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逆ハーです。

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異世界転移して冒険者たちのパーティに入った結果、メンバー達に溺愛されてます!?

#18

アランside

「は?」

思っていたよりも低い声が出た。
シドが、呆れたように言う。

「冗談は止めろ、ハンク。妄想癖も直した方がいいんじゃないか」
「失礼だなぁ。妄想じゃないよ。俺、ルカに告白した」

そんな馬鹿な。告白して、OKされたって?
ルカがハンクのことを好きそうな素振りなんてなかった。

「やっぱり、何とも思ってないなんて嘘だった」

エディが吐き捨てるように言った。
何の話だ?
ハンクはエディをちらっと見た。

「嘘じゃない。あの後告白したんだ」
「...数分で、ハンクのことを好きになったということですか?」
「ちょっと強引ではあったかもね」

強引?無理やりということか?

「お前...!」

俺が声をあげると、まあまあとたしなめられた。

「落ち着いてよ。ルカは少なからず俺に好意を持っているし、俺はルカのことが大好き」

そんなことは聞いていない。

「これからルカを落とすよ。これは、そのための一歩」


その場にいられなくなって、部屋を飛び出す。
ああ、イライラする。どうしてこんなに上手くいかない。
ルカ、ルカ。

夜遅くだというのに、俺はルカの部屋に向かった。
ドンドンと、扉を叩く。
すぐに扉が開かれた。
コイツには警戒心というものが無いのか?

「あれ、アラン。どうしたの?」
「ルカはハンクが好きなのか?」

質問に質問を返してしまった。
ルカの体が固まる。
どうしてそれを?とでも言いたげだ。

「なあ、そうなのか?」
「えっ...うーん。好き...だと、思う」

顔どころか、首筋まで真っ赤だ。
悔しい。悔しい。悔しい。
勢いよく、ルカの肩を掴んだ。

「じゃあ俺は?俺のことは好きじゃない?」
「ア、アラン?アランのことは...大切だと思ってるよ」

...それは本当だろうと思う。嬉しい...が、足りない。

「ハンクはよくて、俺は駄目なのか?」
「いや...その、」

困らせてるってことは分かってる。
でもそんなこと気にしていられないんだ。

「どこが駄目なんだ?意地悪ばかり言うところ?我が儘なところ?」
「アラン...」
「直すから、頑張るから、だから、」
「ねえ、アラン」
「2番目でもいいし、ルカしか見ないし」
「アランってば!聞いて!!」

ばっと顔をあげる。
しまった...
べりっと体を引き離された。

「アラン」
「...」
「私は、アランのこと...どちらかというと、好きだよ」
「......」
「でも、その、ハンクのこともあるし、相談もしなきゃいけない」
「.........」
「だから、これから、私がそこまでしてでもアランと一緒にいたいって思えるように...してほしいな」
「!」

予想と違う返事が返ってきて、驚いて瞬きを繰り返す。
それは、つまり...

「駄目?」
「駄目じゃない!!」

手にいれてみせる。
だから、ちょっとだけ...待っていてほしい。

作者メッセージ

唇が乾燥して辛い。
ラントが全然出てきませんね。汗

2025/04/18 00:03

まっちゃん ID:≫ 7tcdpCk/fMi.Q
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