、シドにぎゅっと抱きつく。
一瞬動きが止まった...気がしたけどすぐに歩きだした。
どれくらい経っただろうか。
グレイさんが話しかけてきた。
「見て、ルカ」
「!ここが...ギルド!」
ある程度の常識も手に入れた。(ドヤ)
私はちょうど近くにいたシドに話しかけた。
「ねえねえシド、明日から私外に出られるんでしょ?」
「そうだが...ルかはそんなに外に出たいのか?」
「えっ、うーん...まあずっと部屋の中だったし...」
はっ、そうだった!この世界の女の人はあんまり外に出たがらないんだった!
「シド、ごめん。やっぱり...」
「違う。ルかはそれでいいんだ」
「...ほんと?」
「ああ」
「そっか。ありがと」
「とりあえず、アランに相談してみる」
「やったぁ!楽しみ!」
いつの間にか、料理はグレイさんと私の役割になっていた。
うっ...やっぱり格好いい。エプロンが似合いすぎる。
私がデザートに苺を洗っていると、グレイさんがこちらを向いて口を開けた。
何かな?と思ったけど、察する。
ははーん、苺が欲しいんだ。
ちょっと可愛くなって笑ってしまう。グレイさんはムッとしたような顔をして、苺を持っていた私の手を掴んでくる。
「え」
グレイさんはそのまま苺を口に運んだ。
指を甘噛みまでしてくる。脳が追い付かない。
「はは、真っ赤。甘そう...」
グレイさんが舌なめずりをした。これはヤバイかもしれない。
私がそう思ったときだった。
鈍い音がした。ついでにグレイさんの呻き声も。
「!ハンク!」
何故だろう。笑ってるのに怖い。
「グレイ?分かってるよね?抜け駆けは許さないよ」
「痛い...別にルカちゃんも嫌がってなかったじゃん」
「ルカは優しいからはっきり断れないんだ」
「あん?お前に何がわかるんだよ」
「何だと?そっちこそ...」
「ちょっと二人とも!」
...はあ。全く...
「え?お家?」
私はグラタンを頬張りながら聞いた。
アランがにっこりと微笑む。
「うん。もう手配はしてあるから。明日の朝引っ越すよ」
「え!?」
「当然じゃないか。この宿にずっと泊まるわけにもいかないし」
「そうだけど...え!?」
私の困惑の声はもみくちゃにされてなかったことにされた。
新居は立地もデザインもご近所さんも最高!
さすがアラン。
ただ私の部屋のベッドが異様にでかかったのだけが気になる。考えないでおこう。
しばらくしたある日、ハンクにズボンとフードを渡された。
「何これ?フード?」
「うん。さすがにそのまま外に出るわけにはいかないしね」
「え!?外に出られるの?」
「そうだよ。嬉しい?」
私は一生懸命首を縦にふる。
「うん、とっても!ありがとう!」
「......(可愛いな...)」
「ところでどこに行くの?」
「ああ、ギルドだよ。嫌?」
ギルドって...冒険者が集まるところだよね。
「まさか!嫌なわけないよ」
「そう言うと思った」
リビングに向かうと、もう皆は集まっていた。早い...
「ごめんなさい、遅くなって」
「いや...大丈夫だ」
アランがそう言って、私の被っていたフードをさらに下げた。
「そこまで下げないといけないの?前が見えないよ」
「じゃあ俺が運んでやる」
ひょいと持ち上げられる。シドだ。目線が一気に高くなる。
何これ...このまま外に出るの!?
お姫様抱っこなんて絶対嫌、恥ずかしい!
私は身をよじった。
「どうした、怖いのか?」
「ち、ちがくて...あの...」
しまった。怖いって言ったら下ろしてもらえたかもしれないのに。
つい口ごもる。
シドがあからさまに眉を下げて、私を床に下ろした。
「...ルカは、俺のことが嫌いか?抱き上げられるのさえも嫌なのか?」
悲しそうにそんなこと言わないで!
恥ずかしい...でも...
「い、嫌...じゃない...。抱っこして」
真っ赤になりながら、私は言った。シドの方に腕を伸ばす。
シドは甘い笑みを浮かべた後、私をもう一度抱き上げた。
恥ずかしくて、シドにぎゅっと抱きつく。
一瞬動きが止まった...気がしたけどすぐに歩きだした。
どれくらい経っただろうか。
グレイさんが話しかけてきた。
「見て、ルカ」
「!ここが...ギルド!」