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逆ハーです。

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異世界転移して冒険者たちのパーティに入った結果、メンバー達に溺愛されてます!?

#20

エディside

胡散臭い女。

森に迷いこんだらしい。
別の世界から来たなんて、ふざけているのか?
アランたちも、何故そんなに優しくするんだ。
女という存在が迷惑で、うんざりしていたんじゃないのか。

シドたちに説得されて、あの女と結婚することになった。
少々ムカつかないこともないが、女避けには丁度いいだろう。

結婚してくれと頭を下げられた。
皆は嬉しそうに笑っている。
まあそうだろうな。女からそんなこと言われるなんて、男の夢だろう。
......好いた女なら、その何倍も幸せだろうが。




町に降りて、宿に二人でいた時だった。

「...私でも、魔法って使えますか?」

びっくりした。
女というものは、魔法とか戦いとか、好きじゃないと思っていたのに。

「使いたいのですか?」
「はい。使ってみたいな...」

まあ、悪い気はしない。
人に魔法を教える機会なんてそうそうないし。

「魔法はイメージが大切です、目をつむって」

そう言うと、ルカは素直に私の言うことに従う。
ルカの手のひらに光が灯った。
凄く小さな光だ。
でも、立派な魔法。

「え、これって...!」
「凄いです、こんなに早く習得するなんて」
「嬉しい!ありがとう、エディ!」

跳び跳ねて喜ぶほどのことか?
いや、彼女にとってはそうなのだろう。
自分が初めて魔法を使ったときの気持ちが蘇ったような気がした。
その後も、何度か練習してやった。
ルカのテンションは上がりっぱなしだ。
...ふうん。
ちょっと可愛いじゃん。

いたずら心から、ぐいっとルカに顔を近づけた。
ルカは慌てふためく。
顔は真っ赤だ。
スキンシップに慣れてないのか?
女なのに、変な奴。

その事をアランたちに話すと、呆れたような顔をされた。
ハンクが眉をひそめる。

「大丈夫なの?そんな、女性に魔法の話なんて。あげくの果てに練習をしただって?」
「でも、ルカから言ってきたんですよ?教えてくれって」
「それは別にいいんだけどさっ」

アランが頬をふくらませた。

「俺だって何か教えてあげたい!」
「無理だろ」
「何でだよ!」
「説明が下手くそ」
「シドに言われたくねえよ!」



初めてルカとクエストに行った。
どうやらルカは戦うときに無意識で肉体強化の魔法を発動させているようだった。
それも、超強力な。
おかげでB級魔物までなら、1人でも倒せる。が、活動可能な時間は5分だ。
色々と規格外な女だ。
これが異世界の力ってやつなのか?

作者メッセージ

エディって実は結構初期から気に入ってたんですね、ルカのこと...
私も知らなかった。笑
https://firealpaca.com/get/aOOcww0X

2025/05/06 20:05

まっちゃん ID:≫ 7tcdpCk/fMi.Q
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